ラブライブ! ガンプラバトルフェスティバル! 〜奴を添えて〜   作:紅蒼の魔神

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やっとこさ投稿出来ます……。って、もう平成終わり!?もう令和になるの!?

とにかく、投稿するしかない……!
Are you ready?
出来てるよ……。

平成最後の投稿!紅蒼の魔神!オラオラオラオラオラオラオラァ!
これが(多分平成で)最後の投稿だぁぁぁぁぁぁ!!!


今回はオリ主は最後にしか出ません

穂乃果side

 

貼紙「音ノ木坂学院は生徒の受け入れを終了し、廃校となります」

 

穂乃果「」

 

蒼魔くんと出会った翌日、なんと蒼魔くんが音ノ木坂に!ことりちゃんがお母さんから聞いた話だと、どうやら共学化のテスト生徒として試験を受けに来たんだって!

 

でも、蒼魔くんと別れてふと見た掲示板を見たら、こんな貼紙が……。

 

海未「廃校、ですか……。流石に、私達ではどうしようもない問題ですね……。穂乃果、ことり、とりあえず今は教室へ向かいましょう」

 

ことり「うん……。でも、お母さんも何か対策を考えてるはずだと思うよ?」

 

穂乃果「」

 

海未「穂乃果?」

ことり「穂乃果ちゃん?」

 

海未side

 

廃校の貼紙を見てから穂乃果の反応がありませんね……。とりあえず声をかけましょう。

 

海未「穂乃果?返事したらどうです……か……」

 

正面に回り込みながら声をかけてみましたが……、そこで私の反応も止まってしまいました。何故なら……

 

穂乃果「」<○>Д<○>カッ

 

真っ白に色が抜け落ちながら劇画タッチで、更に気絶していたのですから……。

 

ことり「穂乃果ちゃん!?凄い顔で気絶してるよ!?」

海未「穂乃果!起きなさい穂乃果!まだ教室へ着いてすらいないのですよ!」

 

ことりと2人で揺さぶりますが、全然反応がありません……!くっ、どうすれば……!

 

???「おや?海未さんにことりさん、穂乃果さんデスね。オハヨウゴザイマス」

 

っと、この声は……。

後ろに振り向くと、去年からのクラスメイトでロシアからの留学生であるレーチェが歩いて来ました。

 

海未「レーチェ、おはようございます」

ことり「レーチェちゃん、おはよう!」

 

以前からレーチェという愛称には『〜ちゃん』などの意味が含まれているとレーチェも言っていましたが、ことりはどうしてもそう言ってしまうのです……。レーチェも苦笑いしてますね。因みに穂乃果は更に特殊で、『レーちゃん』と呼んでいます。

 

レーチェ「アハハ……。?穂乃果さん?どうしました……っ!?」

 

レーチェも穂乃果が気絶してるのが分かったのか、穂乃果の様子を見ますが……

 

レーチェ「穂乃果さん……恐ろしい人ッ!」

<○>Д<○>カッ

 

海未「レーチェ!?貴女まで何をしているのですか!?」

 

レーチェが何故か穂乃果と同じく劇画タッチになり、真っ白にはなっていませんが、似たような表情になってしまいました。というか、本当に何をしているのですか!?

 

レーチェ「( ゚д゚)ハッ!す、スミマセン……。穂乃果さんが以前読んだマンガの様な表情をしていたので思わず……」

 

私が声をかけるとレーチェは反応して戻り、返事をしてくれました。

しかし、マンガで、ですか。…………べ、別に気になったりはしてませんよ?ただ、あのような独特な表情をするのは、どのような衝撃だったのかと疑問に思っただけです。

 

ことり「海未ちゃん、それ気になってるって事だよ?」

レーチェ(海未さん、それが気になってるという事デスよ?)

海未「ことりもレーチェも同じことを言わないでください!」

ことり「え?レーチェちゃん何か言ったの?」

 

……え?ことりには聞こえてない?しかし、私には確かに聞こえましたよ!?……まさか、直接脳内に!?

 

キーンコーンカーンコーン

 

海未「はっ!?こんな事をしてる場合ではありません!もう予鈴がなってしまいました!2人とも、とにかく穂乃果を教室まで運びましょう!」

 

レーチェには後で追及しますが、教室まで穂乃果を運ぶのが先決です!

 

 

時間は進み、お昼休みになりましたが、穂乃果はフリーズしたままでした。先生方も穂乃果を見て

 

先生「高坂さん……恐ろしいコ!」<○>Д<○>カッ

 

と、レーチェと同じ反応をしていました。この状態の穂乃果は気絶しているため、授業は出席になってもノートを取ってないのでことり、レーチェと協力して穂乃果の分の午前の授業のノートを取りました。……先生方の反応はスルーします。だって、3人もの先生が揃って同じく反応をするのですから。

 

因みに、保健室へ運ぶという案は却下しました。どうせお昼になれば覚醒してパンへ飛びつきますので。

 

そして時間は昼休みへ〜

 

キーンコーンカーンコーン……

穂乃果「ハッ!?( ゚д゚)」

 

お昼休みのチャイムが鳴ると同時に、やはり穂乃果は覚醒しました。恐らく記憶は曖昧でしょうが。

 

海未「起きましたか。記憶は大丈夫ですか?」

ことり「休み時間に海未ちゃんが『どうせお昼になれば覚醒します』って言ってたけど、本当に起きたね……」

穂乃果「はぇ?えーっと……今日起きて、海未ちゃんとことりちゃんと登校して、校門で蒼魔くんと出会って……あれ?教室に入った記憶が無いよ?」

 

おや?どうやら今日の朝の事は、恐らくはあの貼り紙を見る前までは覚えてるのですね。

 

海未「そこまでは覚えてるのですね。その後に貼紙を見た穂乃果は昼になる今の今まで気絶してたのですよ」

穂乃果「うぇ!?気絶!?」

ことり「穂乃果ちゃん、あの廃校するって貼紙を見てからずっと気絶してたんだよ?」

穂乃果「は、廃校……」

 

直ぐに廃校になる訳では無いのですが、穂乃果はちょっと頭が弱いところがあります。なので……

 

穂乃果「廃校ってことは、別の学校に移るんだよね!?試験とかどうしよう!?」

 

と、分かりやすくアタフタします。ですが、それは有り得ませんよ。

 

海未「穂乃果、あの貼紙には直ぐに廃校になるなんて一言も書いてません。正確には『生徒の受け入れを終了し、現在在籍している1年生が卒業後廃校となる』です。なので、他の学校へ移る必要はありませんし、編入試験をすることもありません。た・だ・し!赤点を取ったり、留年してしまったりしたら、その限りではありませんので、そこだけは注意するように」

穂乃果「は、はい……」

 

説教はこの辺りでよいでしょう。そろそろ昼食にしなければ、ですね。ですがその前に……。

 

海未「穂乃果、とりあえず説教はここまでですが、後でレーチェにお礼を言っておきなさい。ことりと私とレーチェとで貴女を教室へ運んだので。因みにレーチェは既に購買へ向かってますよ」

穂乃果「そ、そうなの!?私も早く購買行かなきゃ!」

 

そう言った穂乃果は直ぐに席を立ち、購買へ走り出して行きました。それを見て軽く溜息をすると、1人のクラスメイトが近付いて来ました。

 

???「高坂さん、気がついたみたいだね」

海未「夕霧さん。ええ、穂乃果は昔からご飯の時間には必ず起きていたので…」

 

夕霧 咲良(ゆうぎり さくら)。クラスの委員長で、私と同じくらいの長さの髪とことりや、もしかしたら生徒会長と同じくらいの胸を持つ誰とでも打ち解けやすいクラスメイトです。(胸を少しでも分けて欲しい……妬ましい……)

 

咲良「(ゾクッ!)っ!?」

ことり「咲良ちゃん?どうしたの?」

咲良「え?いや、何か……一瞬寒気が……」

 

おっと、少し漏れ出てしまいましたか。とにかく、彼女も穂乃果を心配してくれていました。そのまま私、ことり、咲良の3人で先に昼食をとる事になりました。

 

海未「しかし、穂乃果のことです。また突然の提案をしてきて、私達を巻き込むのは間違いありません」

ことり「そのどれもが楽しかったり、大変だったよね。特に、ガンプラは昔から色んな機体を作ってたよね」

咲良「昔から?それって、今のガンプラの規格になる前からってこと?」

 

ガンプラの規格。今現在主流になっているハイグレード(HG)、マスターグレード(MG)、パーフェクトグレード(PG)、そしてHGサイズにMGもしくはPG並の細かさを持たせることが可能になったリアルグレード(RG)と区分けされ、販売されていますが、昔には肘から先や膝から下、腰などが動かない古いタイプのガンプラもありました。私達は穂乃果に誘われ、そのガンプラを作り、現在まで大切にショーケースに保管しています。

 

海未「ええ。今のガンプラと比較すると、ポージングや塗装が単純ですが、ランナーが少なく作りやすいタイプです」

ことり「その時の規格も、HGとかじゃなくて1/144とか1/100って数字で表示されてたね。今じゃすっかり見なくなったけど、私達が作ったのは今も大切に飾ってるよ」

咲良「ほへー……。私は今の規格しか知らないから、そういう話を聞くと、凄い歴史があるって感じるよ」

 

私達が幼稚園に居た頃から絶版モノなので、このご時世に所持してる方が珍しいと、私は思いますが……。私達が手に入れた時も残りわずかでしたし。良く考えれば、よく3個とも私達が購入できましたね……。

 

穂乃果「ただいまー!」

 

おや、穂乃果が戻ってきましたね。しかし、レーチェとは会わなかったのでしょうか?穂乃果1人しかいませんね。

 

海未「穂乃果?レーチェとは合わなかったのですか?」

穂乃果「ほぇ?レーちゃんとは合わなかったよ?蒼魔くんが学校を出るのは見たけど」

咲良「蒼魔くんって、もしかして今朝校門で理事長と話していた男の人?」

穂乃果「そうだよ!あ!」

 

なんでしょう?穂乃果が大事なことを思い出したように声を上げて、私をジト目で見てます。……って、私ですか?

 

海未「ほ、穂乃果?なんですかその目は?」

穂乃果「そう言えば昨日、海未ちゃん蒼魔くんから逃げたよね?今朝も校門で会ってたのに謝ってもいなかったし」

ことり「あ、そうだったね。海未ちゃんが走って行っちゃったから、私達で謝ったけど、ちゃんと海未ちゃんからも謝らないとダメだよ?蒼魔くんも少し困ったような顔してたし」

 

ドスドスドスッ!

 

わ、私の心にクリティカルストライク……!で、ですが……っ!

 

海未「だとしても、いきなりあんなことされては……!ハレンチです!」

咲良「???」

穂乃果「あー、咲良ちゃん。海未ちゃんね、昨日蒼魔くんにー」

海未「穂乃果!言わなくていいです!謝りますから言わないで下さい!」

 

アレを広められたら私は生きていけません!主に羞恥心で!

 

穂乃果「じゃあ蒼魔くんに謝りに行こう!」

ことり「あ!」

海未「今度はことりですか……。今度は何ですか?」

ことり「蒼魔くんがどこにいるか、分からない……」

ほのうみ「あ」

 

そ、そうでした……!昨日今日と何回か会ってはいましたが、私達は誰一人として彼の連絡先や住所を知ってはいません!穂乃果の言葉から、既に学園を離れているのでしょうし、どこに出没するかも不明……!ぐぬぬ……。

 

穂乃果「昨日あの後にウチに来て和菓子をたくさん買ってたから、多分今日は来ないかも……」

 

ふむ……。しかし、この辺りで和菓子屋はそう多くはありませんし、『穂むら』程和菓子が美味しいということも私の主観ですが、あまりありません。そういうことを考えるなら、穂乃果の家なら可能性はありそうですね。それに、

 

海未「男性の食欲を甘く見てはいけませんよ穂乃果。もしかしたら既に食べ終えてまた買いに来るという可能性もあります」

咲良「そんなマンガみたいな……」

ことり「そうだよ。それに、ここに編入するってお母さんから聞いたから、どこかに呼んで謝るっていうのもあるよ?」

 

咲良「へ、編入!?あれ?音ノ木坂って女子校だよね?大丈夫なの?」

ことり「なんでも、廃校対策の案に『共学化』があって、そのテスト生として編入させてみるって話だよ。でも編入試験で合格出来なかったら勿論編入出来ないって」

咲良「な、なるほど……」

 

レーチェ「すみません、遅れまシタ」

 

やっとレーチェが戻ってきましたね。しかし、時間が結構経っているのでは?

 

穂乃果「あ!レーちゃん!朝はゴメンね!」

レーチェ「穂乃果さん!目が覚めたんですネ!良かったです……。それと、気にしないで下サイ。私も以前助けてもらったので、恩返しです」

 

そう言えば、レーチェは入学式の時に迷っていたのを私達(主に穂乃果)が見つけて、一緒に体育館へ行ったのでした。

 

穂乃果「ところでレーちゃん、購買に行ったんじゃなかったの?」

レーチェ「あ、ハイ。購買でご飯を買った後、ちょっと人にぶつかってしまいまして……」

海未「本当ですか?怪我とか、ご飯が潰れたりとかはしてませんか?」

レーチェ「大丈夫です!蒼魔さん、ガンダムや日本の歴史に詳しいらしく、今度教えてくれるって言って頭を撫でられました」

 

……はい?

 

穂乃果「蒼魔くんに会ったの!?」

レーチェ「ハイ!とっても親切で、なんというか、お兄さんって感じでした!」

海未「どこかに行くとか、そういったことは言ってませんでしたか?」

レーチェ「そういうのは無かったですね……。でも、編入すると言ってましたので、また会えますよ!」

ことり「やっぱり穂乃果ちゃんの家に来るのを待った方がいいかな?ガンプラを作って、来てたらラッキー!って」

 

やはりそれが可能性がありますよね。しかし、あの壁から出てきたことはどうにかして知りたいです。科学技術が発展したこの御時世、魔法やら異世界の技術やら言われてもあまり信じられませんが……。

 

レーチェ「穂乃果さんの家……『穂むら』ですか!?私も御一緒して良いですか!?」

穂乃果「レーちゃんも?勿論良いよ!咲良ちゃんも来る?」

咲良「私も?いいの?」

穂乃果「うん!私達のガンプラが他の人から見た感想も欲しいって思ってたんだ!」

海未「それは良いですね。先程の話にあった『以前のタイプのガンプラ』の実物も見せられますし」

咲良「んー、分かったよ。放課後、クラス委員の仕事が終わってから行くね」

 

と、今日の予定を立てていると……

 

キーンコーンカーンコーン

 

穂乃果「うぇっ!?もうそんな時間なの!?まだあんまり食べてないよ!」

レーチェ「わ、私もデス!急ぎましょう!」

 

と予鈴が鳴り、穂乃果とレーチェが急いで食べ始めましたが……

 

咲良「ふ、2人ともそんなに急ぐと詰まらせるよ?」

穂乃果「ほぇ?ングッ!?」

レーチェ「ッー!ンンー!?」

 

ことり「2人とも落ち着いて!はい、お茶を飲んで」

 

案の定喉を詰まらせましたね。そこにすかさずことりがお茶を渡したので事なきを得ました。私達は既に食べ終えている上に予鈴も鳴ったので、急ぐのも仕方ないですね。

 

因みに2人とも時間までに食べきり、午後の授業にはしっかり間に合いました。

 

そして放課後

 

咲良「それじゃあ私は仕事が終わったら、一旦家に帰って、少し準備してから『穂むら』に向かうね」

レーチェ「私も、特に予定はないですが、ガンプラを取りに1度帰ります」

 

そう言って咲良は書類を纏めだし、レーチェはガンプラを取りに行くために帰路につきました。私達も一旦集合し、

 

海未「では、私も今日は部活はありませんのでこのまま穂乃果の家に行けますね」

ことり「じゃあすぐにでも行こっか?咲良ちゃんを待ってて邪魔しちゃったら悪いし」

穂乃果「そうだね。というか、レーちゃんが早く来て、私達がいないーってなりそうだね」

 

そのまま満場一致で穂乃果の家へ行くこととなりました。

 

理事長「ことり達、まだいたのね。今から穂乃果ちゃんの家に行くの?」

 

そして教室を出た瞬間にことりのお母様である理事長に声をかけられました。「まだいたのね」ということは、私達に何か用があったのでしょうか?

 

ことり「お母さん?うん、今から穂乃果ちゃんのお家に行って、ガンプラの調整とかしようと思ってたの。後から咲良ちゃんとレーチェちゃんも来るの」

理事長「成程……。うーん、それは邪魔しちゃ悪いわね。ちょっと貴女達に頼みたい事があったけど……」

海未「頼みたい事、ですか?」

穂乃果「それって、今日中に済ます方が良いんですか?」

 

急ぎの用件であれば、教室の咲良には直接、既に帰宅したレーチェにはメールで連絡を入れねばなりません。穂乃果の質問のように、今日でなければならないのでしょうか?

 

理事長「あぁ、いえ。別に今日中でなければならないという訳ではないわ。でも、やっぱり早めの方が良いものでもあるわね」

ことほのうみ「???」

理事長「実はね、3人にガンプラバトルのテストをして貰いたいの」

 

ガンプラバトルのテスト?何故いきなりバトルシステムの話に?

 

海未「以前バトルシステムの業者が入るから、暫く使えないと集会で言っていたハズでは?」

理事長「思いの外早くに終わったのよ。で、後は実際にバトルシステムを使って正常に稼働出来るかのテストが残ってるの。残ってる項目は、プレイヤー同士の通信会話やベースを使用したガンプラの認識、オンラインバトルとオフラインバトルといった本当の勝負関連ね」

穂乃果「でも何で私達に?早めに使えるのは嬉しいけど、かなり気になるよ」

理事長「有り体に言っちゃえば、ことり達だから私も気楽に頼めるのと、紅神くんと関わったから、かしら?」

 

彼と、関わったから?それはどういうことでしょうか?

 

ことり「蒼魔くんと?」

理事長「ええ。この学校で彼と一番長く関わったのは現状貴女達。それと、彼にシステムの調整を手伝ってもらったから、後は複数人のテストプレイが必要なの。彼と合わせても問題無さそうと思ってたの。別に今月中にテスト出来ればいいから、貴女達の予定が丁度いい日を教えてね」

穂乃果「つまり……、先にガンプラバトルが出来るの!?」

 

気が付いたらホイホイと話が進んでいってしまいました……。

 

理事長「そういうことになるわね。っと、引き止めた私が言うのもなんだけど、早く行かないと約束に遅れちゃうわよ?」

 

そう言って理事長が指さした先には、既にクラス委員の仕事を終え、鞄を持って帰ろうとしている夕霧さんの姿が。理事長、少し話が長かったのでは?

 

穂乃果「ほ、ホントだ!ことりちゃん、海未ちゃん!早く行こう!ことりちゃんのお母さん、返事はまた今度で!」

ことり「穂乃果ちゃん、廊下は走っちゃダメだよ!お母さん、また後でね!」

海未「返事はまだ未定ですが、失礼します」

 

廊下を走り出そうとした穂乃果をことりが窘め、私もその後をついて行きます。ことりまで走り出さないよう、要注意ですね。

 

〜『穂むら』〜

 

穂乃果「ただいまー!」

海未&ことり「お邪魔します」

 

帰り道、特にこれといって慌ただしいことも無く『穂むら』に到着しました。穂乃果の後に私達も入ると、赤い上着を着ている男性が食事スペースで羊羹を食べようとしています。穂乃果もそれに気付き……

 

穂乃果「あれ?お客さん……って蒼魔くんだ!また来てたんだね!」

蒼魔「(むぐむぐ……ゴクン)ああ。ちょっと昼に飯を食い損ねてな。休憩がてら、ここの和菓子を食べに来た」

 

紅神くんでした……。何故今日も来ているのですか!




という訳で、最新話投稿でした。前書きの茶番、本文と読んでいただき、ありがとうございます。令和になっても、当方の作品とハーメルンをお楽しみ頂けますよう……。

さて、唐突ですが、新コーナーを始めたいと思います。題して『蒼魔の教えるM.S.G.』!!

蒼魔「なんだ作者。唐突に新コーナーか?ってM.S.G.の解説か?」
ラブライブ、ビルドファイターズを知っててもM.S.G.って何ぞ?という方や今後に必要な事ですよ。因みにM.S.G.とは「モデリング・サポート・グッズ」の略称で、コトブキヤ様より販売されている、オリジナルのカスタムパーツ群のこと。本来は同社の販売商品である『フレームアームズ』、『フレームアームズ・ガール』、『ヘキサギア』、『メガミデバイス』などにカスタマイズして付ける物だけど、ガンプラと規格が同じだから流用できるんだ。凄まじい自由度を誇り、M.S.G.だけで支援機を作ったりする事もできる。

蒼魔「ふぅん……。最初の紹介は何だ?」
それはコチラ、『ヘヴィウェポンユニット・ユナイトソード』です。

蒼魔「ユナイトソードは文字通り結合(ユナイト)するデカい片刃の剣だ。峰の方にも小型……と言ってもストライクのアーマーシュナイダーとかより大きいが、コンバットナイフが3本着いている。他にも刃の途中から分割する事でショートソード&アックスに分割も出来るため、大振りの高威力の攻撃も、小振りでスキの少ない攻撃もこなせる。ただし、よく状況を見ないと対処されるな。また、このユナイトソードを2つ使うことで両刃にすることも出来るが、その分スキも大きくなる。また、稼働ギミックもあるが……、折り畳めるものだが180度も稼働しないため、収納には向いてないな。個人的には二方向からの攻撃の迎撃に使えそうだと思ってる。また、3mm穴であるため、ガンプラとの相性は悪くない。少し改造を施してワイヤーをつければ、バルバトスルプスレクスのテイルブレードみたいな事も出来そうだ」

これらM.S.G.だけでもイマジネーション1つで無限のカスタマイズが出来るので、本作で導入してみています。今後も不定期更新かつ亀更新ですが、見守って頂けると幸いです。

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