IS×仮面ライダー鎧武 紫の世捨て人(完結)   作:神羅の霊廟

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 ようやく主人公が変身します!


第3話 新タナ友人ト武者ノベルト

 三人称side

 

 篠ノ之家との相談の結果、牙也は篠ノ之家に居候することになった。しかし、ただ居候させてもらうだけなのは失礼だと、牙也は篠ノ之神社の手伝いを申し出た。最初は「娘の恩人にそんなことさせる訳にはいかない」と言っていた束達の両親も、牙也の説得の前に遂に折れ、週3日という条件を付けてこれに応じた。牙也は昼は神社の手伝いをし、夜は篠ノ之家の地下にある束専用ラボで束達とIS開発に力を注ぐ生活をしていた。

 

 

 

 

 

 そんなある日、この日は神社の手伝いが休みなので牙也は朝から束達とIS開発に勤しんでいた。すると、

 

 

 ♪~~~♪~~~♪~~~

 

 

 ラボに音楽が流れ始めた。

 

 束「あっ、いっくんからの通信だ」

 

 束はそう言うとラボのモニターの電源を入れ、どこかと通信を始めた。しばらくすると、

 

 

 ??『もしもし束さん、聞こえる?』

 ??『束様、聞こえますでしょうか?』

 

 モニターに、二人の少年少女が映った。

 

 束「もすもすひねもす、みんなのアイドル束さんだよ~~!いっくん、クロちゃん、元気~~~?」

 

 いつも通りのテンションで、二人に接する束。

 

 箒「一夏、クロエ、元気にしているか?」

 

 こちらもまたいつも通りに話す箒。おそらく知り合いだろうと牙也は予想した。

 

 クロエ『はい、私は元気です。束様も箒様もお変わりないようで何よりです』

 一夏『おう、こっちも元気でやってるぜ!って、束さん。隣にいるのは誰なんだ?』

 

 一夏は束の隣の少年について束に問いかけた。

 

 束「ん~、この子は牙君って言って、今こっちのラボでの開発を手伝ってもらってるの」

 牙也「はじめまして、雷牙也と言います。世間では僕は死んだ存在なので、今は紫野牙也と名乗ってます」

 一夏『牙也って言うのか。俺は織斑一夏。気軽に一夏って呼んでくれ』

 クロエ『私は束様の従者で、クロエ・クロニクルと言います。束様がお世話になっております』

 牙也「よろしくお願いいたします。一夏さん、クロエさん」

 箒「ところで一夏、わざわざここに通信を入れてくるとは、何かあったのか?」

 箒は一夏に問いかけた。

 

 

 一夏『ああ、実はそっちのラボの近くで妙な反応を見つけたんだ』

 箒「妙な反応?なんなんだ?」

 クロエ『調べてみたところ、どうやら歪みのようなものが発生しているようです。その歪みの形がとっても奇妙で……』

 束「奇妙?クロちゃん、それどんな形なの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 クロエ『その見た目ですが…………何故かジッパーが開いたような形をしているのです』

 

 

 

 

 

 

 

 

 牙也「その場所、どこですか?」

 牙也は思わずクロエに問いかけた。

 クロエ『え?』

 牙也「その歪みが発生している場所は、どこですか?」

 クロエ『え、えっと、篠ノ之神社の鳥居の近く――――』

 

 

 

 それを聞くが早いか、牙也はラボを飛び出していた。

 

 

 箒「牙也!?」

 その後を箒が慌てて追い掛けていった。

 

 束「ち、ちょっと二人とも!?~ああ、もうっ!いっくん、私二人を追い掛けるから、一端通信切るね!また連絡するから!」

 一夏『え!?ちょっと束さ――――』

 

 そうして束もまた、試作無人IS『ゴーレム』を一機連れて二人を追い掛けていった。

 

 

 

 三人称side end

 

 

 

 

 

 

 牙也side

 

 僕は急いでそのジッパー形の歪みがあると言う鳥居に向かった。するとそこには――

 

 

 

 この世のどこにも生息していないであろう怪物が出現していた。

 

 

 

 「下級インベスのみか。数は5~6匹。これくらいなら!」

 

 

 僕は懐から『戦極ドライバー』と『ブルーベリーロックシード』を取り出した。そしてドライバーを腰に装着し、ロックシードを解錠した。

 

 

 

 《ブルーベリー》

 

 

 すると、僕の頭上に丸い形の歪み――クラックという――が現れ、そこから巨大なブルーベリーがゆっくりと降ってきた。僕は慌てずにロックシードをドライバーに装着した。

 

 

 

 《ロック・オン!》

 

 

 すると、ドライバーから法螺貝の音が流れてきた。そして、ドライバーの右側についている小刀『カッティングブレード』を下から上に上げるようにして動かし、ロックシードを切りながら叫んだ。

 

 

 

 

 

 「…………変身!」

 

 

 

 

 《ソイヤッ!ブルーベリーアームズ!侵食者・Hell・Stage!》

 

 

 

 

 

 

 その音声と同時に、僕の体は血のように赤いスーツで覆われ、頭には巨大ブルーベリーがはまり、鎧となって展開された。そして完全に展開された時、その手には薙刀『紫炎』が握られていた。

 

 

 

 

 「……………………………フッ!」

 

 

 

 

 僕は小さく呼吸すると、怪物に向かって駆けていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 牙也side end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 次回は戦闘とアーマードライダーの説明を牙也がします。
 お楽しみに!
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