誰か教えてくださいー……
と、いうことで春雨から切り込んでいきたいと
思ってまーす。
感想、評価、待ってます‼
「オメーさん、名はなんてんだい?」
名……どうしようか。
別にいいか、言っても。
「
「そうか鳳蝶か」
スタスタあるきながらおじさまは喋る。
「鳳蝶サンよ、春雨ってぇのは聞いたことあるかい?」
「ええ、小耳に挟むぐらいならあります」
宇宙海賊春雨。
言われずとも分かる。
間もなく船が出航いたします、とアナウンスが流れた。
間もなく出航するだろう。
まわりは人がどんどん少なくなっていき、
代わりに天人が増えていく。
「俺ら宇宙海賊はな、常に命狙われているもんだよ」
「大変どすなぁ」
これは……。
気づかれたか……。
殺気が強まっていく。
……来る……!
「あぁ大変だぜ、おまえさんの上に伝えといてくれんかね」
ドガァッン
地面が削れた。
間一髪で避けたがそれでも袖が少し破れた。
「何にも小娘一匹差し向けなくてもいいじゃないかってなぁ」
第2波が来る……
避けえれてはいるが反撃のすきが見つからない。
「てめぇが生きて帰れたらの話だがなぁ?」
このままじゃ埒が明かない。
頭上に振り下ろされた傘を刀で止める。
やっぱり夜兎の力は並々ならない。
押されかけ始めているのが分かる。
攻撃の一発が一発が強い。
「阿伏兎ぉ、なんだか楽しそうな事やってるじゃん!なんで呼んでくれないのさ?」
なんかさっきからピンク色の頭が視界にチラついているが今はそれどころじゃあない。
「コレのどこが楽しそうなんだこのスットコドッコイ!」
このまま避け続けるのは相当難しい。
体力の差は一目瞭然だ。
「さっさとやっちまいなよ阿伏兎。晋助が呼んでたよ」
のんきな声でピンク色の頭は揺れる。
……いらつく。
「団長よぉ、俺は殺るのは得意でも生け捕りは苦手なんだよ」
あら、私と同じじゃあないの。奇遇だね。
とか言ってる場合じゃないのは分かっている。
喋ってる空きにクナイを命中させる。
勝算はだたひとつ……
「おいおい、まじでやんのかよ。おじさんの我慢も限界があるんだぜ?」
操縦室を乗っ取る。
それまでに敵は多いかもしれないがこいつらのような化け物よりは断然マシだろう。
ていうかこっちだってそろそろ限界だ。
煙弾幕を立て続けにぶつけて少しの間体を休める。
阿伏兎は今煙で目が開かないはずだ。
なんでこうなった……
やはり港でやっとけば良かったか。
船はもうとっくに出航している。
このまま続けても意味はないだろう。
身体もおそらく持たない。
現に今脇腹から血が溢れている。
よし、もう行こうこのまま煙の中を走りぬ……
「つーかまえたー!」
後ろからガシッと首に腕を回される。
ちっ、あのピンク頭か……すっかり忘れていた。
いつの間にか後ろに回っていたのか。
どんどん腕の力が増していき、首を締められる。
クナイで腕をぶっ刺してもびくともしない。
ここまでか……また羽月姉様に怒られるよ……
殺すなよ、という阿伏兎の声が遠くに聞こえる。
「じゃっまたね!」
それを最後に、完全に意識が暗闇に包まれた。