誰も死なない聖杯戦争   作:光山ファーれない

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お気に入りってところが二になってました。
嬉しかったです。次は感想貰えるよう頑張ろ。



キャラ崩壊かもしれない


勝利条件

 一同は思う。ここはどこかと。

 真っ黒の空間。七名の人間の真ん中で、宙に浮かぶ一人の少女。

 ロードエルメロイ二世と遠坂凛は、数々の試練を乗り越えた経験から来る予測で、確信する、聖杯戦争だと。

「凛、敵の罠かもしれない、警戒しろ!」

 ロードエルメロイ二世は、自分と凛以外全てを警戒する。

「あなた、誰よ?偉そうにも程があるわよ」

「へ?」

 弟子たちが聞くと、馬鹿にされそうな声をだしてしまっている。

「な、なにを言っているんだ。私はお前の師匠の、ロードエルメロイ二世だ!」

「私には、師匠なんていないわよ。強いて言えばお父様かしら」

 ロードエルメロイ二世は、この状況がなんなのか、考え、話すのを止めた。

「あなたたちには、聖杯戦争をしてもらいます」

 ひときわ違和感のある、七人の真ん中で浮いてる少女が話す。

「聖杯は解体したはず」

 ロードエルメロイ二世が反論するが、少女は答えない、ただ、一言。

「一切の質問は、受け付けません。聖杯戦争を降りることも許しません」

 ガンド――北欧神話に登場する魔術のひとつ。強力なものをフィンの一撃と呼ぶ、凛もそのレベルに到達している。

 凛が放った、ガンドは、少女をすり抜ける。それを確認した、凛が半分自棄になり、さらに数発撃つが、全て当たらない、すり抜ける。

「我に攻撃は無駄だ。話を続ける。あなたたち七人には、私が用意した、作られた世界で聖杯戦争をしてもらう」

「勝手なこと言ってないで、元の場所に返してよ!」

 この空間で一番幼い女の子。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンが、涙混じりの目で少女を睨む。

「元の世界に戻る方法は一つ。聖杯戦争で勝利すること。勝利条件は、自分以外の参加者を殺す。参加者はここにいる、七名。では、死なないように頑張ってくれたまえ」

 ちょっと待って、なんで、お前は誰だ、それを声に出す前に、七名は、消える。

 

「はぁ~あれで良かったのかな。言葉遣いとか、変じゃななかった?」

 七人が消えた空間で、少女は一人のサーヴァントに喋りかける。

「あのくらい、やらないとだめですよ」

「でも、心配だな、いつもみたいにならないといいけど」

 少女は空中で寝転びながら、失敗したかもと不安になる。

「彼らなら、大丈夫でしょ。いつもみたいにならないように、私が厳密に選んだのですから」

「なら、大丈夫か」

「はい」

「あ、そういえば、ルール説明ちゃんとやってくれてる?」

 聖杯戦争に幾つかのルールを設定してある。

「はい……もちろん今頃は」

 裏がありそうに、笑いながら答える。

「良い、聖杯戦争になればいいですね……」

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