活動報告にて、コミュニケーション回の相手を募集しております。
一番多かった方がコミュニケーション回の相手になる予定ですが、選んでくださる方が居なかった場合には私が選ばせていただきます。
『ギフトゲーム名“五帝五竜王の試練”
プレイヤー
アゼル=フォード
月下 夜影
首塚 一角
薬屋 カルタ
・クリア報酬
【五帝五竜王】への挑戦or決闘する権利
・クリア条件
各々の竜王が放つ一撃に耐える
・敗北条件
【五帝五竜王】の一撃で戦闘不能になる
宣誓 誇りと御旗と主催者の名の下にギフトゲームを開催します。
“五帝五竜王”印』
一角から手渡された“ギアスロール”を読んでみたが、意味側からねぇ。
「一角。どういうことか説明しろや」
「面白そうだったから受けてきた。後悔も反省もしてねぇ」
一角ぅ、ちょっと頭出せや。
その頭を斬り飛ばしてやッから、カリバーでちょんぱしてやっから頭出せや。
「良いのじゃないか?
ワシらは少数精鋭の組織じゃッたから、戦力が増えるに越したことはないぞ」
「そういうもんだいじゃねぇよ!
…………カルタはどうすんだよ。守れんのか?」
「大丈夫だ。
勝ち抜き方式だからな、お前とボスが勝ち抜けば問題ねぇ。それに、俺も居るからな。殆ど確実に大丈夫だろうよ」
【五帝五竜王】ってのは日本版【八大竜王】のようなもんだったはずだぞ。
そう簡単に巧くことが運ぶもんかねぇ。
俺は火力なら有るんだが、装甲がトイレットペーパー並みに脆いんだぞ。まあ、受けに全リソースを割り振ればギリギリオーフィスの一撃を防げるかどうかってとこだからなぁ、【五帝五竜王】の攻撃も耐えられると思うんだが……………
全て耐えられるかはわからねぇな。各々が三大天龍並みの実力だと仮定して、各々が最高の一撃を放つのか、最弱の一撃を放つのかがわからねぇ。だが、どちらにしろ俺は自分に出来ることをやるだけだ。
******
眼前に聳え立つ赤・青・黄・黒・白の山々。
否。山ではなく巨大な躯を持つ龍の王。それが、アザゼルや夜影たちの前に在る巨大な山の正体である。
赤帝赤竜王。
摩擦のような僅かな熱から、太陽のような灼熱までの熱と触れるもの全てを灰塵と化す焔を司り、一息で広大な泉を蒸発させる火焔龍の王。
青帝青竜王。
大気中の微量に存在する僅かな水蒸気から、大海原に至るまでの水と近づくもの全てを凍てつかせる氷を司り、活火山すら一瞬で鎮火させる水龍の王。
黒帝黒龍王。
日陰のような僅かな闇から、眼前に置いた指すらも見えない無光の暗黒までの闇と自分より弱い脆弱な存在全てを平伏させる重力を司り、如何なる大空の生物とて一睨みで地に落とす黒龍の王。
白帝白竜王。
蛍のような僅かな光から、視る者全ての目を焼き潰す極光までの光と自分と同質量までのモノ全てを引き寄せ、引き離す斥力を司り、如何に重い生物だろうと紙屑のように吹き飛ばし、叩き付ける白龍の王。
黄帝黄竜王。
砂浜に在るような僅かな砂から、地殻といった広大にして膨大な大地と触れるもの全てを切り刻む鋼を司り、その巨大な尾を一凪ぎすれば、山すらも二つに割れ、振り下ろせば底の見えない深遠の谷を作り出す地龍の王。
それらを目の前に見据えたアザゼルは、何かを諦めたように目を伏せ、発言する。
「おめぇらよぉ、俺がちっとばっか無茶するから帰ってろ。大丈夫だ、死にはしねぇ。だが、しばらく動けなくなるかも知れねぇから、そこら辺は気にすんなよ」
「ワシらが足出纏いとでも?」
「少なくとも、おめぇらじゃ目の前のデカブツにゃかてねぇよ」
「おヌシなら勝てるとでも言うつもりか? ワシと対峙したときの実力が全てではなかったと言いたいのか?」
「御名答。つっても、あのとき出せる本気は出してたがな。
後先考えずに、回りの被害を気にせずにヤるのはあの場所で、あの状況では無理だったんだよ」
「…………そうか。死ぬでないぞ」
「大分前にそれを言われて生き残ったのを忘れたか?」
「そうじゃな。では、ワシらは行くぞ」
「嗚呼。さっさと行けよ」
『話は済んだか?』
「ああ。お陰様でな」
『…………そうか。我らの一撃を耐えたのならば、我らを奴属させる機会をやろう。
しかし、その時は覚悟せよ。我らが本気で殺しに掛かるであろう。それに勝利することが出来たのならば、我らを従えるが良い』
「………そうかよ。それじゃあ、始めっぞ」
******
凸凹の大地。燃え盛る木々。煮えたぎる溶岩。地層を穿ち、大地から顔を覗かせる鋼鉄の矛。圧し折れた木々。大地に突き刺さる木々。
これら全てが闘いの余波で、流れ弾で巻き起こった惨状である。
そして、闇を掌に象ったようなモノによって闇の大地に吸収される首を刈られた五体の龍。
漆黒の騎士甲冑を身に付けた姿とは不釣り合いの、金が張られ、漆が塗られた黒い鞘に納刀してある、禍々しい気配を漂わせている日本刀を持った、虹色の翼を10対生やした男の姿。
「ありがとな、村正。おめぇのお陰でコイツら隷属させられたわ。やっぱりお前の能力は最高だぜ」
『誉めるな。誉めても何も出はしないぞ。まあ、五帝五竜王は出てくるがな』
「良いんだよ。俺が言いてぇだけだからな」
『そ、そうか………。では、礼として、今度手入れを頼めるか?』
「わかったよ。念入りに手入れしてやるから覚悟しとけよ」
『優しく、丁寧に頼むぞ』
「はいはい。心得ておりますよ」
刀とじゃれ合う三十代後半の男。通報されても可笑しくはない。しかし、じゃれ合ってる刀が何の意思も持たない普通の刀ならば通報五秒前だが、意思を持っているならばコミュニケーションと言える。多分。
「そんじゃあ、頼むわ」
『心得た』
了承と共に発光を始めた妖刀は、五つの光を鍔から出現させた。
その光は徐々に人形を為していき、遂にはヒトとなった。
「お前ら、此れからよろしくな」
クロスオーバーの予告。
ダンまちにアザゼルさんを突っ込んで、アザゼルさん本人の強化を行いたいと思います。
問題児シリーズでは、主に堕天使勢力を行う予定ですが、ダンまちの世界ではアザゼルさんをlevel10まで高速(独自設定増々)であげる予定なので、ストーリー本編とは関わりません。
なので、そこら辺を期待している方は、残念ながら御愁傷様です(?)