今回はオリ回です。オリ回って程の物語ではないですがσ(^_^;)
それでは二話どうぞ〜
「…パ…パン屋ってこんなに疲れるのか…?」
そう俺はやまぶきベーカリーの手伝いを沙綾に(半ば無理矢理)やらされた。まぁ楽しかったが
「そう?でもたった一日でほとんどのことを出来るようになるなんて思わなかったよ」
俺はたった数時間の間にやまぶきベーカリーでの仕事に慣れてしまった。沙綾の父親である
「まぁ無駄に覚えることだけは早いからな」
「へぇ〜」
「信じてないだろ」
「そんなことはないよー」
絶対嘘だろ!だって信じてる顔じゃねーよ!
「……まぁ楽しかったからいいか」
「楽しかったのならウチで働く?」
「えっ…?」
「あっ…い、嫌だったらいいよ?」
「……働いていいなら働こうかな」
「えっ⁉︎本当⁉︎」
「あぁ。でも沙綾の両親に許可をもらわないと…」
「それは私がなんとかする!」
「お…おう」
どうしたんだろう。俺が働くって言った瞬間に物凄く喜んでる気がするんだけど…って近い!沙綾が近すぎる⁉︎
「あっ……」
あ、気づいたか。沙綾の顔が徐々に赤くなっていく。それをニヤニヤしながら見ている沙綾の母親………ってええっ⁉︎いつから⁉︎メッチャニヤニヤしてる!
「あの…い、いつから…?」
「いつから?……ってお母さん⁉︎いつからそこに居たの⁉︎」
「ん〜沙綾が物凄く喜んでる所からかなー?」
沙綾のお母さんの発言で沙綾は耳まで真っ赤になっていた。うん。こんな沙綾は初めて見た
「あの…えっと…」
「千紘でいいわよ〜」
「千紘さん。聞いていたn「ウチで働いていいわよー」早っ⁉︎」
ということでやまぶきベーカリーで働くことになった。本当に働けると思わなかったので結構ビックリした
「真っ暗だなー」
外に出てみると街灯が無いと周りが見えないほど真っ暗だった
「本当にウチに泊まらなくて大丈夫?」
千紘さんや沙綾に泊まっていったらと言われたが花咲で噂などが出ては申し訳無いため家に帰る事にした
「大丈夫。家はそこまで遠くないから」
「…うん。じゃあね恭弥くん」
「また明日」
そう言って帰ろうとした時
「沙綾」
「ふえっ⁉︎…な、何?」
沙綾はビックリしていた。そうだよな。急に呼んだら誰だってビックリするか
「あのさ…恭弥くんって呼び方やめてくれないか?」
「えっ……」
あれっ⁉︎複雑な顔してる?
「君付けで呼ぶのやめてくれってこと」
「あっ、あぁそう言うことね。よかった」
ん?最後らへんがよく聞こえなかったな
「でも…いいの?」
「君付けで呼ばれるのにあんまり慣れてないからさ」
「そ、そうなんだ」
「?嫌だったら君付けでもいいけど」
「いや、大丈夫。大丈夫」
「じゃあな。沙綾」
「じゃあね。恭弥」
そう言ってやまぶきベーカリーを後にした
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「しっかし本当に真っ暗だな」
真っ暗の中俺は帰ろうとしていたが道が見えないので迷っていた
「あれ?家の方向こっちで合ってたっけ?」
そう言ってたどり着いたのは公園だった
「ここって公園か?懐かしいな」
昔、香澄に無理矢理連れられてここで遊んだな。と昔のことを思い出していると——
「ちょっと⁉︎離してよッ⁉︎」
ん?なんだ?
何で家出てきたんだろ。父さんに
「(反抗……か…)」
確かに反抗してばっかで現実を見てなかったかも。でも中途半端なごっこ遊びなんかじゃない。あたしは…真面目に……
「あっれー?こんなところでなにしてんの?」
……しらない男に話しかけられた。しかも三人
「あんたには関係ない」
「ンだとテメェ⁉︎」
「キャッ⁉︎」
男に押し倒されて両腕を掴まれた
「へぇ〜。結構いいオンナじゃん」
「だろぅ?俺の目に狂いなんてねぇよ」
「ちょっと⁉︎離してよッ⁉︎」
「うるせぇよおまえ」
ドスの効いた声で脅された。怖い誰か助けて!
「おまえら何してんの?」
「あぁ?」
「おまえら何してんの?」
この状況で何言ってるんだろ俺。どう見ても女の子が男三人に襲われてるようにしか見えないんだけど
「あぁ?」
「誰だよテメェ!」
あぁ、なるほど何となく読めた
「はぁ、モテないからって夜中に女の子を三人がかりで襲うって、もう人間として終わってるぞおまえら」
「何だとテメェ⁉︎」
あぁ、いかにもケンカしたいですってオーラが出てるんだけど。嫌だなぁ
「おまえらやっちまえ!」
おい。負けるフラグがたったぞ。わざわざフラグ建てるなよ
「死ねぇ!」
モブの一人が殴りかかってきた。動きがわかりやすいな。龍一のほうがよっぽど強いな、そう思いながらモブの右をいなし顎からのワンツーでモブの一人を倒した
「この野郎ッ!」
もう一人のモブが殴りかかって来る前に腹、右ストレートでもう一人のモブを倒した
「後はおまえだけだな」
「テメェふざけんなよ!」
最後のモブがかかって来るかと思いきや、抑えられていた女の子が股間を蹴っていた。痛ぇ!あれは男にしか分からねぇ痛みだけど見てるこっちも痛ぇ。哀れなモブだこった
「…大丈夫か?」
「……大丈夫」
「…そ、そうか」
何コレェ⁉︎メッチャ気まずいんだけど!どうしよう!どう声かけよう⁉︎
「……あのさ」
「な、何?」
「…あんた誰?」
デスヨネー。分かってた
「通りかかった《暇人》さ」
「……キモ」
「うん。俺も思ったわ」
一発目がキモいって何⁉︎確かにキモかったけど
「そう言えばこんな時間に女の子が一人で何してんの?今みたいなことがあるってのに」
「……別に、あんたには関係ない」
「でもなー。このまま置いていく訳にはいかないからな」
「……あんた変だね」
「マジかよ!初めて言われた」
「ふふっ……やっぱ変」
「二回も言わなくていいよ⁉︎」
二回も言われると思ってなかったわ。笑われているのは嬉しいのやら、悲しいのやら……
「…俺が変なのは置いといて途中まで送るよ」
「何で途中まで?」
なにこの子⁉︎誘ってんの⁉︎
「途中までって言ったらナンパ扱いされないかなって思っただけ」
「へぇ、以外と考えてるんだ」
「……なぁ俺いじめて楽しいか?」
「…べ、別に」
何故か明後日の方向に向かれた。それから俺はよくわからない黒髪の一部に赤色のメッシュを入れ込んだ女の子を途中まで送った
「……ありがと」
「んあ?何が?」
「…何でもない」
?何がありがとうなんだ?
「まぁいいや。じゃあな」
「えっ……行っちゃった」
なんだったんだろうあいつ
「…本当に変なやつ」
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「ふあ〜寝みぃ」
「眠いからって授業エスケープすんなよ」
今俺は龍一と屋上で昼食を食べている
「エスケープした訳じゃねーよ。屋上に上がって寝っ転がったら爆睡しただけだ」
「学校に来て、授業に出てない時点でエスケープって言うんだよ」
「マジかよ…」
それは知らなかった
「ところでおまえが俺と一緒に昼食を食べるなんて珍しいな」
「あぁちょっとな
「あの噂?」
「知らないのか?《夜中の暇人》って噂」
ん?暇人?なんか嫌な予感しかしない
「な、なんだその《夜中の暇人》ってやつ」
「あぁなんでも昨日、羽丘女の生徒が男三人に襲われたらしいんだよ。それを助けたのが《夜中の暇人》らしい」
「へ、へぇ〜」
「しかも助けた奴は
「ソ、ソーナンダ。シラナカッタナー」
「何で片言なんだよ。そう言えばさ、おまえ昨日帰ったの遅かったって言ってたろ」
「えっ⁉︎…そうだっけ?」
「…………」
何その無言⁉︎そんな目で俺を見るなぁああああ⁉︎
「まさかおまえ!」
「———ッ⁉︎」
「羽丘の女子を襲った三人のウチの一人か!」
「馬鹿言うな‼︎俺があんなモブどもに負けるかよ!」
「やっぱおまえだったのか」
「あ………」
クソゥ!嵌められた!
「頼む!学校には言わないでくれ!」
「ん?学校に言う気はないけど」
「マシか⁉︎ありがとう!」
「礼を言うことじゃねーよ。何で学校に言わないでくれって言ったんだ?」
「いやぁ流石に暴力沙汰は停学もんだからさ」
「あっ……なるほど……」
「まぁ言わないのならいいけど」
「……………」
龍一は神妙な顔をしていた
「……どした?」
「やっぱやめた」
「へっ?」
「学校に報告しようかな〜」
「やめてくれ!流石にそれはやめてくれ!」
「だったら俺の言うことを聞いたら許してやる」
「な、何が望みなんだ⁉︎」
「俺のナンパに付き合え」
「へっ⁉︎……はあっ⁉︎」
「(おーおーこれはおもしれー)俺の言うことを聞くんだろ?」
「理不尽だぁああああああああああ⁉︎」
この後、滅茶苦茶ナンパに付き合った
はい。今回は蘭ちゃん回でした。不快だった場合はごめんなさい(>_<)
ケンカの書き方が下手過ぎて泣きそう……
誤字、脱字、感想等がございましたらよろしくお願いします(>_<)