それでは七話どうそ〜
「はっ…⁉︎」
気がつくと見知らぬ部屋に俺は居た。だけどとても懐かしいような感じがしたがどうしても思い出せなかった。
「ここは…?」
服まで違った。何処かの制服みたいだ。さっきまで香澄達とライブハウスに居たはず…!じゃあここは何処だ?
「兄さんいつまで準備してるの?」
「——ッ⁉︎洸⁉︎」
何で俺の弟がここにいるんだ⁉︎確か…弟は……!
「……?兄さん?」
「あっ、あぁ悪い」
「兄さんまだ寝ぼけてる?まったく兄さんはいつもいつも…」
「悪かったって。ほらおまえの準備はどうなんだよ」
「僕はもう終わってるよ。…あっ、時間がないじゃないか!初日から遅刻はマズイから兄さん先に行くよ!」
「あぁ、気を付けろよ」
「うん!」
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本当にここは何処なんだ?弟がいたってことは昔のことだよな。……何も思い出せない。何でだ?
「……っていいながら何でここに来たんだ?」
目の前にはやまぶきベーカリーがあった。やっぱここにきちゃうんだな
「あれっ、常連さん」
そうか。昔だから『恭弥』って呼ばれてなかったな
「常連さん今日始業式って言ってませんでしたか?」
「えっ…あぁーそう言えばそうか」
「ふふっ。遅刻しちゃいますよ」
沙綾は相変わらずだなぁ。でも敬語はなんかこそばゆいんだよな
「…そうだな」
「ありがとうございました!」
俺はやまぶきベーカリーを後にした
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うーむ。まったく分からん。何で俺は今まで過去を思い出せなかったんだ?と言うかここは俺の過去なのか?
「……まったく分かんねぇ」
色々歩き回って夕方になったため、一旦今さっき居た家に帰った。すると——
「おいクソガキ!帰るときに酒買ってこいっていつも言ってるだろうがっ!」
「ぐっ⁉︎」
家に入った瞬間に酒ビンで殴られた。口の中に液体が溜まっていく。マズイな。歯が折れたか
「……誰だよテメェ」
「あぁっ⁉︎」
今度は頭目掛けて酒ビンで殴ってきたが手で庇ったが遅かった
「————ッ⁉︎」
意識が……途切れる…………
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「……ゃん……ちゃん!恭ちゃん!」
「……う…ぐ…こ、ここは…?」
「恭ちゃん!」
見知った天井と、いつもやかましい幼馴染が泣きながら抱きついてきた。ちょっ⁉︎当たってる⁉︎色々なやつが当たってる!
「よかった!よかったよぉー!」
「……まったく状況が理解できないんだけど」
「あんたがいきなり倒れたんだよ」
ババアが説明してくれた。どうやら俺は香澄の説教中に倒れたらしい。ってその前に香澄。離れてくれ。理性が持たんから
「…なんか迷惑かけたな」
「ううん。こっちもごめんね。無理してるって分かってあげられなくて」
「もう大丈夫だからさ…離れてくれないかな?色々当たってるんだけど」
「えっ……あっ」
香澄が一瞬で飛び退いた
「〜〜ッ」
「か、香澄…?」
香澄の顔がどんどん赤くなっていく。香澄のこんなところ初めて見た
「あのー。二人共いつまでイチャついてんの?」
「「——ッ!」」
有咲にまったく気付いて居なかったためビックリした
「…いつから居たんだよ」
「最初から」
「マジかよ…」
有咲の後ろで牛込さんがオロオロしていた。あのさ、見てはいけないものを見た顔しないでくれる?
「…とりあえず帰ろうぜ」
「「う、うん」」
牛込さんと香澄は頷いた。何故かハモったが
「やっと帰れる…」
有咲は疲れたような顔をした
急な過去編すぎましたね…
とりあえず弟の情報載せておきます
特徴
・天然パーマ
・黒髪
・兄の恭弥より真面目だか成績は真ん中あたり
・結構な人見知り
ぐらいですかね。特徴って文字にするのは結構難しいですね(^^;;
次回もよろしくお願いします(>_<)