明久一行のSAO   作:コクトー

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僕と優子さんとお使いと

 二層の迷宮区で攻略をしていた僕達は、迷宮区の近くの村にきていた。

 

明「それにしてもトーラスはびっくりしたね~。まさかあんなモンスターがいるなんて」

 

雄「まったくだ」

 

ム「……恐怖そのもの」

 

 その村の宿で僕達三人は先ほど迷宮内で戦ったモンスターについて話していた。

 

 昨日、僕達は攻略のため、ダンジョンを歩いていた。一層で十分にレベル上げはしていたのて、特に苦になることはなかった。

 

 順調に二階に上がったとき、そのモンスターはいた。

 

上がってすぐの部屋で、僕達はモンスターのポップを確認して戦闘体制をとった。

 

 前衛が雄二と明久と愛子さん。後衛に優子さんとムッツリーニ。そして控えに秀吉と翔子さんという布陣だ。

 

 僕達の目の前に表れたモンスター《レッサートーラス・ストライカー》二m近いその巨体に見事に盛り上がった筋肉。

 

雄明ム「「「鉄人!!??」」」

 

雄「鉄人が出てくるなんて勝ち目ねぇじゃねぇか!」

 

明「今すぐ逃げよう雄二!捕まったら地獄だ!」

 

ム「捕まるわけにはいかない!?」

 

秀「いや、ただのモンスターじゃろう?」

 

 秀吉の言葉ですぐにはっとなった僕達だったが、一度できてしまったイメージはなかなか消えてくれなかった。鉄人が相手では勝てないと思ってしまった僕達は、スキルがうまく決まらなかったり、ムッツリーニがシステムアシストで必中のはずのチャクラムをはずしたりとミスが目立った。

 

 その場は優子さんたちの活躍で倒せたものの、その後僕達はお説教を受け、次の戦いからは普通に戦えていた。

 

明「あー思い出したら少し気分が…。ちょっと散歩してくるよ」

 

優「私も行くわ。気分転換したいし」

 

明「じゃあ外で待ってるね」

 

愛「おや~優子ってば積極的だね~」

 

優「ちょっと愛子!」

 

翔「…優子大胆」

 

優「翔子も!別に変な気はないわよ!ただの気分転換なんだから!そう言う愛子は康太くんと出掛けてきたら?」

 

愛「なっ!」

 

優子さんはちょっとした爆弾を落として出ていった。

 

優「お待たせ」

 

明「じゃあ行こうか。ちょっとアイテムの補充もしていい?」

 

優「いいわよ。この村に店ってあったかしら?」

 

明「少しいったとこにあったんだ」

 

 僕達は店でポーションとアルゴの攻略本の最新版を買い、村の奥の方まで見てみることにした。すると、ある一軒の家の前で困った顔をしている男性NPCがいた。

 

明「どうかしたんですか?」

 

男「実は薬をバロンに頼んだんだが、なかなか来ないんだ。そんなに重い病気ではないんだが、妻が心配でね…。どうかもらってきてくれないか?」

 

 その時、二人の目の前にクエスト発生を示す表示が出た。

 

明「どうしようか?雄二たちを待たせることになるけど…」

 

優「私は受けようと思うんだけど、明久君はいや?」

 

 優子さんは首を傾け、少し上目遣いで言った。

 

 

明(かわいい!なんてかわいさだ!「たとえるなら天使、いや子猫!あの愛らしさとかわいらしさを併せ持ってる。最高だ!にゃあって言ってみてほしいなぁ。」

 

優「………………………にゃあ?////」

 

 優子さんはだいぶ間を空けてから、手を軽く握りながらネコの真似をした。

 

明「ぐはっ!」

 

 僕は鼻血を吹いて倒れた。

 

優「明久君!?」

 

明「わが生涯に…一片の悔い…なし」

 

優「何バカなこと言ってるの!起きてってば!」

 

明「はっ!僕は何を!」

 

優「よかった。正気に戻った。急に猫とか言い出すんだから…//」

 

明「もしかして声に出てた//?」

 

優「うん//まぁ実際にやった私も私だけどね」

 

明「すごいかわいかったよ!!!」

 

優「もう//!まぁいいわ。で、バロンさんから薬をもらってこればいいのね?」

 

男「あぁ。ラクあての薬はあるかって聞けばいいと思うから。頼んだよ」

 

 こうして僕たちはクエスト『ラクの薬』を開始した。

 

明「雄二に連絡しとくね」

 

明『ちょっとクエストやってから戻るよ』

 

 そしてバロンの家に向かって歩いていると、直に返信がきた。

 

明「むこうはレベル上げに行くって。じゃあこっちもさっさと終わらせて合流しようか」

 

優「そうね。バロンさんの家はたしかこの通りのつきあたりよね」

 

明「あっ、あれがそうじゃない?」

 

 僕が指をさした先には、一軒の家があった。そして中に入ると、バロンさんと思わしき男性がいた。どうやら足をけがしてるらしく、包帯を巻いていた。

 

優「バロンさんですか?ラクさんから薬をもらってきてほしいと頼まれたんですけど」

 

バロ「ラクからの依頼か?すまないね。実はまだ薬ができてないんだ」

 

明「え?どうゆうことですか?」

 

バロ「実は薬を作るための材料が足りなくてね。見ての通りけがをしてしまって、どうかもらってきてくれないか?そのついでにこの紙にある材料をもらってきてくれるとうれしいな」

 

優「いいですよ。どなたのところへ行けばいいのですか?」

 

バロ「ミーサのところだよ。うちを出てすぐの角を右に曲がって三つ目の角を左に曲がってしばらくいったところだ。扉の所に名前があったはずだからわかると思うよ」

 

明「わかりました。では行きますね」

 

 バロンの家を出て、今度はミーサの家に向かった。

 

明「どうやら連続のお使いクエストみたいだね」

 

優「お使いクエスト?普通のクエストとは違うの?」

 

明「ううん、別に違わないよ。ただ、このクエストみたいに 人から人のところへ物を届けるだけのクエストのことをそう言うだけ。これは安全だし楽なんだけど報酬が少ないものも多くてね、あんまりやりたがる人は多くないんだ」

 

優「ふーん、そうなんだ。でも気分転換もできて報酬ももらえるならいいことじゃない。上の層に行ったらこういうの探そうかしら」

 

 そんな話をしていると僕達はミーサさんの家に着いた。

 

明「失礼しまーす」

 

ミー「あら?どなたかしら?」

 

優「バロンさんから薬の材料をもらってきてほしいと言われました。あとこの手紙の材料もほしいそうです」

 

ミー「わかったわ。用意してくるから座って待ってて頂戴」

 

 そうしてミーサさんは部屋の奥へ入っていった。しばらくすると、袋を抱えて戻ってきた。しかし、その顔はなにか困ったような顔だった。

 

ミー「ごめんなさい、だいたいはあったんだけど、《アキレアの花》だけがないの。すぐそこの森に生えてるはずだからとってきてくれないかしら?モンスターは出ない場所だから。五本もあれば足りると思うわ」

 

明「じゃあ行こうか」

 

優「えぇ」

 

 僕たちはミーサさんの家の裏の道を少し行ったところにある森に入って《アキレアの花》を探した。白いきれいな花だった。幸いにも近くにたくさんあったのですぐに五本集められた。そしてミーサさんの家に戻った。

 

ミー「これよ!ありがとね。じゃあこれ、バロンに渡してあげて」

 

優「ありがとうございます。じゃあバロンさんの家に戻るわよ」

 

明「うん。どうやらもうじき終わりそうだね」

 

優「そうね。あとはバロンさんのところに行って薬を作ってもらってラクさんに渡せば終わりね」

 

 こうして僕達はバロンさんの家に戻った。

 

バロ「おぉ!ありがとう。じゃあさっそく薬を作るよ」

 

 バロンさんは壺に材料を入れ、壺の中を少しいじると中から粉を取り出した。

 

バロ「これが薬だよ。ラクによろしく伝えてくれ」

 

明優「「はい」」

 

 ようやく終わりが近づき、僕達は最初のラクさんの家に向かった。すると、ラクさんは僕達が出て行ったときのまま家の前で立っていた。

 

明「ラクさん、薬をもらってきました」

 

優「これがこの薬です」

 

 優子さんはストレージから薬をだすと、ラクさんに渡した。

 

ラク「ありがとう、迷惑をかけたね。これはお礼だよ。少ないけどごめんね」

 

 そういうと、ラクさんは懐からどこかで見たような羊皮紙を取り出した。それを受け取ると、ラクさんは家の中に入っていった。すると、僕たちの目の前にクエストクリアの表示が出た。

 

明「やったね優子さん。ところで、その紙なんて書いてあるの?なんか《フルヒトベアー》を倒した時のやつに似てるけど…」

 

優「…おそらく同じものね。内容は違うけど」

 

 優子さんが紙の内容を読み上げた。

 

 《バラン・ザ・ジェネラルトーラス》

 ・このモンスターははじめ、《ナト・ザ・カーネルトーラス》というモンスターを伴って現れる。

 ・二体とも大きなハンマーを武器とし、《麻痺》を伴う広範囲攻撃《ナミング・デトネーション》と、同じく《麻痺》を伴う《ナミング・インパクト》を放つ。

 ・HPバーが二本を切るとその頻度は増大する。

 ・残り一本になるとボスの《アステリオス・ザ・トーラスキング》が現れる。

 ・《アステリオス・ザ・トーラスキング》はブレス攻撃をするが、ブレスの直前に目が光り、その前に額の王冠を攻撃するとディレイさせることができる。

 ・初めの二体と同じく《ナミング・デトネーション》と《ナミング・インパクト》を扱う。

 ・真のボスのスキル範囲はほかの二体よりも広く、《麻痺》の確立も高い。

 

優「これくらいね。見た目の情報が減った分技の情報が増えてるわね。雄二君に渡しときましょ」

 

明「だね。じゃあそろそろもどろうか。っと、雄二から連絡だ。えーっと…」

 

雄『連絡が来た。三時間後に二層のボス部屋前の安全地帯で攻略会議だそうだ。そのままボス戦に入るらしいからアイテムの補充しとけよ。』

 

明『りょうかい。あとクエストの報酬でボスの情報が手に入ったからあとで渡すね』

 

雄『わかった』

 

明「さてと、三時間後にボス攻略だって。じゃあアイテムの補充行かないとね。ボス戦となるともう少しいるはずだし」

 

優「そうね、武器のメンテもしないとね。三時間後にボス部屋の前だと二時間前には向かいましょ。二人だと少し心もとないし」

 

明「僕が守るから任せてよ!」

 

優「頼りにしてるわね」

 

 準備を終えた僕達はボス部屋に向かい迷宮区を進んだ。途中であったエギルさんたちとともに向かったため比較的楽に行けた。約束の場所に着くと、ディアベルさんたちやキバオウさんたち、キリトとアスナさんに、雄二たちに見たことないきれいな装備の一団がいた。僕達は雄二たちと合流して雄二に羊皮紙を渡した。そこで時間となった。

 

 

 

 

 第二層開通から十日目。第二層ボス攻略会議が始まろうとしていた。




どうもコクトーです。
なんと、お気に入りが100件を超えました!!
本当にありがとうございます!
それにしてもこんな自分の作品なんかがいいのでしょうか…。

では物語へ
まず、自分でやりたかったネタの一つでもある鉄人ネタをやりました。
SAOの中でやるならここかなと思いました。
さて、今回、SAO原作の中で本来アルゴがボス戦中にやるはずだったことです。
ですが明久たちにデートもとい散歩がてら行ってもらいました。
そしてオリキャラのもう二度と出番はないですがラク、バロン、ミーサの三人に出てもらいました。
今回は戦闘描写をほとんど書きませんでした。次回はある予定です。

今のところは予定ですが、第二層の攻略が終わったところで階層がだいぶ飛びます。
ダイジェストみたいな形でどう進んだくらいは書くつもりですが細かく書くつもりはありません。
予定してるのは五十層だけです。その後はいろんな人との出会いを時系列無視で進めます。
ですので、あれ?階が戻った?とかあるかと思いますがそれはただ書こうと思った順に書いてるだけなのでご了承ください。

また、次の話かその次かあはまだわかりませんが、11月に二層を完結させてしばらく更新はとまります。
消えるわけではなく、ただ受験のため書くのを一度とめるだけです。大学入試が終わったころにまた書くのでお待ちください。
なんとか無事合格して復帰して見せます!!!


最後になりますが、読んでくれた皆様本当にありがとうございます。
読みづらい文章ばかりですがすいません。
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