あとは結果まちだぜぃ!
とゆうわけで明久一行再開第一話、はじまります!
2層での戦いから約一年、僕たちは一つ一つ確実に上の層へと進んでいた。
リンド率いる『聖竜連合』
シンカー率いる『アインクラッド解放隊』通称『軍』
ユージ率いる僕たち『FA騎士団』
そして25層を越えた辺りから急成長を始めたヒースクリフ率いる『血盟騎士団』
この4つのギルドが中心となって進めてきた。
僕たちのギルド以外の3つは、このゲームの中で最大勢力を競う巨大ギルドだ。
いくつものギルドが傘下として吸収されていった。
ディアベルの『騎士連』、実力をつけ前線に戻ってきた『レジェンドブレイブス』など様々だ。
血盟騎士団は元々団長のヒースクリフ自ら声をかけて回ったメンバーだけだったらしいがだんだんと大きくなったらしい。
ヒースクリフはユニークスキル『神聖剣』の使い手だ。その能力は盾攻撃。本来守るための防具でしかない盾だが、このスキルのおかげでヒースクリフは武器としても扱えるのだ。ヒースクリフの持つ赤い十字架の入った体を覆うほどの大きな盾は血盟騎士団の象徴とまで言われる始末。そのためいい盾を手に入れても専門のNPCに依頼して同じ形にしないといけないから出費がかさむって愚痴を漏らしていた。本人はラーメン大好きな面白い人だ。たまに僕やアスナのつくるラーメンを食べにくる。アインクラッドの中のスパイスや調味料であの味を再現するのは骨が折れた…。まあその過程でパエリアもできたしいいかな?
トップギルドの三つが勢力を拡大する一方で僕たちFA騎士団はかわらず少数ギルドのままだ。メンバーは2層の時と比べると多少増えた程度。トップギルドの一つなのに人数的にはクラインの『風林火山』よりも少ない。
ただ、平均レベルや個人の技量が他と比べて高い。唯一低いのは新しく入ったオーラルくらいだ。別に低くても問題ないんだけどユージが許可をなかなか出さないからメンバー増えないんだよね。まぁトップギルドの名前だけで入るような人ばかりだから正しい判断なんだろうけど…。
ちなみに僕たちのギルドは仲のいいメンバーと訳ありの人で構成されている。まぁ一組だけだけどね。
4つのギルドの中では実は僕たちが一番攻略組以外のプレイヤーに慕われてたりする。レベル上げや素材集めの手伝いなどを頼まれることもあるしエギルやアルゴはそれぞれ店と情報誌で多くのプレイヤーがお世話になってる。
もちろんこの4つのギルドが攻略組のすべてではない。
クラインの『風林火山』だったり、ディフェンスに特化したエギルの知り合いのパーティーだったり、あまりいないがソロプレイヤーだったりそれぞれが強みをもっている。
現在のFA騎士団のメンバーは、
ユージ、僕、ヒデ、コウタ、ユーコ、ショウコ、アイコの文月学園のメンバー。
キリト、アスナ、エギル、アルゴの古参メンバー。
それから新たに加わったオーラルとPOH。
POHは元殺人ギルド『ラフィンコフィン』の主要メンバー。ひょんなことから小さな子供のプレイヤーであるオーラルと出会って、一緒にいるうちに自分のしてることを悔やむようになったらしい。なんでもオーラルの笑顔がまぶしすぎて心が痛いんだとか。今ではカルマクエストも受けてグリーンプレイヤーになってるし、オーラルをいつもつれている。僕らから見ればただの親子なんだよね。
そして僕たちもかなり強くなった。
ヒデは『曲刀』スキルを鍛えていった先にあったエキストラスキル『刀』を見つけ、同時期に出現させていたクラインと一緒に侍(?)を目指して前線で刀を奮っている。
ユーコはあと少しで『槍』がコンプできるって喜んでた。たしか今が998らしい。ボス戦中にコンプするよねこれ。もともと槍を扱うプレイヤーは数は多くないけど、ユーコは後衛武器を扱うプレイヤーの中でも一二を争う実力者だ。ちなみに攻略組の全メンバーと比べても平均を大きく上回っている。
ショウコとアスナはレイピア使いなのに一部の攻略組の両手剣使いよりもダメージが大きい。アスナに聞いてみたら『そんなの負けた気がするから嫌』と言っていた。何に負けてるのさ…。アスナはスピードを生かした連続攻撃。ショウコは持ち前の頭脳で相手を見抜き、弱点を正確につく攻撃。どちらもボス戦における大事なダメージディーラーだ。
コウタとアイコはいつも一緒に狩りをしている。両手斧という武器の都合上起こる、硬直時間の長さや一振り一振りの大きな隙をコウタがチャクラムと短剣でしっかりと埋めている。いいコンビなんだよな。僕たちの推測では結婚も遠くないと思う。僕?やだなぁ、僕のことが好きな人なんていないでしょ~。
キリトはボス戦こそギルドとして動くが、基本ソロなのは変わらなかった。むしろ最近夜にも狩りにいってるようでそれに拍車がかかっている。アスナに見つかったときはソロでの活動はあきらめるらしい。基本狩りばかりに時間を費やしていることもあって攻略組の中で最高レベルを独走しており、オーラルのレベルの低さをキリトの高さで補って平均レベルが高くなってるといっても過言ではない。
僕とユージもユニークスキルで頑張っている。僕の幻影もだいぶ能力が上がり、今では普通の攻撃なら何発か耐えられるようになってきた。召喚獣を扱う感覚で動かしているからあんまり当たらないけどね。今だけは『観察処分者』の仕事に感謝かな?
ユージは相手の攻撃をはじく術にかなり精通してきた。『爆裂拳』のおかげでやりやすいんだって。『武器破壊』というシステム外のスキルまで習得してるんだよね。おかげでユージと狩りをすると武器のない敵と戦うことが多くなる。やりやすいから楽でいいんだよね。ボス戦のとき大体が僕達二人とキリトが最前戦につっこんでいくからFAのケルベロスとか言われてたり言われてなかったり…。
2層の戦いのあと、順調に進んだボス戦も、25層で大きな犠牲がでてしまった。
クォーターポイントであるそのボス戦は、それまでとは難易度が桁違いに高く、12人が死んでしまった。
全員レベル上げを怠ったわけでも武器が弱かった訳でもない。ただ純粋に死んでしまったのだ。それは攻略のペースを下げるのには十分だった。
幸い被害のなかった僕たちと、ここから急成長してきた血盟騎士団のおかげでなんとか攻略は再開された。そのあとは難易度的にもそれほど高くなく、犠牲も出ず攻略も進んだ。まあ一部のプレイヤーが無謀なことして僕達だけでボス攻略とかいうわけのわからないこともあったけどね。
そして今日、ついに50層のボス戦に挑む。
三度にわたる偵察戦と、ボス情報クエスト『龍墓の番人』にて骨だけのドラゴン『エンシェントドラゴン』の討伐に成功して得られた情報は3つ。
鱗が固く鱗のない喉、腹、足のつけね、翼を狙わないといけないが、腕や足の鱗は剥がせること。
ボスのHPバーは5本で、あと一本になるとドラゴンが宙に舞い、バーは3本になりパワーアップすること。
ボスにはパワーアップまでは使わないがブレス攻撃があり、バー一本につき一回だけ使うこと。
この3つ。情報は少ないが、これ以上は得られなかった。HP回復じゃなくて初めから七本にすればよかったのになとかユージは言ってたけどかわらなくない?
今回のボス戦のリーダーはリンドがしている。なんでも軍のシンカーや血盟騎士団のヒースクリフたちと話し合い、それぞれのギルドから一名選抜して一撃決着モードでの決闘で勝利したギルドが仕切ると決まったらしい。それで今回は聖竜連合のメンバーが勝利したからリンドがリーダーってわけだ。ちなみにうちは不参加。参加したら他のギルドの勝つ確率が極端に減るからダメってことで参加禁止。それひどくない?
まあユージは後ろで指揮を執るってタイプでもないし前線で暴れるのが一番だよね!
ボス攻略会議も終わり、ボスの部屋の前までたどり着いた。
絶対にクリアする。その気持ちを胸に僕達はボス部屋の扉をくぐった。
どうもお久しぶりです。コクトーです。
長かった受験勉強がようやく終了しました。つらかった…
でもあとは結果を待つだけ!
勉強から逃げて小説をってことが多く、けっこう書いてました(笑)
超人類DXさんの小説の感想に稀に登場してたのでその時は現実逃避の真っ最中だと思ってください。
活動報告でも書きましたが、この『明久一行』に加えて新作を二つ書きました!
一つは
原作 インフィニットストラトス
『一夏とイチカの物語』
もう一つは
原作 ハイスクールD×D
『ハイスクールD×Qモンスターズ(仮)』
こっちは題名未定です。
近いうちに上げると思うのでよかったらこっちも見てやって批評してやってください。作者の自己満足でできてます。
それとずっとやってた物語のちょっとしたことの解説ですがやめることにしました。なんか書いてたらあとがきが1000超えたりとかしたこともあったので…。
あいかわらず成長しない駄作者の文章ですがこれからもよろしくお願いします。
休止中感想をくださった方や読んでくださった方、お気に入り登録してくださった方、本当にありがとうございます!
完結目指して頑張ります!