明久一行のSAO   作:コクトー

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決意、そして戦いへ

 広場を離れたぼくたちは、雄二がとってあった宿屋に行き、話し合うことにした。

 

 人数分のいすなどあるはずがなく、ベッドや床に座って話し始めた。

 

明「それにしても…さっきのってなんだったんだろう…?」

 

優「私はゲームってほとんどやったことないから知らないんだけど、ゲームの始まりってあんな感じなの?」

 

秀「いや、あのような始まりをするゲームなどわしは見たことも聞いたこともないぞ」

 

ム「…俺もない。だが、問題はそこじゃない」

 

愛「そうだね…本当の問題は、茅場晶彦が言ってたあの言葉だよね」

 

 あの言葉。とは、茅場の言っていた、この抜けられないデスゲームについてだ。当然、あの広場にはどうせ冗談だろうと、本気にせずにフィールドに出て行った人もいた。その後戻ってはこなかったのだが…。

 

雄「…正直のところ、まだ頭の中が困惑してて何も確信を持てたわけじゃねえが……広場でも言った通り、俺はあの言葉がほとんど本当だと思ってる」

 

翔「…私も雄二と同意見。それなら私たち自身の顔を反映させたのも納得できる」

 

雄「これは現実だと思ったほうがいい。一瞬の判断ミスが文字通り命を落とす。普段の試召戦争なんかとは違う。」

 

 普段から自身のHPともいえる点数を使って戦ってきた僕たちだからこそ、雄二の、「命を落とす」という言葉が現実味を帯びてしまっている。

 

 重い沈黙が続く中、不意に秀吉が声を発した。

 

秀「じゃが、これからどうするのじゃ?茅場の言葉通りなら外部からの助けはない。誰かがクリアしてくれるのをここで待つかの?」

 

雄「どれくらいかかるかもわからないのをか?」

 

明「ならさ、いっそのこと僕たちがクリアしちゃわない?」

 

雄ム秀優翔愛「「「「「「え?」」」」」」

 

 僕が言った一言に、みんな口をぽかーんとあけたまま動かなくなってしまった。僕おかしなこと言ったかな?まぁいいか。

 

明「だってさ、いつまでもここにいても退屈なだけじゃん。それに、さっきちらっと見ただけなんだけど、ゲームの参加者の中には明らかに僕たちよりも小さい子たちも少ながらずいたんだ。もし僕たちだけじゃなくてほとんどの人が同じように考えたらその子たちはいつまでたっても親と会えないんだよ。かわいそうだよ…」

 

 僕は、うっすらと浮かびかけた涙をこらえていった。

 

明「それに、僕たち七人が力を合わせればすごい強いと思うんだ!雄二や霧島さんはこれまでいろんな作戦を考えてクラスを勝たせてきたし、僕やムッツリーニや秀吉はFクラスの中で生き残るための技術を身に着けてきたし、工藤さんや木下さんの頭の良さも加わるんだよ」

 

雄「明久…これは試召戦争とは違うんだぞ?わかってるのか?」

 

明「わかってるさ。わかったうえで言ってるんだ。僕はこれでも雄二を信頼してるからね」

 

 これでもかってくらい真剣に言ってやった。雄二は少し考えていたが、何かを決めたように向き直った。

 

雄「………はぁ。何を言ってもお前はもう意志を変えるつもりはないんだな…。わかった。やってやろうじゃねぇか。元神童の知識も悪鬼羅刹の知識もフルに使って生き残ってやる」

 

 雄二はなにかがふっきれたように目に闘志が宿った。

 

雄「と、いうわけだ。俺と明久はゲーム攻略に打って出る。みんなはどうする?」

 

秀「わしもやるに決まっておる。お主らにおいて行かれるのはごめんじゃ」

 

ム「…俺もやる。お前らは…親友は死なせない」

 

翔「…二人だけでは無理。だから、私も頑張る。」

 

愛「みんな死なれたら困るもんね。僕もやるよ。」

 

優「しょうがないわね。私もやってあげるわ。」

 

明「みんな…、よーし、じゃあこれから頑張ろう!」

 

全「おー!」

 

 結局その日はもう宿で休むことにして、フレンド登録やらパーティ設定やらをして眠った。

 

 そして次の日、僕たちは二つのパーティに分かれてまずは戦いになれることから始めた。

 

 

 

 

 そして、いざフィールドに出てみると、ところどころではじまりの街のすぐそばのフィールドにいるモンスター《フレンジーボア》と戦っている姿があった。しかし、昨日広場にいた人数を考えると、その数はあまりにも少なかった。

 

 さて、僕たちのパーティは、僕、秀吉、優子さんの三人だ。ゲーム経験の浅い優子さんを僕と秀吉が教えるという形だ。それにしても、僕たちがAクラスの人に何かを教える日が来るとは…。

 

 そうこうしている間に、さっそく敵が現れた。

 

明「優子さん、まずは僕が手本を見せるから参考にしてね」

 

 そういうと、僕は現れた《フレンジーボア》の突進を横にかわして、ソードスキルを叩き込んだ。それをもう一度繰り返すと、《フレンジーボア》はポリゴンになって消えた。

 

明「こんな感じ。まぁ僕は片手剣でのスキルだから多少は違うけど同じ要領だからやってみて」

 

優「わかったわ。」

 

 優子さんは少し怖がりながらも同じようにソードスキルを叩き込んだ。そして、《フレンジーボア》を倒した。秀吉も同様にやってのけた。

 

 二度目以降は早くもコツをつかんだのか、今度はソードスキル使わずに、よけて攻撃を繰り返しあっという間に倒してしまうということも増えた。

 

 そして、昼ごろになって僕たちは雄二たちと連絡を取って一旦宿屋へ戻った。




今回、会話が予定よりもかなり長くなってしまい、戦いがかなり雑に、そして簡略化されてしまいましたが、次からはもうすこしきちんとするつもりです。
基本的に1000~2000文字で書いていくつもりのため時に戦い途中でも次の話になることもできると思います。すいません。

次の話を書く前に現在の使用武器だけでも設定として書くので、
「OOはなんの武器?」
といった質問は設定を上げるまでお待ちください。

できるだけ読みやすいよう頑張りますが至らないところもあるのですいません。
まだまだ作者は未熟な愚か者ですが頑張ります。

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