黒い光による救済者   作:九つの大罪

10 / 13
明けましておめでとうございます。
そして年が明けてしまったああああああああ!

出来れば年明け前に投稿したかった!!

永らく投稿できなくてすいませんでしたあああああ。(泣)



お気に入り登録が100人になりました!!
正直・・・・・・・・・信じられん。

今後ともよろしくお願いいたします。

今回は土砂ゾーンでの戦闘話です。


雄英襲撃 VSクオイオ

土砂ゾーン

 

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。」

 

 

「雄英の生徒で強力な個性を持っていても・・・・・・所詮は子供。・・・個性の使い方が大雑把だな。」

 

 

土砂ゾーンでは轟とクオイオの闘いが行われていたが現状ではクオイオの方が優勢だった。

 

 

(クソ。コイツの個性がよく分からない上に明らかにさっきまでの有象無象とは違いすぎる。)

 

 

轟の個性、【半冷半熱】は文字通りの半分冷気、半分熱気といった強力な個性である。

しかし、轟は今のところ半冷の能力しか使っていない。

それでも強力な個性であることには変わりない。

それでも戦闘経験に差がありクオイオに苦戦している。

 

轟は何度目になるかわからない冷気でクオイオを凍らせる。

 

しかし、クオイオの身体は一時的に凍りはするもののすぐに白い煙を上げ蒸発する。

 

 

「無駄だ・・・・お前の個性はこのクオイオには効かない。」

 

 

「ッ!!・・・クソッ!!」

(まただ!凍らせては瞬時に解凍していきやがる。発熱系の個性だと思っていたが・・・)

 

 

「暗転」

 

 

ズウウゥゥ

 

クオイオが言葉を発するとクオイオの身体が少しずつ消えていく。

 

そして轟の身体の所々から痛みが走り出した。

 

 

「ッ!!(これだ!!透明化の能力で何処から攻撃してくるかわからねぇ!!)」

 

 

轟は姿の見えないクオイオの攻撃を何とかガードしながら対処法を練っていると・・・

 

 

「轟くん!!後ろ!!」

 

 

轟に向けて何処からか声がかけられその声に轟は従い後方に攻撃をした。

 

 

「っ!?」

 

 

姿は見えないが微かに手ごたえを感じた轟は再度攻撃するが今度は空を切った。

 

 

「次は右!!」

 

 

再びの指示に轟は個性を発動し、攻撃する。

すると攻撃した場所には姿は見えないが確かに人型の氷の氷結跡がそこにはあった。

轟はその氷結から声を発せられた方へと距離をとった。

 

 

「さっきの声・・・・・・葉隠か?」

 

 

「うん!そうだよ!轟くん!」

 

 

声の正体は同じクラスの少女、【透明】の個性を持つ葉隠透だった。

どうやらここに飛ばされたのは俺だけじゃなかったみたいだ。

・・・・・・凍らすとこだった。危ねぇ・・・。

 

ふと、轟はあることに気付く。

先程の葉隠の指示通りに動いたらクオイオに攻撃できたことを。

 

 

「葉隠。アイツの居場所がわかるのか?」

 

 

「わかんない!」

 

 

葉隠の答えに轟は表情は崩していないが内心どうしようかと戸惑っている。

 

 

「でもね、あの人の透明化と私の透明とはなんとなくだけど違うって感じるの。」

 

 

「?同じじゃないのか。」

 

 

「うん。私の透明と違ってあの人は透明というより・・・何だろう、タコとかカメレオンみたいな周りの景色に同化してるみたいな感じ・・・かな?」

 

 

「タコ・・・カメレオン・・・・・・擬態か?」

 

 

「うん。そんな感じ!あくまで私からの視線だけど。」

 

轟は葉隠の答えに考え込む。

この状況で葉隠の存在は重要だった。

自分には見えない敵も彼女なら大体の位置がわかる。

その上おそらくだがクオイオにも葉隠の存在は予想外だったはず・・・

 

 

(アイツの透明化が葉隠と違って周りとの同化・・・擬態だと考えると・・・・・・発熱系に擬態)

 

轟はこれらのことからクオイオの個性について改めて解析していく。

 

 

(擬態ってのは身体の皮膚を周りに似せるってことだよな。・・・・・・発熱も皮膚関係のものがある・・・)

 

 

 

「アイツの個性は皮膚ってことか。」

 

 

 

「正確には表皮だ・・・!!」

 

 

 

『!!』

 

 

 

いつの間にか氷結から脱出したクオイオが自身の腕を黒光りする鉄のように変化させて振りかぶっていた。

轟と葉隠は間一髪かわしたが、クオイオが殴った跡は今までとは破壊威力が違いその場に小さなクレーターが出来上がっていた。

 

 

 

「今までそこの赤白髪のガキだけだと思っていたが・・・・・・まさか他にもガキがいたとはな。・・・声だけするということは、透明化の個性持ちか。」

 

 

 

クオイオ:仙堂皮鈹/せんどう ひかわ

個性:表皮

皮膚の表面を硬化や発熱させたり色素を変化させ周囲と同化することができる。

ただし、周囲に同化しながら硬化や発熱といった同時発動はできない。

発熱はあくまで体温操作なので体温の上げ下げするだけなので炎や氷を自ら出すことはできない。

・・・・・・あくまで今の状態だったらの話だが。

 

 

 

「しかし、俺は・・・このクオイオは負けん。貴様の氷結も熱化させた表皮の前では無意味だ。透明の個性持ちが俺の居場所を把握できても俺を捕らえることは出来ない。」

 

 

 

クオイオの言葉に轟は舌打ちをするが焦らず冷静になる。

確かに、居場所が分かっても凍らせた所で熱化で瞬時に溶かされて拘束することはできない。

姿が見えない葉隠でもクオイオを捕らえ続けることは出来ない。

ハッキリ言って打つ手がない状態だった。

 

 

 

「轟くん。あのさ・・・・・・」

 

 

 

轟がどうやってこの状況を打破するか考えていると葉隠が轟に耳打ちする。

 

 

 

「!・・・・・・出来るのか?葉隠。」

 

 

 

「やらないよりはやってみようと思って・・・・・・どうかな?」

 

 

 

「・・・・・・やってみるか。頼む葉隠。俺もやるだけやってみる。」

 

 

 

「うん!よろしく、轟くん!!」

 

 

 

何やら策ができたようだがクオイオは特に警戒することはなかった。

轟と葉隠がどんな策を出そうが自分には問題ない。すべてねじ伏せると自信を持っている。

 

 

 

「何をしようと俺には効かん。せいぜい無駄なあがきをしてみろ!」

 

 

 

クオイオが今度は全身(服は除く)を硬化させて轟達に突っ込んでいった。

迫ってくるクオイオに轟は再度氷結させて距離をとる。

しかし、今度は熱化し氷結を解き、再び迫る。

再び轟はクオイオを氷結し、きょ距離をとる。

クオイオもまた熱化した身体で氷結を解き迫る。

これを繰り返し続ける。

 

そうして鼬ごっこは続いていく。

 

 

 

「策があるようだが俺には効かん。大体、逃げてばかりじゃヒーローなんてなれんぞ。」

 

 

 

「・・・・・・そうかもしれねぇな。・・・けどな、ただ逃げてたわけじゃねぇよ。」

 

 

 

「・・・やはり何らかの策があるようだな。面白い!貴様らの策などねじ伏せてやる!!」

 

 

 

「なら・・・やってみろ!・・・葉隠!!いいか!?」

 

 

 

「うん!いくよ~!!」

 

 

 

轟の声に葉隠は答える。

そうしたら、さっきまで轟に迫っていたクオイオの動きは急に止まった。

 

 

 

「!?・・・っ身体が!?・・・・・・これは・・・ワイヤーか!!」

 

 

 

動くことができないクオイオは自身の身体を見てみると身体のあちこちにワイヤーが絡まっていることに気付いた。

 

 

 

「なるほど。さっきから距離をとっていたのは俺の身体にワイヤーを絡ませるためか・・・だがな、こんなワイヤーなんぞ熱化した俺には無意味だ。」

 

 

 

クオイオはそう言って熱化してワイヤーを焼き切ろうとする。

しかし、クオイオに絡まったワイヤーは焼き切れることはなかった。

 

 

 

「何!?焼き切れないだと!?」

 

 

 

「そのワイヤーは簡単には切れないし熱や火に強い素材で作ってあるの!!それに!轟くんが動き回ってくれたお陰で貴方の身体に複雑に絡まってるよ!!」

 

 

 

「あんたは自分の個性と力に過信し過ぎたんだよ。」

 

 

 

クオイオは轟の言葉に苦虫を嚙み潰したような顔をしたがすぐさま冷静になる。

 

 

 

「・・・それで?この後はどうするつもりだ?俺を凍らせるつもりか?」

 

 

 

「・・・・・・そのままであんたの動きを封じられるとは思っていないからな。他の奴等より厚めに凍らせるつもりだ。」

 

 

 

「凍らせる・・・・・・か。俺を殺しはしないのか?」

 

 

 

「・・・放っておけば壊死していくだろうが、殺す気はない。」

 

 

 

「・・・ヒーローとして・・・か?」

 

 

 

「?当然だろ。」

 

 

 

クオイオの質問に轟は答えていくが、質問が終わるとクオイオはクククッ・・・と笑い、轟と葉隠は不気味に感じ、距離をとる。

 

 

 

「ヒーローとして当然・・・・・・か。・・・クククッ・・・あまい、あますぎな、ヒーローの卵共。・・・ヒーローとて人の子。殺意に憎悪に憎しみ・・・・・・数えだしたらキリがないが、必ず感じるものだ。平和の象徴であるオールマイトも例外ではない!」

 

 

 

クオイオの言葉に思い当たる節があるのか轟は苦い顔をする。

 

 

 

「ヒーローとて殺すことはあるぞ。・・・・・・どうするかは貴様らの自由だが・・・ここで俺を殺さないなら後悔するぞ。・・・あの時、動きを封じるだけじゃなく、殺しておくべきだった・・・・・・とな。」

 

 

 

轟は自身の中に蠢く不快感を抑え、クオイオを氷漬けにした。

その後、やり遂げたが何処か腑に落ちない空気が轟と葉隠との間に流れた。

 

 

 

「あ、あの、轟くん・・・」

 

 

 

「・・・・・・気にするな。所詮はヴィランの戯言だ。・・・・・・俺は中央広場に向かう。葉隠は出口に向かえ。」

 

 

 

「え!?危ないよ!!」

 

 

 

「こいつらから得た情報を相澤先生に伝えてくる。こいつらの好き勝手にさせとくのも気に入らないからな。」

 

 

 

葉隠の静止を無視し、轟は騒ぎの中心であるセントラル広場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




初戦闘話ですが・・・これって戦闘といえるのか?って感がある気がする(泣)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。