迷いの竹林に再び入ったところで、コクーとなのる謎の人物に宣戦布告を受けたのだった。
ポポ「コクー?一体あいつはなんなんだ?」
ポポはコクーの事を非常に不思議がって思考を巡らせた。しかし、どこまで巡らせても答えが出るはずもない。知らない人物なのだから。
パム「なんか、音がする。」
パムは迷いの竹林から少し漏れてくる激しい戦闘が行われているような音を感じて、そう呟いた。
彼らを送りに出ていた鈴仙は頭を抱えて言った。
鈴仙「あ〜、…姫様…」
ポポとパムは鈴仙の言葉に反応して鈴仙に言った。
ポポ「姫様って、もしかして永遠亭は偉い人でもいるんですか?」
鈴仙はポポに答えた。
鈴仙「私たち、月から来たものなんです。永琳師匠も、輝夜姫様も。私達は他の種族に比べてずっと長寿なんです。特に、姫様なんて蓬莱の薬を飲んでしまったから不老不死なんですよ。」
ポポには月の民というものが分からない。しかし、パムは理解したようで
パム「もしかして、かぐや姫?」
と鈴仙に尋ねた。
鈴仙はニコっと笑って
「はい、かぐや姫本人です。」
と答えた。
鈴仙はさらに続けて、
「もう1人蓬莱人がいましてね、藤原妹紅って言うのですが、姫様と毎度毎度戦闘を繰り返してるんですよ。あの人たちの生きる実感なんでしょうね。」
ポポは「戦い」という言葉に反応して、硬直した。そして、急に走り出した。
鈴仙「どこに行くんですか〜!!危険ですよ!!」
パム「ポポ、待って!!」
2人も追いかける。
一方、迷いの竹林にある1点の広場では、二人の少女が激しく戦闘していた。
「パチェストマイフェニックス!!」
「ブディストダイヤモンド!!」
2人はスペルカードや弾幕を使って激しく戦闘していた。爆発が竹林を襲いそうなその時、竹林から緑色が特徴の小さな少年が飛び出した。ポポだ。
「やめろ〜〜!!!」
2人の少女には声が届いておらず、戦闘をやめない。
鈴仙「ポポさん!ダメですよ危ない!!」
鈴仙はポポのことを心配してポポに声をかけるが、パムが静止する。
パム「ポポは森の守護者。この竹林のことも守ろうとしている。」
鈴仙「森の…守護者…?」
2人がそう会話をしている時、ポポの首にかかっている守護者の証が光を放ち、ポポは強風にその身を包んだ。
そして、「2人ともやめろ!!!!」と叫び2人の間に入った。
すると2人は強風で吹き飛ばされる。2人はキャッと軽く声を上げ竹に激しく背中を打ち付けた。
鈴仙はその様子を見て、「パムさん、ポポさんはいったい、」
とパムに問いかけた。
パムは「彼は森の守護者。森を守護する使命を持つもの。」
と答えた。
鈴仙「妹紅さん、輝夜さん!!お客様がもし怪我でもしたらどうするんですか?もう辞めてください!!」
妹紅「くっ、いったいこの子はなんなのよ!!」
輝夜「風に身を包んで、って、風を操る程度の能力!?」
2人はポポの姿を見てそう言う。するとポポの前にパムが立ち、
「彼は森の守護者。森を守る使命を持つもの。森を守るための力を操るわ。」
パムのその言葉に固まった2人。2人はそのままポポに平謝りしたが、優しいポポはすぐに許した。
しかし、ポポは途中すごく険しい顔をして空を見上げるのだった。
次回:竹林を襲う甲虫