入院してます
ヴァーリとの死闘があった次の日俺はベッドの上に居た。
怪我して・・・じゃなく、無茶が祟って動けなくなった。
状態としては物凄い筋肉痛と脱力感それに微熱。あとは無茶な魔力の使い方をしたせいで魔力が上手く使えない。身体強化にエアリィとの同調、そこにドライグの限界の倍加・・・我ながらやりすぎた。
昨日家に帰ったら安心感からかそのまま気を失って倒れて気が付いたらグレモリー家の経営する冥界の病院に入院していた。。
「仕方なかったとはいえ無茶しすぎよ。」
なんていいながら母さんは俺をつついてくる。
「ちょ、痛い痛い!分かってるけどさ。」
「もうちょっと加減できたんじゃないの?ヴァーリちゃん瀕死レベルだったらしいわよ?」
実は母さんは以前ヴァーリに会ったことがある。グリゴリに見学に行ったときに会ったそうだ。見学とか・・・。
「いや、あれくらいやらないと呪文止まりそうになかったし。最後の方はあいつ半分意識無かったんじゃないかな?執念でやってた感じがする。」
「アルビオンくんもそんな事言ってたみたいね。あそこで止めなかったら暴走してたみたいだし。」
「
「そうねぇ。悪い子じゃないけどバトルジャンキーよね、ここまでくると。」
「戦った俺が言うのもなんだけどあそこまでされると否定できないね。」
「まぁ、ヴァーリちゃんはアーシアちゃんにグリゴリで治療してもらったし、後遺症はイッセーちゃん程じゃないみたいだから大丈夫でしょ。イッセーちゃんは絶対安静1週間なんだし、最近色々あったからしっかり休んでたまにはゆっくりしなさい。」
「ああ、そうさせてもらうよ。母さんも心配かけてごめんね。」
「ふふふ、子供は親に心配かけるものよ。あんた達はみんな良い子過ぎるからね、たまには心配とか迷惑かけてくれないと親の仕事無くなっちゃうわよ。こういうのは出来ればやめて欲しいけどね。」
「あはは、ありがとう母さん。」
しばらく母さんと話しをした後俺は眠くなったので眠る事にした。なんか久しぶりに親子の会話をしたような気がする。う~ん、もうちょっと機会増やしたほうがいいかもな。
しばらくして目が覚めた俺の上には猫耳尻尾の小猫ちゃんが乗っかっていた。
「こ、小猫ちゃん!どうしたの?」
「あ、先輩。起こしちゃいましたか?」
「いや、それはいいんだけど、これどういう状況?」
「気の乱れを直すために仙術かけてたんですけど、先輩の寝顔につられて私もうとうとしちゃってたみたいです。」
そういえば体の痛みがちょっと楽になってる。
「ありがとうね、小猫ちゃん。」
そう言って頭を撫でてあげると
「にゃぁ。」
といって気持ちよさそうに撫でられている。うん、可愛い。猫耳のモフモフ加減も気持ち良い。
「気持ちは嬉しいけど小猫ちゃんも昨日の疲れがあるだろうから無理するなよ?」
「私はそれほど力を使って無いから問題ないです。先輩は無茶しすぎです。もう少しみんなを頼ってもいいと思います。」
「そうよね~、ほんとよね~。」
「昨日のは咄嗟だったから仕方ないにしても他でももう少し頼ってほしいわよね。」
「朱乃!?イリナ!?てか、みんないる!」
おおう、小猫ちゃんに意識持ってかれてたせいで他のみんなに気付かなかった。
「お兄ちゃん!大丈夫ですか?」
「ああ、しばらく休めば元に戻るよ。」
「イッセー、ここは私の家の系列の病院だたら安心して休んで頂戴。何かあったらすぐ言うのよ?」
「ありがとうございます、部長。」
「どれくらいで学園に戻れそうなんだい?」
「ん~、1週間は絶対安静って母さんが言ってたからな~。10日位かかるかも?」
「そんなにかかるの?」
「多分体はそんなにかからないで大丈夫だと思うんだけど、魔力が安定しないかも。」
「昨日のあれはどういう状態だったの?魔王クラスかそれ以上だったわよ?」
「ああ、え~と・・・身体強化限界値まで上げた上でドライグの倍加に俺が契約してる精霊の力の上乗せ・・・。」
「あんたねぇ、前に強化最大だけでも前に筋肉痛で結構酷かったのにその上に上乗せとかって、無茶なんてものじゃないじゃない!」
「あの状況じゃ仕方なかったとはいえ、心配するこっちの身にもなってほしいわね。」
「はい、ごめんなさい。」
朱乃とイリナの言葉に素直に謝る。これはしばらくみんなには頭上がらないなぁ。
「はぁ、みんな、言いたい事はあると思うけどしばらく安静にしないといけないからそろそろ帰るわよ。イッセーもちゃんと体直してから学園に戻って来てちょうだいね?たまに見舞いにはくるけれど。」
「ああ、みんなありがとうな。」
そう俺が言うとみんなは帰って行った。
数話日常的な話しになります。日常と言ってもイッセーは入院してますが・・・。この辺はオリジナルなんでちょっと自信ないです。