入院から5日経った。・・・暇だああああぁぁぁ!
俺は暇を持て余していた。
3日目位まではまだ体の調子が悪くほとんど寝て過ごしてたんだけど、昨日あたりから大分楽になってきたんだけどそうなってくると何かしたくなる訳で・・・。
『相棒、気持ちは分かるがまだ魔力が安定してないぞ?』
『もう!ちょっと良くなったからって~、落ち着き無さすぎじゃない?』
いや、まぁ、うん。分かるんだけど最近忙しかったせいか突然時間が出来ると落ち着かないって言うか・・・。
『相棒らしいといえば相棒らしいんだがな。』
『ドライグまで~。みんなにも心配かけたんだから少しは反省したら?』
くっ!それを言われると何も言えない!
『でしょ~、それに・・・あ、誰か来た。』
『この気配は・・・。』
コンコン。
ドアがノックされた。誰だろ?
「どうぞ~。」
とりあえず入ってもらおう。
「やあ、体はどうだ?」
「ヴァーリ!おまえ、どうやってここに?てかお前こそ大丈夫なのか?」
入ってきたのはヴァーリだった。
「ああ、アザゼルに頼んでな。体はさすがに万全ではないが出歩くくらいは問題ない。」
なんという回復力!てか、アーシアに治療頼んだんだっけ。
凄いぞ
「それで?どうしたんだ?わざわざ来るとか。」
「なに、この間の謝罪とお礼にな。」
「謝罪はまぁ、いい。お礼?俺何かしたか?」
「ああ、
おお!ヴァーリが謝るとかレアだな。
「なるほどな。てか暴走手前にしろ無意識にしろおまえの戦いへの執念には恐れ入るよ。」
「一度負けてるからな、負けたくなかったんだがこんなことになるとは思わなくてな。あの時の約束はきちんと果たそう。それに強い奴もいっぱいいるからな、退屈はしないだろ?」
「このバトルマニアめ!次戦う時は
「わかっているさ、次は負けないからな!」
こいつは・・・はは、次は更に強くなってるな、確実に。
「それと頼みがあるんだが。」
「なんだ?ヴァーリから頼みごととか初めてだな。」
「ああ、
ん?そういえばドアの外にもう1人いるな。
「黒歌。」
呼ばれて入ってきたのは和服を着崩したセクシーなお姉さんだった。胸の谷間が眩しい!!
「黒歌にゃ。よろしくにゃ。」
にゃ!
「こいつは猫魈でな、お前の仲間の白音・・・塔城小猫だったか?の姉だ。」
「え!マジ?」
「ああ、本当だ。」
「それで俺にどうしろと?」
「事情があって直接会うのが難しいらしくてな、お前ならどうにか出来ないかと連れてきたんだ。」
ヴァーリがおせっかいとか・・・アザゼルさんの影響だろうか?
「ん~いきなりそう言われてもね~。・・・アザゼルさんに相談してみるか。」
「・・・。」
悩む俺を不安気に見ている。う~ん、とりあえず事情を聞いてからになるか。
「ていうか何で最初に俺だったんだ?アザゼルさんの方が適任じゃね?」
「それは俺も考えたんだがな、今回の件で迷惑かけたから少し頼みづらくてな。」
今日は普段見られないヴァーリが色々見られるな。
「わかった。とりあえずアザゼルさんに連絡とって相談しようぜ。黒歌さんにも話し聞きたいしな。」
「わかったにゃ。よろしくおねがいするにゃん。」
「とりあえずアザゼルさんに連絡入れて時間とか決めるからそれまでヴァーリと一緒でいいか?」
「ああ、かまわない。よろしく頼む。それじゃあそろそろ失礼するよ。」
「よろしくにゃん。」
そう言って2人は帰って行った。
それにしても小猫ちゃんの姉さんか。仙術使うのをためらっていたのと関係あるのかな?
「そろそろお話し終わった?」
「母さん!いつの間に!」
「ふふ、イッセーちゃんも大概おせっかい焼きよね~。」
「大事な後輩の姉さんだからね、なんとかしてあげたいんだよ。」
「ふふふ、お母さんも相談に入れてもらおうかしら~、朱璃ちゃんと。」
「ちょ!・・・でもこういうのは色々な人の意見聞いたほうがいいのかな?」
「とりあえずアザゼルちゃんに連絡ね~。」
母さんと朱璃さんも参加か。いい意見出ればいいな。
ヴァーリの性格が原作より丸くなってます。そして黒歌登場です。