この素晴らしい駄目神様にお祈りを!   作:与麻奴良 カクヤ

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 最近は深夜テンション(深夜に)で書いてる。誤字脱字が多いかもしれませんって意味だよ?


306 第二次鎧さん襲撃事件パート11

 意図的に煽る私と無意識に煽っている冒険者さん等に、爆裂魔法を撃ち込みたいと言うめぐみんをカズマ君が止める。

 

「もう魔力は使い果たしているだろうが……………………。今日は大仕事をしたんだ、ゆっくり休めよ。ご苦労さん」

 

 カズマ君がめぐみんを珍しく褒めていると、めぐみんはカズマ君の背中で再度しがみついた様に見えた。

 私には分かります。

 めぐみんがない胸を、一生懸命にカズマの背中に押しつけている事が!!

 ほら、カズマ君も感づいたようです。

 微妙な顔をしてますよ。

 それを見て、めぐみんもカズマ君が何を考えているか分かったみたい。

 別に紅魔族の頭脳は関係ない思うけど?

 あ、そんな安いお世辞を言うと……………………首を絞められて…ってもう遅かったか。

 

「あれは首絞めプレイの一環なのか?なら私も…」

「あれ、居たんですかダクネスさん?」

「んっ!!カズマに言われるのも良いが、ゆになに言われるのも、ゾクゾクとする」

 

 あ、ターゲットがカズマ君だけじゃなくて、私にまで広がっちゃいましたか?

 どうしよう、誰かSっぽい人に押し付けたいこの気持ち、誰か分かれ。

 でも、私の知り合いにSの人っていないよね?

 唯一そっち系な見た目の鎧さんも、ギャグキャラだし……………………。

 あぁ、積んだ?

 

 

 

 後ろのマウントポジションから首を絞めているめぐみん。

 おんぶして助けているはずの相手から首を絞められているカズマ。

 まだ砂が取れていないのか、ぺっぺっぺとしているアクア様。

 カズマ君を見て、更に危ない方向へと性癖を進化させようとしているダクネスさん。

 そんなダクネスさんを見て、「この人はもうダメだ~」と嘆いている私。

 

 まさしくカオス。

 そんな状況に、冒険者さん達もめぐみんを頭が可笑しい子、頭が可笑しい子と壊れた機械の様に言っている始末。

 この場にルナさんが来たら、きっと胃薬の量が増えちゃうんだろうな~。

 そして何故か私に、早くこの状況を打開しろと言ってくるに違いない。

 

 そんなカオスな光景を黙って見ていた鎧さんも、笑い出した。

 部下のアンデットナイトが全滅させられて笑い出すとか、どんな人格者なのでしょう?

 あ、駆け出し、駆け出しと言っていたのを少しは認めてくれたみたいで、本気で相手をしてあげる、とのこと。

 そんな報酬いらねぇ。

 

 と言っても鎧さんは止まらない。

 大剣を構えてこちらに走ってくる。

 私が、また受け止めてあげようかなぁ~って考えて、魔剣グラムに魔力を注ごうとして………………。

 冒険者さん達が鎧さんを囲んだ。

 私たちは守られるようにして。

 

 ………………どうしてこうなった?

 




 何か、一々原作に書いてある会話文を書くのが面倒になってきました。で、こうなった。

 一応、他の冒険者達が鎧さんから守ってくれているのは、ゆになちゃんによる一方的な鎧さんへの攻撃を、アンデットナイトの対処に追われて見ていなかったからとでも、思っていてください。



 追記
 諸事情により、毎日更新をここで区切らせて頂きます。ですが、更新ストップって訳ではありませんよ。二週間に一回を目標に更新させて頂きます。
 勝手ながら一巻の内容を終わらせる前に連続投稿を辞めてしまい、申し訳ございません。今後ともよろしくお願いいたします。

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