今度はカズマ君の声が聞こえました。
アクア様が起きてしまうでしょう。
なので、アクア様に代わって、私が要件を聞きます。
「どうしました?アクア様は泣き疲れて寝ていますよ」
「そ、そうなのか」
「子供か、こいつは!」
カズマ君は寝ているアクア様を見て、呆れ顔になった。
しょうがないじゃないですか。
アクア様ですもん。
「んで?アクア様に代わって私が要件を聞きます」
「アクアでもお前でも、後から先かの違いだけだ。俺は考えたんだ、アクアのレベルを上げるとそれに並行して、知性ステータスが上がってくれて、少しはまともになるんじゃないのかって?って思ってな。ゆになはどう思う?」
「なるほど~ですね。ステータスの上がり具合は人それぞれですが、それに掛けてみるのもありかも」
カズマ君の提案はアクア様のレベルを上げて、知性ステータスを上げようということでした。
少しでもまともになれば、と言う理由はアレですけど、アクア様のレベルを上げるということには私も賛成します。
知性的なアクア様………………想像しただけでも笑えるwww。
「分かり…まし……たww」
「何を急に笑っているんですか?遂に頭が可笑しくなってしまいましたか」
急に笑い出した私を見て、めぐみんが喧嘩を振ってくるが、今の私はそれどころない。
だって……知的な…アクア様wwwって。
めぐみんは何で想像しないのww。
笑っている私をほっといて、話は進む。
「それで?どんなクエストでアクアのレベルを上げるのですか?」
「そこなんだよなぁ。ダクネスはどんなクエストが、アクアのレベルを上げるのに最適か知ってるか?」
「アクアはアークプリーストなんだろう?だったら、アンデットモンスターの討伐とかはどうだ?アンデットモンスターの討伐には、アークプリーストの浄化が必須だ」
「それなら、先ほど見た掲示板に『共同墓地のアンデットモンスターの討伐』がありましたよ」
「なら、それにするか。アンデットモンスターは夜に出没する。っで良かったよな」
「なに当たり前のことをいってるんですか?」
「か、確認だよ確認!」
あ~あ、やっと笑いの発作が収まった~!
何々、共同墓地のアンデットモンスターの討伐ですか?
ゾンビとかかぁ~。
私は浄化を使えないから、アンデットモンスターと戦ったことがないんだよね~。
やっぱり、バイ〇ハザードみたいなのかな?
ちょっと楽しみになって来た!!
どっかにFN SCARとか落ちてないかな?
一番好きな銃なんだけどな~。
SCAR良いですよね。
PUBGやる時はそれを使います。
奴で、ソロドン勝したことあります。