この素晴らしい駄目神様にお祈りを!   作:与麻奴良 カクヤ

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戦闘描写は難しい。


263 私に指名依頼?パート8

 ここで分かっている事が一つ追加された。

 鎧さんではなく、デュラハンさんだったということ。

 

 そんな事考えていると、鎧さん(こっちの方が言い易い)は頭を上に投げた。

 はぁ?って思った時にはもう遅い。

 

「ひぃ!!危なっ!!」

 

 宙に浮いた頭に気を取られた瞬間、胴体が剣を突き立って来た。

 それを身を引く様に緊急回避。

 鎧さんは連撃で私に攻撃をしてくる。

 それを回避、回避、ガード、回避、ガード、またガード。

 不意に鎧さんはバックステップで頭を投げた位置に戻った。

 

「ふっ、中々やるようだな」

「危なかった~!!剣が当たったらどうしてくれるんですか!!怪我しちゃうじゃない」

「怪我をさせるつもりで攻撃したんだァ!」

 

 さてさて、回避ばかりだと私もいい加減飽きてきました。

 今度はこっちの番ですよっ!

 

「『ライトニング!』」

「うぉぉ!人が喋っている時にがみがみがみがみ!!」

 

 私が撃った上級魔法『ライトニング』は鎧さんに避けられてしまった。

 クソッ、こうなったらもう一度!

 

「隙ありぃ!!」

 

 鎧さんが頭を投げて、私に剣を振ってくる。

 ひかかった!!

 

「『グラビティ』」

「ハッハッハ!!どこに向かって撃っている!!ほらほら、どうしたその程度か!?」

 

 鎧さんの素早い連撃で、私は回避するのがやっとだ。

 微力な重力を操って右に、左に、下に、上に、斜めに、三次元移動で回避する。

 え!?実は余裕なんかじゃないですか?って。

 えぇ~!?ソンナワケナイジャナイデスカセンパイ~。

 

「お前ふざけてんのかぁ!!」

「おぉ~!そのツッコミは間に合ってます」

「知るかぁぁ!!!ってなんだその魔法は!!完全に空中に浮いて………お前、人間じゃないな!!」

「失礼な!!れっきとした人間ですよ!!」

 

 この鎧さん、ツッコミもボケも両方イケるとは!

 と、そろそろ良いですかねぇ。

 

「……いてもいいんですか?」

「あぁ!?なんか言ったか怪しい奴!!」

 

 いや、怪しいのはアンタでしょ?

 あ、魔王軍幹部と言う身元が分かっているから怪くはないか。

 

「そんなに吞気に喋っていても大丈夫ですか~?って言ったんだよ!!」

「はぁ、何を言っぐぉぉぉぉぉぉ!!!わぁぁあぁぁぁぁぁっぁ痛い、超痛い!!何が起こって!!」

「ふぃ~、私に気を取られ過ぎてましたね。おかしいと思わなかった?こんなにも長時間、投げた頭が宙に浮いていることを」

 

 鎧さんが外れたと思った二回目の『グラビティ』。

 実はあれ、鎧さんの頭が目標だったのだ。

 重力操作で鎧さんの頭を長時間空中に浮かせる。

 その間に三次元移動をして、鎧さんの意識を私の行動に向ける。

 鎧さんの意識が完全に私に向いた瞬間、超重力を頭に加えるとあら不思議。

 鎧さんの頭は床を突き破って、何階か下に落ちていった。

 




そう言えば、連続更新二か月達成!もう少し頑張って行きます!
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