崩れゆく物語   作:冬黒兎

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プロローグ

~名前も知られない隠れたブログ~

 

寿命で死ぬのも事故で死ぬのも平等な死だから変わりないって人がいるよね

本当にそうかねぇ、少なからず違いはあるんじゃないかな?

例えば赤ん坊の頃に死ぬのと年老いて死ぬの、どっちのが幸せだと思う?

確かに生きることが辛い人は赤ん坊の頃に死ぬのが楽だと思うと思うけどさ、本当にそうかな?

まぁ、言っちゃうと赤ん坊って幸せ感じられてる?そもそも、そこまで感情ある?まぁ喜びとかはあると思うよ、そこに【本当の幸せ】って含まれてるのかなって思ってね

年老いた人はどんなに辛い人生を送ろうとも死より辛い思いをしようとも生きてるんだから、死より辛いなんてわからないよね

死んだ方が楽、本当にそう思う?死んだ所で幸せはつかめなさそうだよね

 

え?結局何が言いたいかって?

【死】を怖れよ 【生】を謳歌し幸せ掴め ってことなんだよね

 

まぁこれは僕の考えだからね、間に受けちゃダメだよ

 

~名前も知られない隠れたブログ~out

 

 

何も代わり映えしない日々

刺激のない日々、ただ一つ刺激があるのは男2人と女子2人でそこそこデカイ家を借りてシェアハウスをしていることぐらいだろうか

普通に高校行って1、2年の頃に遊びに遊んで気付けば受験

どうにか大学にも合格し、変わった趣味の友達の紹介で大学の間だけここで4人で住むことになった

 

あ、確か明日は好きなバンドのライブあるんだよな

早く寝よ…

 

【3時16分】 深夜である

 

 

 

 

【2時24分】

 

「ふぁぁ、眠い…」

「いやお前…今何時だと思ってんだよ、寝すぎだろ」

 

寝起きの俺に間髪入れず言ってくる友人

 

 

「え…と?…2時………って………は!?」

 

青年は携帯の画面を見て硬直した

あれ…ライブって確か…一時からだっけ…

完璧に寝坊したぁぁぁぁあ!

 

クッ…諦めるしかないか…はぁ

 

「おーい長良くぅん?どうしたのさ携帯の画面見たまま固まって」

 

友人が俺に先ほどまで話しかけてたようだ

色々ショックで耳に入らなかった…

 

「あ?どうした?」

「いやどうしたって…美波さんが作った飯完全に冷めてるけどいる?って聞いてたんだけど」

 

美波とはこのシェアハウスの住人の1人で女性だ

まぁ、詳しい事は彼女が来てからでいいだろう…飯も作ってくるたみたいだし無下にするのも悪いからな、食べるか

 

「あー、食べるよ」

「ん?」

「食べるよ」

「まじで?」

 

いやさっきから此奴は何を言ってるんだ美波の飯を食うと言ったんだ

 

「今食べるっていったよね?聞いたからね?ちゃんと食べろよ」

「なんだよ気持ち悪いな、中学生かお前は」

「ちなみに今日の美波の飯は納豆辛子マヨネーズチーズうどん味噌味だ」

 

は?納豆辛子マヨネーズチーズうどん味噌味?

 

自分で自分の顔が青くなって行くのが分かる

 

「やっぱ今の取り消しで」

「だっめでーす☆ちゃんと録音しちゃったもんね☆」

 

ウザッ!?

あれ?此奴こんなキャラだっけ

ま、まぁ案外美味しいのかもしれないしそこまで絶望するわけじゃないしな

 

 

 

 

 

 

+-+-+-+-+-+-+-

 

 

 

 

 

 

 

「おrrrrrrrrrrrrrrrr」

 

やっぱり、暗黒物質には…勝てなかった……よ

 

「先生!長良君が息をしていません!」

「くそッ誰だ!こんなひどい事をしたのは!」

 

煩いな…

 

「中学生かお前ら!!」

「「キェェェシャベッタァァァァ」」

 

しばくぞ!!

俺の男の友人、真琴、そしてこのシェアハウスの中で料理スキルが高い雪崩

 

「いやさ、雪崩が作ればよかったじゃん、なんで美波に作らせたの?」

「私が寝てたから」

「なんだ同類か」

「ちょっそ!どう言う意味よそれ!」

 

ちなみに今はわめき散らしているが

顔良し性格よしで完璧人間だったりするのだが先ほどのように茶番が好きだったりする

なんともまぁ残念な事だ

 

 

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