問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ? 作:華鳩羽
黒ウサギ『さん』と『十六夜』『さん』にどう説明するか『オレ』は悩んでいます
黒ウサギ『さん』はマジマジと『オレ』のギフトカードを見てから
「でもオカシイですね? 白夜叉様に鑑定したときはギフトカードは一枚しか出なかったの
ですが……?」
「そうなのですか? ……あぁ、あの時は正常に四枚出てきましたが、遅れて出てきたってことで
いいかもしれなませんね。白夜叉『さん』に聞けば手っ取り早いですけど……多分わかると
思います。」
適当に濁しておく。
このことについては『オレ』は知らないからな。
「多分ですか……」
黒ウサギ『さん』はしょぼんと落ち込む。
すまないな。
「そういえば、冬夜さんに水を掛けると現れる人にあってもいいですか?」
黒ウサギは思い出したかのようにそういった。
「別にかまわないですけど……場所は移動したほうがいいかもしれません」
『オレ』はそう呟いて立ち上がり、黒ウサギ『さん』と『十六夜』『さん』は、あとを追うようについてくるのです。
場所は少し移動して誰もいないのを確認してから『俺様』は訪ねた。
「で? なんだ? 話ってのはよお?」
寝すぎてだるいな。
『あいつら』が『俺様』に話があるつうから変わったのによぉ。
まぁいいが。
『十六夜』と『黒』は驚いてやがるしよ。
「名前をお聞きしたいと思いましたけど……大丈夫ですか?」
ふーん。
『黒』のほうは、気苦労しそうなタイプだな。可哀想に……。
「『俺様』は黒夜だ。黒い夜って書いて黒夜。これでいいだろ?」
面倒くさそうに答える。
つうか、本当に面倒なんだよ。
だりいし。
疲れる。
「冬夜さんは今何をしてるんですか?」
「強制的に寝かせた。『逆廻』が水を『掛けなければ』よかったものの……」
「あいつは本当に水アレルギーなのか?」
『逆廻』はそう質問した。
こいつ『鋭い』な。
「いや、最初に住んでいた時に近所の『奴ら』が『ご主人様』に水を掛けると『俺様』が出て
来るのを知っていたから『そう言わせてんだよ』「あんたは水アレルギーだ」ってね。
無論、医者もそれを承知済みだ」
「そう言わせたって……じゃあ冬夜はお前がいることを知らないのか?」
「そうだ。だから『お前らも』内緒にしててくれよ。いつか『俺様』が暴露する時までな」
『不敵』に笑いながらそう言っておいた。
内緒にしないといけないんだよ。
『黒』と『逆廻』は、黙ったままなにかを考え始め、しばらくして『逆廻』が
「じゃあ冬夜以外には話していいんだな?」
「『ご主人様』に『俺様の名前』を言わなければな。『子供達』には言わない方がいいだろうな。
ただし、『小澄夏夜』『小澄春夜』『小澄秋夜』は話しても構わないけどな」
『俺様』は付け足すようにそういった。
冬夜いつ戻ってくるんだろうねー