問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ? 作:華鳩羽
「なあ、冬夜俺に絵を描いてくれ」
いきなり俺の部屋に入り込み勝手に椅子に座りながらそういう逆廻
「いきなり何を言うんだよ………というか、書きたくないんだが」
春夜に言われ気付いた絵が下手という真実。
逆廻はいつのまにかあいつらと出会っていて真実をしったらしいが……。
あれを聞いていないのか?
「お前がどのくらい絵が下手なのかを見てやる!」
「やめろ!!」
知ってて言ったらしい。
「いいじゃねえか。暇なんだしさ」
逆廻は二ヒヒと笑いを浮かべながらそう言った。
ちなみに十六夜が参加するギフトゲームはあと三日後くらいにあるらしいが、それまで暇らしい。
暇つぶし相手か俺は。
「な、引かないから書いてくれ」
「絶対に引くなよ……」
俺はポケットに入れておいたスケッチブックとペンを取り出し書いてみた。
10分後
「できたぜ!」
「おう! さっそく見せてくれ!」
「これだ! どうだ!」
かなり自信があるんだ! これで引かれたら俺は10日間部屋にひきこもる自信があるね。
「……………(うっわぁ……超わかんねー。引かないという約束だからな……えっとなんか
フォローを………)あ、うん。なんだ、いいと思うぜってどうしたんだよ 冬夜!?」
「うっせー! フォローなんていらねえ!! 出ていけ!! うわー!!」
「あ、おい暴れんなよ!!?」
「うっせー! 心の声で好き放題言いやがって! ああ、どうせ俺は絵が苦手だよ! へたくそだよ
こんちくショー!!」
そういいつつ逆廻を俺の部屋から追い出した。
「ひきこもってやるー!!」
俺のひきこもり生活が始まった。
「くっそ。殴っても壊れねえ。こいつ何してんだよ」
「十六夜さん何をしているのですか!?」
廊下の方で黒ウサギと逆廻は争っている
俺は無様に置いたスケッチブックを手にとって眺めた。
「はぁ………結構自信作だったんだけどなぁ………。あ、そうだ。練習すればいいじゃん」
メンタル面が弱いが切り替えは早い俺は、さっそくひきこもることにはなるが、絵を描き続ける
ことにした。
ひきこもって数日目
「おーい。冬夜。まだひきごもってんのか?」
数日間部屋にひきこもっているがかなり心配されていた。
「うっせー……俺を馬鹿にしやがって」
俺はそう返す。
(うっわ………相当来てるな………なんとかしないと)
聞こえているぞ逆廻。
はぁ………どいつもこいつも俺を小馬鹿にしやがって
『あんたなんかいらないのよ』『何で生まれてきたのよ』『出て行って。化け物!!』
「うっ………。嫌なのを思い出しちまった」
嫌な思い出のフラッシュバックってやつか?
くっそ………何で忘れないんだよ………