問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ? 作:華鳩羽
夏夜「あぁ『おれ』の出番すくねぇなぁ………」
秋夜「『ぼく』よりマシだと思う………………」
冬夜「それより俺の出番はまだなのか?」
春・夏・秋「諦めてください」
冬夜「嫌だぁーーーー!!」
『オレ』は、目の前にいる白夜叉『さん』にどう説明しようか悩んでいます。
ええ。『オレ』は苦労人ですから悩みますよ。ただ、異様に『十六夜』『さん』は、形相すら変えないことも考えたほうがよさそうでしょうか。
「春夜くんはいつから冬夜くんの中にいるのか知っているのかしら?」
『オレ』が悩んでいる間に『飛鳥』『さん』はそう聞いてきた。
「知っていますよ。『オレ』は『黒夜』の次に出てきたのですが、『黒夜』さんから直接聞いて
います。『彼』は『冬夜』と同じで面倒くさがりですから、押しつけられました。
少し長い話しになるのですが、いいですか?」
長くなる話しです。
『飛鳥さん』達は一斉に頷いた。
「一応『冬夜』さんには何も話さないでください」
『オレ』はそう付け足して語り始めることにしました。
ごめんなさい『冬夜』
冬夜が生まれてきて最初にさせられたのは両親による暴力である。
理由は冬夜が『男』だからという理由である。
冬夜のいる家系は代々由緒正しい『作法』を取り言えれた稀に見る家系であり、第一子に生まれた子が『女』だと『幼少期から女性としての仕草、作法』などをさせられるのが決まりで第二子が『女』だとしても同様に与えられるが第二子が『男』だった場合、なにもせずにいいという。『男女の格差が激しい』それが近所の間では有名な話である。しかし第一子であって『男』であった冬夜は、例外とされて暴力を受けていた。
『何で生まれてきたんだい!?』『さっさと死ねばいいのよ!!』『第二子として生まれてくれればよかったものを第一子として生まれてきやがって!!』
殴る、蹴るなどの暴力は日常茶飯事になり、冬夜は自分が第一子に生まれたことに後悔した。
一歳の冬。
冬夜は布一枚で家に追い出されウサギ小屋に監禁された。
最初はかわいかったウサギで温めてくれると思ったし、寒さもしのげると思っただが、
「お前の晩御飯は全部ウサギの肉だよ」
両親の一言により、今周りにいるウサギをいつか自分が食べた、それをやさしくしていたウサギが逆恨みとして襲われるかもしれない。
あれ以来冬夜はウサギが嫌いになった。
黒夜が現れたのはあれから5年たった6歳の誕生日である。
冬夜は襟で首を締め付けられるように引っ張られ風呂場についた。
冬夜は生まれてから一度も洗ったことがなかったため、服装を着たまま身体を洗うのかと思いきや
湯気が出ていない水がただ張ってあるなか両親は冬夜の頭を押さえつけ勢いよく冬夜の顔を水に沈ませた。
苦しい。怖い。また殺される。そう思った時に黒夜が誕生した。
黒夜がまずしたことは、家を燃やすことだった。
嫌な思い出のある場所は冬夜が苦しめるだけだ。そう思い、その時にいた両親と祖父母のいる部屋を鍵で出られないように閉めて火をつけた。
あいつらは泣き叫んだ
『やめろ!!』『死にたくない!!』
冬夜の次に生れていた妹を連れて出ていく。
妹は燃やされる家を見て
「もうお兄ちゃんを苦しめる人なんていないよね? もう一人のお兄ちゃん」
妹は黒夜の存在を知っていた。
出会って数分もしないのに。察したんだろう。
「『ああ』もう『冬夜』をいじめる奴は出てこねえよぉ」
黒夜はそう答えた。
それから親戚を燃やしたり殺したりして、妹とは冬夜が13歳の時に
「私ね。どこかにお呼ばれしちゃったからこの世界から旅立つね」
そう言い残しどこかへ消えていった。
春夜、夏夜、秋夜が出たのは、それからすぐだった。
三人の共通点は妹と楽しい思いでを保持しておくことだけである。
そして冬夜の記憶の中から『妹』という存在が消えた。
春夜(しゅんや)の場合は、フルネーム呼びで行こうかと思ったけど
名前にさん付して丁寧な口調を喋らせればいいかな。
で、時々崩すという感じで
春夜が出ている回を後で訂正しておきましょう。
黒ウサギと口調が被るけど男らしい丁寧口調で行こう。
あと『飛鳥さん』でいこうか『飛鳥』『さん』でいこうか悩み中。
しかし、私が書く小説の主人公の過去につらい経験をさせないといけないのかな。
暗い話しは次回も続きます