問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ? 作:華鳩羽
夏夜「まぁ、そうしないとつながらないしねー」
冬夜「zzzz」(主人公な上に出番がかなり少ないので熟睡中)
それからとはいうものの『春夜』『夏夜』『秋夜』『黒夜』そして冬夜の共同生活が始まった。
最初に生まれたというより誕生した『黒夜』は別の街のアパートを借りることとなりそれが冬夜が箱庭に呼ばれるまで住んでいた場所なのだが、まずは今住んでいる住人に許可を得なければならないということが先であった。
「あの有名な男女格差が激しい家系の第一子が『男』だったからという理由で、家庭内暴力があったというわけだね?」
「はい……」
大家の人にすべての事情を話し理解させることが必要だった。
そうしないと住まわせてもらえないと思ったから。
一人暮らしが初めてな上に何もすることがないからどうしようもないのだがここなら住まわせてもらえると妹が消えるまで場所の提供を記してくれた。
「それで、君が表に出ているという解釈でいいんだね?」
「はい……」
「……一応君以外の人物と話していいかい?」
「わかりました」
『春夜』『夏夜』『秋夜』の順で大家に話しかけてから数分ぐらいして
「いろいろ納得したよ。冬夜くん……だったかな? 彼には一時的に記憶をなくして倒れていたところ僕が拾ったことにしてあげるよ。それと黒夜くんの存在は知られてはならないんだね?」
「『ああ』悪いとはわかっていますが……『冬夜』自身が気づいてくれればいいんで……『俺様』は水をかけられたら出てくるんで『冬夜』には『水アレルギー』として通してください」
「わかりました」
現在~白夜又の部屋
「以上ですけど……質問はありますか? ある程度なら答えられますが……」
『白夜又さん』『十六夜さん』『耀さん』『飛鳥さん』は、口をポカンと開きながら目を丸くさせ何もいえない状況であった。
やっぱり話すべきではなかったのでしょうか?
でも、話さないと信じてくれそうにないし仕方ないことかも知れませんね。
「特にないがギフトについて質問していいか?」
しばらくしてから十六夜は口を開いた。
「? かまいませんけど」
「スマルトのカードの“速攻”“空間破壊能力”“地獄”について説明してくれないか?」
「『速攻』は相手のギフト能力を無効化にすることができます。それだけです『空間破壊能力』は実際使った事はありませんが、呼んで字の如くだとは思います。半径は100mが限度みたいですけどそういうのはわかるんですよ。『地獄』は恐怖感を相手に与えることが可能なギフトです。むしろ呪いのギフトですね。実際に実験して試したので間違いはないはずです。あんまり使いたくないギフトでもありますが……」
本当に使いたくないのですよ。