問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ? 作:華鳩羽
秋夜「おめでとう………」
夏夜「おめでっとー」
春夜「おめでとうございます」
冬夜「この物語の主人公なのに出番がすくないからな。次回は俺の回で行」
春夜「残念ですけどm、次回は『十六夜さん達』です」
冬夜「何!? 俺の出番はあるのか!?」
秋・夏・春「ない」
冬夜「がーん」
黒夜「どこの『茶番劇』かよ……」(冬夜に気づかれないように結構離れてやりとりをみています)
「以上ですけどこれ以上話すことはないと思いますし、そろそろ『冬夜さん』に戻さないと不審に思われますから……いいでしょうか?」
『白夜叉さん』に了承すればあとは彼を起こさせるだけで問題はないのですが……
「黒夜に合わせてくれんかの?」
『白夜叉さん』は、しばらくの沈黙の後にそう言いだします。
「それは……無理です。『彼』からなら変われますが、『オレ達』から『彼』に変わることは、無理です。『オレ達』から『冬夜さん』を経由すれば『彼』に会うことは可能ですが……」
申し訳なさそうに『オレ』はそういった。
「それに、妹の話関係は『冬夜さん』が寝た後なら出られます。『彼』は夜行性ですから」
ついでに付け加えた。
なんか長い間寝てたような気がする……俺は身体を起こすと
「起きたか? 冬夜」
逆廻が気持ち悪いぐらいの笑顔でそういう。
「気持ち悪い笑顔で話しかけるなよ……そういうのは黒ウサギに向けたほうがいいぜ」
俺は正直にそう言うと同時に逆廻の口角がひくひく動いている。
「そ、そうよね。冬夜くんもう暗くなったし帰りましょうか。黒ウサギに何も言わずに出て行ったもの」
「そうだな」
久遠はそう言って手を差し伸べるため、俺はその手を借りて立ち上がりながらそういった。
「……黒ウサギ怒っているかな?」
春日部は不安そうにそういうが
「怒るのが仕事だろ……」
俺はそう答えておいた。
“ノーネーム”に戻った俺ら四人は黒ウサギの説教を五時間ばかし受けてようやくベッドにダイブした。
「今日は寝なくてすみそうだな。春夜達が結構話し込んでいたみたいだしな。その間はずっと寝てたし昨日までの疲れがない」
独り言を呟きつつポケットに直しこんでおいたノートを取り出し書き写す。
日記という奴だ。
俺は日記が大好きだ。読み返せるし、字がきれいになる。
春夜達と初めてあった時から日記を書き始めたんだけどな。
「っと、白夜叉とギフトのことについて話し込んだ。全員分説明は流石に疲れたぜよっと」
文章の下に白夜叉と逆廻と久遠と飛鳥と俺の絵を描いた。
「自信作! だけど、あいつらからまた、下手くそ呼ばわりされるんだろうな……」
ノートを掲げてそういいつつパタンと閉じて。
「さってと……風呂入る前に薬を飲んでおくか」
対水アレルギー用の薬。
これがないと俺は暴れるらしいからな……気をつけなきゃだ
二時間後
「ふぅ………さっぱりした~」
風呂からあがって俺は髪をタオルで拭きながらそういう。
でベッドにダイブ。
「男性が二時間もお風呂に入るのはどうかと思いますが」
「そこをいうなよ!!」
夢の中でしか会話ができないが春夜からそういわれる。