問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ? 作:華鳩羽
「近寄るなっと言われても困ります! まだ此処の場所すら説明していないんですから!!」
このウサギはなんとしてでも説明しようとジワジワと近寄ってくる
そのため、俺はまた動物対策用超音波装置を流そうと思い、スイッチを入れる
「はうぅ!?」
早速流すとウサギは耳を抑えた。
面白そうだなこいつ。
「オマエ……楽しんでるだろ?」
「別に。俺はただ、ウサギアレルギーなだけだ。これ以上近づいたら俺はさらに、逃げるからな」
俺はウサギにそう話すと首を大きく縦に振ったため、俺はスイッチを切った。
「はぁ……あ、ありえないのですよ! 逃げられた挙句に攻撃させられるなんて」
ウサギは切れた事を確認したあと、そう言った。
「ウサギ人間が近づくからいけないんだよ。アレルギーなんだから察しろよ」
「どう察しろと言うんですか!! 取りあえず帰りましょう……ところであの蛇神はどうやって
倒したんですか?」
ウサギは蛇神をまじまじと見たあとそう聞いてきた。
「これ」
俺はその問いにラジカセを指さした。
「ああ、なるほど……。って! 何やってんですか!?」
「黒ウサギから離れると同時に蛇がいたらしいから超音波を浴びせたらしいぞ?」
ウサギの質問に逆廻が答える。
「えぇ……」
ウサギは愕然とする。
「あとその蛇に超音波浴び続けたら『勘弁してくれよ』って言われたような気がしてな
これをもらったよ」
そう言って取り出したのは水樹の苗。
「ギフトゲームに挑まれました?」
「ギフトゲーム? なんだそりゃ? 金銀財宝がそのゲームの勝ち負けによって決まるゲーム
みたいなものか?」
俺はそういうと
「簡単に言えばそうなりますけど……」
ウサギは複雑そうな顔つきをした。
「ははぁん。それで俺たちを呼んだと」
「!?」
「いや、ごめん。俺、耳かなりいいから、お嬢様っぽい人が紳士っぽいタイガーの話しをきいた
だけだ。気にすんな」
俺はそういいつつ、横になる
「あー久々に長く喋ったし寝るか」
「寝ないでください!!」
「寝させろ。俺は眠いんだ!!」
このやりとりを二時間近く続けた。
そのやりとりでまた腹が痛くなった……
最悪だ。
んで、お嬢様と合流。
「な、なんであの短時間に〝フォレス・ガロ〟のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況に
なったのですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵テリトリー内で戦う
なんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう心算があってのこと
です!」「聞いているのですか三人とも!!」
「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています」」」
「黙らっしゃい!!!」
黒ウサギらしいウサギはどこからか、ハリセンを取り出し、叩きつける。
面倒なのはなるべく避ける。
それが冬夜の性格なのだ。
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