問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ? 作:華鳩羽
もう説明するのも面倒だ。
今は、春日部がグリフォンにと湖畔一周をして、勝って春日部がもっている木彫り細工の
ペンダントで白夜叉、大興奮のさなかのギフト鑑定
以上。
面倒なのは心の声でも嫌なものだ。
「どれどれ…………ふむふむ…………うむ、四人ともに素養が高いのは分かる。しかしこれでは
なんとも言えんな。おんしらは自分のギフトをどの程度に把握している?」
「企業秘密」
「右に同じ」
「以下同文」
「説明するの面倒」
これは乗りで合わせたほうがよかったのか?
一応乗ったんだが……まぁいいか。
面倒で乗りがいいのは乗る。
これで行こう。
俺がそんなことを考えている間に白夜叉がパンパンと柏手を打った。
すると俺、逆廻、久遠、春日部の目の前に光り輝く四枚のカードが現れた。
コバルトブルーのカードに逆廻十六夜・ギフトネーム〝正体不明〟
ワインレッドのカードに久遠飛鳥・ギフトネーム〝威光〟
パールエメラルドのカードに春日部耀・ギフトネーム〝生命の目録〟 〝ノーフォーマー〟
ココアブラウンのカードに小澄冬夜・ギフトネーム〝?????〟〝??????〟〝回復力〟
ツッコミどころ満載だが面倒なのでやめておこう。
面倒はいやだからな
「ギフトカード!」
「お中元?」
「お歳暮?」
「お年玉?」
「精密な機械によって偽造か本物かを見分けられるカードと指紋?」
「ち、違います! しかも最後はなんですか!?」
なんか黒ウサギは喚くのでスルーしておこう。
長い話しを聞くだけ無駄で、面倒だからな。
ギフトカードか……。
最後の回復力は何となくわかるが、
最初の奴と二番目の奴はエラーでも起きてんのか?
こいつも俺と同じで面倒くさがりなんだなきっと。
仲間だ。
「おい、さっさと帰るぞ」
「あー……眠い……ここでしばらく……」
「起きろ!!」
逆廻が俺の頭をハリセンで叩く。
黒ウサギから借りたのか?
「〝ノーネーム〟に着いたら寝させますから、今は起きてください」
「わかったよ……起きればいいんだろ……」
俺は起き上がってギフトカードをポケットに入れてから
「おんし、ギフトカードが落ちたぞ」
入れきれなかった。
白夜叉に止められ、ギフトカードを受け取ると俺のギフトカードの色がココアブラウン
からアンバーに変わる。
「変わってばっかりだな……」
アンバーのカードに小澄冬夜・ギフトネーム〝??????〟〝無音停滞期〟〝????〟
またか、二番目でたけど最初と最後がないぞ?
まぁいっか。
面倒だ。
それをみた白夜叉は驚愕していたのはスルーだ。
ココアブラウンとアンバーという色があるんですが、
まだ、小澄冬夜のカードの色が変わります。
どんだけってね。
ちなみにココアブラウンのギフトカードとアンバーのギフトカードは全く違うギフトです。
謎が多いぞ冬夜。
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