問題児たちより厄介で面倒な問題児が異世界から来るそうですよ?   作:華鳩羽

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同姓同名が三人もいるようだが、そんなことより部屋をなんとかしてくれ

部屋を適当に決めてさぁ、ようやく寝るぞって時に逆廻によって睡眠が邪魔された。

またか。

 

「いい加減、ハリセンを返しやがれぇ!!!」

 

と廊下にいる逆廻は俺の部屋を見つけた途端ノックなしにドアを壊した衝撃でドアノブが勢い

よく飛び、窓ガラスに直撃。窓ガラスは割れドアノブがないドアはくの字に曲がっていた。

おぉー怖い怖い。

と思いつつ逆廻に拍手を送る。

 

「どーも! ……じゃねぇ!!」

 

「ふごっぉ!!?」

 

逆廻のノリツッコミは手ではなく足で腹に直撃。

マジで痛い。

 

「な、なんだよ……っ。さ、逆廻………」

 

腹を押さえつつ俺はそういうと

 

「さっき言ったじゃねぇか!! ハリセンを返しやがれぇ!!!」

 

逆廻はかなりのご機嫌斜めなのか、壁を思いっきり破壊する。

 

「やめろぉぉぉ!!!」

 

このやりとりが数時間続いたのは言うまでもない。

 

 

逆廻に黒ウサギが特注の特注でもらったという鉄製のハリセンを返すと同時に部屋から出て

行ったが、俺が見つけ出した寝ごごちが良さそうな部屋は逆廻によりボロボロになっていた。

 

「………住めば都だ」

 

俺は独り言を呟いて壊れたベッドをポケットに直し箱庭に来る前に所有していたベッドを置いた。

 

「持ってきて正解だったな」

 

俺はそう言って気にせず寝た。

 

 

翌朝。

誰も邪魔されずに起きた俺は背伸びをする。

 

「ここに来てから邪魔されてばかりだったからな。よく眠れたぜ! さってと部屋を片付……

 あ、何故か知らないが綺麗になっている。あー良かった。面倒だったからなぁ」

 

なんということでしょう。逆廻によって破壊された俺の部屋はすべて鉄製に早変わり。

一晩眠って早変わりってすごいな。

ハハハハ!

 

「ツッコミはしないぞ」

 

「おう! しても無駄だからな……誰だ?」

 

俺の部屋に俺に似たような奴がいた。

部屋の隅っこにも人いるし。

似てた……いや似てないな。

雰囲気的にうん。

 

「……小澄冬夜だが?」

 

「いやいや、それは俺の名前だって同姓同名じゃあるまいし」

 

「……そうだが?」

 

「………」

 

声が違うな。

俺こんな低ボイスじゃねえし。

 

最近枯れ気味なんだよ。

昨日叫び過ぎたからな。

 

「んで、そっちの隅っこでまるまってるのは?」

 

話しをそらそう。

わけがわからん。

 

よし。

気にすんな。

 

「小澄冬夜」

 

「………」

 

もう面倒しかない!

 

なんだ同姓同名が三人もいるわけがない!!

いるかもしれんが、呼び名が違うとか必然とか奇跡とかない限りありえない。

だれだよ……本当。

同姓同名はもう三人で……?

 

「もしかして、このアンバーのギフトカードとシャンパンイエローのギフトカードの所有者

 だったりしないか?」

 

「どうでしょう?」

 

「どうだかな?」

 

あーこのやりとりは俺だな、うん。




ギフトカードが三枚所有の小澄冬夜なんですが
その理由付けとして小澄冬夜が二人もいます。
ややこしいな。

三人どうしても必要なんだよ!
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