東方現幻夢   作:カミユ

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どうもカミユです!
昏御「インフルエンザになったの久々だよ。いつのまにか進んでいるわね」
ご愁傷様です。(前回)蓮舞さんも言っていましたよ
昏御「前回の終わりだと夢華と妖怪の山で戦うみたいな終わり方だったね」
今回は戦いますよ
昏御「そうかじゃあ一緒に」
昏御&カミユ「本編へどうぞ!」


第27話 無縁塚の戦闘

 Side 夢華

 

「なんだこの人間!?強過ぎる!早く椛さん来てくれ!」

「右のほうが空いたぞ!攻めろ!」

「負傷者が多過ぎる!」

 

 魔理沙と永遠亭から魔法陣で妖怪の山で戦闘をしているところまで着く。妖怪の山まで来ると僕の指示通り魔理沙は真っ直ぐに異変の出所まで箒に乗って飛んで行く

 

「あぁ!?テメェは狼の奴が言ってた奴じゃねェか!こんな所に来やがって、俺と戦いに来たのかァ!?丁度いいぜ!コイツ等じゃ手応えがなさすぎてココら一帯を吹き飛ばすとこだったぞ!」

「場所を移そうか!空間操作!」

 

 空間を早苗ちゃんが前に言っていた外の世界の物が流れ込んで来ていると言われている『無縁塚』という所に目の前の男の人と僕を飛ばした

 

「ハッ!なんでもアリだなァ、テメェ。ココなら暴れても良さそうだなァ」

「さっさと倒して異変を解決する!」

 

 無縁塚は森に囲まれている小さな空間。足元に見たことのある外の世界の物がいくつかある

 

「テメェは俺を楽しませてくれるかァ!?」

「知らないよ!氷炎 炎と氷の弾幕網」

 

 男の人が何もない空間から色々な種類の凶器が出現し、此方に向かって飛ばされる。それを炎と氷の網で防ぐ。多くの凶器は溶けた

 

「成る程なァ………これならどうだ!」

「銃まで?どんな能力?」

 

 男の人の周りに種類まではわからないが、視界を埋め尽くすような量の銃が出現し、発砲する

 大量の銃弾を僕をの目の前に出し、防ぐ。大きさは銃弾が尽きるまで耐えきれると思う程の大きさ

 

「魔法陣が…破れる……」

 

 あまりの銃弾の多さに魔法陣が耐えきれなくなり、真ん中辺りにヒビが入る

 

「どうした!こんなもんか!」

「クッ……キツイ…」

 

 とうとう耐えきれなくなり魔法陣が破壊される。が、

 

「超速移動」

 

 銃弾が僕に当たる前に能力を使い、僕が活動できる10秒間、ものすごい速さで動く

 

炎の妖刀(レッドソード)氷の聖剣(ブルーブレイド)!剣戟乱舞!氷炎 氷炎乱舞!」

 

 幽香さんと戦った時と同じように攻撃をする。男の人からすれば一瞬で目の前に移動されたと同じ速さで懐まで行き、胴体に乱舞をする

 キィンキィンキィン!と金属と金属がぶつかった時に響く金属音が鳴る

 

「!服の下に小刀?」

 

 男の人は服の下に小刀を仕込み、斬撃を防いでいた。それでも乱舞を続ける。流石に壊れたのか小刀が破壊される。しかし、小刀を破壊するのに時間を使ってしまい、残り時間が後2秒ほどになってしまった

 

「これで……どうだ!翔符 飛翔斬撃」

 

 最後に男の人を斬りあげ、両手に持っている武器で、魔力で形作られた斬撃を飛ばし、男の人に当てる

 

「グッ…ハ…ァ………ハハハ………ハハハハハハハハ!イイねェ!そうでなくちゃァなァ!そうでなくちゃァ、こうでなくちゃァツマラネェぞ!」

 

 男の人は僕の乱舞と斬撃をくらっても怯むこともなく狂ったように笑い、空中にとどまり大声で叫ぶと、四方八方に日本刀、太刀、西洋刀などから、針、手裏剣、クナイなどの殺傷武器が僕に向けられる。当然ながら僕に向かって殺傷武器が僕に殺到する

 

「ふぅ……………」

 

 殺傷武器が殺到しているが、息を吐き出す。そのまま叫ぶ

 

「破砲 破壊光線!」

 

 殺到する殺傷武器を全て巻き込むかのように大きな魔法陣を展開して、魔理沙のファイルスパークと同等の威力のレーザーを放つ

 幸い、上からの攻撃なので、上空に向けてレーザーを放っているので周りの木々に被害は無い……はず

 

「久々にやったな……特大破壊光線(これ)。大丈夫だよね…一応スペカだし…死んではいないはずなんだけど」

 

 スペカとはいえ、この威力のレーザーをくらって怪我をしていないのは丈夫すぎると思う

 

「はぁ…はぁ…やるじゃねェか…俺をココまで追い込む奴はボスくらいだ…」

 

 男の人は前方の木に手をつき、息を切らせている。怪我は見られないけど服がボロボロになっている

 

「これで終わりだよね」

「まさか!まだだ!こんなもんじゃ終わらねェよ!」

 

 何処からかロケットランチャーを取り出し、こちらに向けて発射する。しかし、ロケットランチャーなら魔法陣で防ぐことは容易い。前方に魔法陣を展開しようとすると男の人が話し出した

 

「俺の能力はいつも俺の周りに出していたが別に何処にでも出すことはできる」

「?何を言って……あっ!」

「俺の周りだと扱いやすいってだけだ」

 

 男の人の言っていることがわからなかったが途中で察することができて、僕の周りに魔法陣を展開しようとすると、背中からザクザクザクザクザクッと音が聞こえた

 それが刃物によるものだと分かったと同時に前から来るロケットランチャーを回避しようと動こうとしたが、体が思うように動けなくなった

 

「即効性の麻痺毒をつけた刃物だ。じゃあな、楽しかったぜ」

 

 男の人の声がゆっくりに聞こえ、全ての出来事の動きがゆっくりになっている事を自覚しながら、あぁ、なんかデジャブだなぁ。と考えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?ちょっと…マジ?えーと……うん……時魔。ちょっと待って」

「………」

「どうしてだ?みたいなこと言いたそうな目だね。それは簡単だよ」

 

「横からものすごい速さでこっちに来てる人がいるから」

「………」

「それにさっきの男の人はもう居ないよ。ロケランぶっぱなした後に妖怪の山の方に行ったから」

 

 時魔の前で一人で話す少年が呟く

 

「幻想郷吹き飛びそうだな〜まあ夢華が死ななきゃどうでも良いけど。あ、麻痺毒の効果は消しとくか〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 男…『新羅』が放ったロケットランチャーは今にも夢華に当たりそうな位置にある。夢華は即効性の麻痺毒により身動きが取れなく、背中の激痛により意識が朦朧としている。絶体絶命な状況だ

 しかし–––

 

「なんで幻想郷にロケットランチャーがあるのかしら」

 

 –––先程までの夢華達の戦闘を知らない人からしたら当然抱く疑問だが、今の状況には全くあっていない軽い口調で白髪ロングの女性がロケットランチャーを手に持っている扇子で受け流す。ロケットランチャーはそのままあらぬ方向に飛んで行った

 

「貴女大丈夫ですか?背中に小刀とか色々刺さっていますが…」

「…………」

「喋れないのですか?」

 

 背中に小刀などが刺さっていて大丈夫とは言えないが、過去にフランドールに腹を貫かれて大丈夫と言う夢華にとっては麻痺毒さえなければ問題はない

 倒れている夢華に質問するが答えられない(答えない)

 

「…あ……あ、喋れる」

「喋れなかったみたいですけれどどうしたのですか?」

「さっき麻痺毒付きの小刀を背中に刺されてしまって喋れませんでした。それとありがとうございます」

「いえ、気にしないで下さい。当たり前のことを行っただけですので。貴女は夢華って名前ですか?」

「そうですけど……」

「やはりそうですか。朱鳥が君のこと話していました。よく見ると朱鳥が言っていた特徴と同じですね。左目が黒いところ以外は、ですけれど」

「これは能力による影響ですね。朱鳥さんと会ったときは能力を使っていなかったので」

「そうなのですか。それにしても本当に男の子ですか?声とか見た目とか、女の子にしか見えないのですが」

「よく間違われますね。慣れましたけど」

「成る程。俗に言う、男の娘ですか。可愛いですね」

「……反応に困りました。うーん…ありがとうございます?」

「面白いですね。私、四葉 廻零(よつば みお)です。よろしくお願いします。夢華さん」

「よろしくお願いします」

「これからはどうするつもりですか?」

「さっきの人を追いかけようと思っています。異変の方に行ってなければ良いですけど」

「それならばあちらに行った感じがしましたよ」

「妖怪の山…………はあ〜じゃあ行きますね。ありがとうございました。朱鳥さんによろしく言っておいてください」

「分かりました。気を付けて下さい」

 

 夢華が魔法陣に乗り、飛び立とうとしたが、飛び立つことなくその場に留まる。そして「それと…」と言うと黒い瞳だけが見える角度に体を傾けて言う

 

「アンタ、幻想郷を破壊する気は無いんだよね?」

「そんなものありません。それにしても急に別人みたいに口調が変わりましたね?貴方は夢華さんですか?」

「ボクはボクだよ」

 

 夢華が短く言うと今度こそ妖怪の山に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時間は遡り、夢華の魔法陣から出た魔理沙の方では

 

 

 

 Side 魔理沙

 

 私は夢華の魔法陣から出た後、後ろを見ずに夢華に言われた通り、緋色の雲まで箒に乗り突き進む

 

「さっさと異変を解決して夢華の方に加勢しに行かないとな」

 

 私のためにあの場に残ってくれた夢華の為に雲の中に入る

 それと、最近は雨ばかりでウンザリしていたからという理由もある

 比率は夢華の為が8、雨は2なのぜ

 

「雲の中は荒れているが、これを越えれば……待っていろよ。夢華!私の雨の無い世界!」

 

 雲の中は荒れに荒れていて、進むのがキツイのぜ

 

「鯉は滝を登り龍となり、龍は雷雲の中で成長する。この雲を泳ぐ人間が居るなんて。そんな貴方は何者かしら?」

 

 雲の先の方から紫髪で帽子に赤いリボンを付け、赤と白の羽衣を身につけている情勢が出てきた

 

「おお?なんか障害物みたいな奴が現れたな」

「私は貴方に対して邪魔はしません。ただ、幻想郷の未来を憂え、そして警告するだけです」

「なんだ。邪魔しないならさよならだ」

「貴方は何故雲を越えようとしているのです?」

「一つは私の為に残ってくれた奴の為速くこの異変を解決するのと、もう一つは私の周りだけいつまでたっても晴れないからだよ」

「つまり、貴方は雲の先に異変を起こしている人を止める為に越えるのですね。しかし、天候がそんなにおかしな事になっているなんて知りませんでした。私はずっと雲の中にいるから天候は変化無いですし」

「いや、雲を越える必要は無くなった」

「?何故ですか?」

 

 私は帽子から八卦炉を取り出し、目の前で不思議そうに訊いてくるやつに向かって言い放つ

 

「犯人を見つけたからだ!」




今回夢華と戦った男は新羅です。まだまだ出番はあります
昏御「戦闘狂って怖い(確信)」
そうですね
昏御「廻零ってキャラはオリキャラだよな」
そうです。この先の重要なポジションになるかもしれないキャラです
昏御「ふーん。それで次回の夢華の出番があるかどうか」
どうでしょうかね(黒い笑み)
昏御「……あ(察し)」

ではまた次回!
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