こっちの投稿は新年初ですね、宣言通り遅れました(バカタレ)。
さて、前回の大量転移ですが、これは俺が「マルチでこんなん出来るんだからこれ出来ても良いんじゃね?」と思ったのでやってみました。
ではどうぞ。
「……うん、こんなもんかな。他に聞きたい事はあるか?」
「うん、私は大丈夫だよ♪」
「ストレアって元気だねー」
「ふふーん、褒めて褒めてー♪」
「あ、あはは……」
ストレアの活発さには、その大人びた容姿とはかなり違った幼さがある。他人から見たらちぐはぐとしか言えない違和感を感じたフィリアだったが、ケントは何も言わない。話を聞くに、彼がストレアと出会ったのはかなり最近の筈だが、
「フィリアー?置いてっちゃうぞー?」
「え?あっ、ごめんごめん!」
「よーし、レッツゴー!」
「おー!」
元気良く出発する2人を見て、フィリアは弟と妹でも出来たかの様な気分だった。
―*―*―*―*―*―*―*
1時間後。
「ふっ!」
「グ、ウゥゥゥオォォォ!」
《竜の巣》と言うらしいダンジョンの奥に出現した
「ふぅっ、今どれくらいだ?」
「えーっと……このフロアは7割ぐらいかな?」
「もうそんなに!?早いねー……」
「なーんか思ってたより手応え無いなぁ……」
「えぇ……」
先刻、キリト達から《『竜の巣』ってダンジョンに何かあるらしい。多分それがゲートの鍵だ》というメッセージを貰ったので攻略に乗り出したフィリア達だったが、この分ならささっと行けそうだ――
「あれ?開かない……」
「え?……ほんとだ、鍵開けも効かない」
ぬぬぬ……と唸り始めるケントを、やや低めの声が遮った。声は言う事だけ言って聞こえなくなってしまったが、要点だけ言うと「《竜の秘宝》を持って来ないと通さない」という事らしい。
「まぁた戻るのかよー……お使いクエやってる気分だぜ……」
「よーし、その《竜の秘宝》ってのを取りに――」
「……ストレア、場所分かってるか?」
「あ……」
「だろうと思った。……キリト達と手分けして探すかぁ……」
と言ってメニューウインドウを開いたケントの元に、1件のメッセージが届いた。
「ん?キリトから……もしかして!?」
「ど、どうし……」
「『《竜の秘宝》ってアイテムが手に入った。何かに使えるんじゃないか?』……だって!」
「ほんとに!?」
「やったー♪」
「待て、続きがある。『PoHも見付けた、充分に警戒してくれ』……以上か。まぁたPoHかよ……」
「あ、あはは……」
油断は出来ない。それでも、ケントと過ごす時間は楽しいと、フィリアはそう思えた。
超短いですが、今回はここまでにさせてくだせぇ……(馬鹿野郎)。
ではまた次回。