黒い少年と影の世界   作:ユキノス

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こんにちは、絶賛期末考査のユキノスです。
え?勉強しろって?……全くその通りですよねぇ……でもですね、日頃から勉強する癖が無いと、マジで何すれば良いか分からないんですよ。なので、皆さんはしっかり勉強しましょうね。
さて、前回フィリアの重い話があったので、今回は明るめの話に出来たら良いなと思っとります。
ではどうぞ。


21:海賊の財宝

「うみゅ〜……」

「えへへ……」

先程、突然倒れかけたフィリアを宥めて(と言うか支えて?)からというものの、ずっとこの調子である。頼られている、と考えるとやや複雑だが、それでも笑ってくれているなら満足だ。……ただ、頬をこねくり回されて満足かと言われたら分からないが。

「柔らか〜い……」

「お姉ちゃ〜ん、これいつまで続くの〜?」

「私が満足するまでー」

と言った直後、その手を止めて「やめた方が良い?」と聞いてくる辺り常識はあるだろう。皆は嫌がっているならやめようね?って、僕は誰に言ってるんだろ……

「……いや、好きにして良いよ」

両手を広げ、受け入れる体制になった時、むぎゅっと抱きしめられた。

「わぶっ。わー食べられるー」

「ふふふ、食べないよー」

傍から見ていると、「何イチャついてんだこいつら」「リア充爆発しろ」と思われそうだけど、そんな事気にしちゃ負けだと思おう。そうでなきゃ……ってちょっと待った、ゲームの中でリア充っておかしくない?

「むにゅー……そう言えばフィリアー」

「なーにーケント?」

「んしょ、んしょ……っと、あのね、入江エリアに関するー、フィリアがとっても喜びそうな情報をゲットしたんだー、《ホロウ》からだけど」

「へぇー、どんな?」

「えっとねー、それっぽく言うと……――その昔、この海には大海賊が居たという。海賊はありとあらゆる財宝を手に入れたが、ある時嵐に逢い、この入江に難波した。食料も尽き、死人が出始めた海賊は、財宝を砂浜の周辺にある遺跡に隠し、息絶えたという――――っていう情報。海賊の財宝って、1度は憧れるよねー」

「うんっ!行こう!そのお宝ちゃんを取りに!」

「お、お宝ちゃん……?」

目をキラキラさせている辺り、やっぱりトレジャーハンターなんだなぁと思わせる何かがある。このまま焦らすのも可哀想なので、その遺跡へ向かう事にする。

「転移!グレスリーフの入江!」

例の如く青い光が全身を包み、僕とフィリアを入江へと送った。

 

―*―*―*―*―*―*―*

 

「……って事で、着いた訳ですけども」

「?」

「……どの遺跡、とかは分からないんだよねぇ……」

それを聞いたフィリアの顔が、見る見るうちに複雑そうな顔(恐らく、『楽しそう』と『えぇー……』が混じっていると思われる)になっていくので、慌てて「ああでも、確か……」とフォローを入れる。そうでもしないと、フィリアを元気にさせる事は出来ないだろう。

「あはは……頑張って探そ?」

「うんっ、こういうの燃えるよね!」

「それは分かる。何か楽しいんだよね〜」

という風にワイワイやりながら、僕達は一番近い遺跡に向かって歩き始めた。




今回短っ!1100行ってないだと!?
と思った方、居るかもしれません。ですが……
ネタが無いんです(´・ω・`)
あまり早く進め過ぎても「チートや!」って言われそうなんで、もうしばらくお待ちくだせえ。
ではまた次回。
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