え?勉強しろって?……全くその通りですよねぇ……でもですね、日頃から勉強する癖が無いと、マジで何すれば良いか分からないんですよ。なので、皆さんはしっかり勉強しましょうね。
さて、前回フィリアの重い話があったので、今回は明るめの話に出来たら良いなと思っとります。
ではどうぞ。
「うみゅ〜……」
「えへへ……」
先程、突然倒れかけたフィリアを宥めて(と言うか支えて?)からというものの、ずっとこの調子である。頼られている、と考えるとやや複雑だが、それでも笑ってくれているなら満足だ。……ただ、頬をこねくり回されて満足かと言われたら分からないが。
「柔らか〜い……」
「お姉ちゃ〜ん、これいつまで続くの〜?」
「私が満足するまでー」
と言った直後、その手を止めて「やめた方が良い?」と聞いてくる辺り常識はあるだろう。皆は嫌がっているならやめようね?って、僕は誰に言ってるんだろ……
「……いや、好きにして良いよ」
両手を広げ、受け入れる体制になった時、むぎゅっと抱きしめられた。
「わぶっ。わー食べられるー」
「ふふふ、食べないよー」
傍から見ていると、「何イチャついてんだこいつら」「リア充爆発しろ」と思われそうだけど、そんな事気にしちゃ負けだと思おう。そうでなきゃ……ってちょっと待った、ゲームの中でリア充っておかしくない?
「むにゅー……そう言えばフィリアー」
「なーにーケント?」
「んしょ、んしょ……っと、あのね、入江エリアに関するー、フィリアがとっても喜びそうな情報をゲットしたんだー、《ホロウ》からだけど」
「へぇー、どんな?」
「えっとねー、それっぽく言うと……――その昔、この海には大海賊が居たという。海賊はありとあらゆる財宝を手に入れたが、ある時嵐に逢い、この入江に難波した。食料も尽き、死人が出始めた海賊は、財宝を砂浜の周辺にある遺跡に隠し、息絶えたという――――っていう情報。海賊の財宝って、1度は憧れるよねー」
「うんっ!行こう!そのお宝ちゃんを取りに!」
「お、お宝ちゃん……?」
目をキラキラさせている辺り、やっぱりトレジャーハンターなんだなぁと思わせる何かがある。このまま焦らすのも可哀想なので、その遺跡へ向かう事にする。
「転移!グレスリーフの入江!」
例の如く青い光が全身を包み、僕とフィリアを入江へと送った。
―*―*―*―*―*―*―*
「……って事で、着いた訳ですけども」
「?」
「……どの遺跡、とかは分からないんだよねぇ……」
それを聞いたフィリアの顔が、見る見るうちに複雑そうな顔(恐らく、『楽しそう』と『えぇー……』が混じっていると思われる)になっていくので、慌てて「ああでも、確か……」とフォローを入れる。そうでもしないと、フィリアを元気にさせる事は出来ないだろう。
「あはは……頑張って探そ?」
「うんっ、こういうの燃えるよね!」
「それは分かる。何か楽しいんだよね〜」
という風にワイワイやりながら、僕達は一番近い遺跡に向かって歩き始めた。
今回短っ!1100行ってないだと!?
と思った方、居るかもしれません。ですが……
ネタが無いんです(´・ω・`)
あまり早く進め過ぎても「チートや!」って言われそうなんで、もうしばらくお待ちくだせえ。
ではまた次回。