それはそうと、並行して進める事で忠実にはなるんですが……大きなデメリットを見つけてしまいました。
なんと……書き終えないと、ストーリーが進められないのです!
これ悲しくないですか!?早くやりたいのに書き終えてないから進めるに進められないって!
という訳でどうぞ。しばらくはこっちの投稿ペースが早まりそうです。
あれから数日後。僕とフィリアは、大灯台の攻略に向かった、のだが。
「あれ、水位が戻ってる……」
「うーん……流石にヒュドラがリポップしたんじゃないかな?数日経ってる訳だし」
「……だね。また倒さにゃならんのかぁ……RTAやってんじゃないんだぞ……」
「あはは……」
ぶつくさ愚痴を言いつつ《水棲竜のねぐら》へ向かう。案の定ボコボコにした後─Implement Element、と言うらしい調査も少しずつ進めている─、再び大灯台へ。すると水位が下がっており、ようやく大灯台へ入る事が出来る。
「おっ、通れる通れる。リポップしないうちに行こう」
「うん!」
《ホロウ・エリア》のマップを見る限り、大灯台は6層構造らしい。出来ればちゃちゃっと行きたい所だけど──
「うわ、強いのばっか……」
「見付かった時は全力で逃げよう……」
「うん、それが良いよ絶対」
その辺のナイトですらカーソルが赤いのだ。囲まれたらどないせーっちゅーねん。
「……うう、1階でこれかぁ……」
先行きがかなり不安だが、重要なものがありそうなのは変わらない。行かねば。
―*―*―*―*―*―*―*
「はひー……ずっと緊張してるから疲れる……」
「嫌な汗ばっかり出るよ……今、何階だっけ?」
「5階。次で最上階……あっやばダッシュで逃げよう」
「えっ……!」
カーソルが真っ黒い──それだけでも恐ろしい死神型Mobが一直線にこちらに向かってくるのを見て、即座に階段との距離、大きさを死神に当て嵌める。
「ギリギリ……だけど通れない!……しゃがまれなければ」
「ど、どっちにしても急ごう!」
「そりゃそうさ!」
僕のレベルは今107まで上がったが、それでも真っ黒というのは120とかその辺だ。勝てる訳無かろうて。
「抜け……たっ!」
「どうだ!?」
シーン…………
「……はふぅ……良かった、追ってこない」
「助かったぁぁ………」
ぺたり、と座り込んだが、ここは灯台の最上階。となると灯火があってしかるべきだが、その灯火が無い──という訳ではないのだが、その前にランプを持ってローブを来たMobが居る。ほぼ間違いなくNMだろう。
「……あれ、倒さないと進まなさそうだよね」
「うぅ……もう疲れた……」
「頑張って、これ倒したら休憩しよう?」
「頑張るー……」
よっこいせ、とおじさんっぽい─と、叔父さんに言われた─声と共に立ち上がり、刀を抜く。耐久値は8割近く残っているが、これが終わったらメンテ時だろう。見た所では、フィリアの方も似たような感じだ。
「……よっし、やりますか!」
「うん!」
カーソルは黒い。名前は……《NM Tower Keeper》。まあ要するに灯台守だろう。嘘吐けそんなおぞましい見た目の灯台守居てほしくないわ。
「フッ!」
《辻風》で先制を仕掛ける。これでどれぐらい減るかによっては──
「……へ?」
なんと、単発である《辻風》1発だけで1本の5分の1が削れた。……よっわ!
「意外と大した事なさそう、だっ!」
振り回してくるランプの軌道を逸らし、弾く。
「スイッチ!……ハァァァァッ!」
《アクセル・レイド》の9連発が綺麗に決まった時には、当然ながら硬直も解けている。
「フィリア!スイッチ!」
刀5連撃ソードスキル、《東雲》。もうこれだけで、ゲージが1本削れている。何なら2本目も10分の1が削れた。
「紙耐久にも程がないかこれ……むしろ警戒するレベル」
「うん……気を付けよう」
なんて言ってた割に特別な事は何もせず、そのまま倒してしまった。……あの、道中の方がキツかったんですがそれは。
「……もっかい湧いてくれたら、ここ経験値稼ぎのスポットになりそうだけど」
「だね、それぐらいに沢山貰えた……あっ、何かドロップしたみたいだよ!」
「おっ、何が落ちた?……《岩砕きのマトック》?特攻付きだ、《岩石特攻》……岩石?って事は岩?」
「ゴーレムとか、かなぁ……」
「……いや、あれは確か魔法生物の類だった気がする。……となると………………まいっか、とりあえず持っとこう。使える時が来るかもしれない」
「うん!」
ちょいとググ……れないんだそうだ。となると、まあアルゴ……も駄目じゃん、《ホロウ・エリア》に来れるかすら分からない。そもそも情報源も少ないし。
「とりあえず休も、もう疲れたよ……転移、《ホロウ・エリア 管理区》」
苦笑いするフィリアと共に、管理区へと転移した。……だって、ずっと張り詰めてたんだもん。
「ふふっ……お疲れ様、ケント」
「うん……お疲れーフィリア……あーそうだ、武器のメンテ行かないと……フィリアの方も、メンテ要るでしょ?」
「あっ、うん……じゃあ、お願い」
「承りました~、それじゃ行ってくるね」
フィリアから武器を受け取り、今度は《アークソフィア》へ転移。名残惜しそうに手を振るフィリアの姿が、胸にチクリときた。
タワーキーパーはほんっとに弱かった。何故にあれのカーソルが赤黒かったのか不思議でならないです()
という訳で、急ぎめに次回書きます。もうゲームの方は大空洞来てるんですよ!進めたい!
ではまた次回。