いやあー…薄いなぁ…(笑)
独足少年話程の文字数で書きたいですがネタが浮かばないという。誰だよプロット無しで書き始めた奴。俺だわ。
ではどうぞ。
「何で1人でボスなんか挑んだの?」
「途中まで2人だったんだって…」
あれから数分後、なんとかコボルド王を倒したケントは、改めて説教されていた。…しかし気になるのが…
「なぁ…アンタ」
「フィリア。キミは?」
「俺はケント。――自分を犠牲に人を助ける様な善人が、なんで
至極当然とも思われる質問に、フィリアはどこか悲しそうに答えた。
「あたし……人を殺したの」
「……そうか。フィリア、俺がああしてた理由は、また人を生かす事が出来なかったからだ」
その言葉に彼女は、疑問と悲壮の入り交じった顔で首を傾げた。
「あ、俺がどう呼ばれてるのか知らないのか…」
「…うん……ごめんね」
「ああいや、謝らなくていいんだ。『慈悲深い死神』、そう呼ばれてる」
「……なんで? おかしいよ、キミみたいな、優しい、人が………死神だなんて……」
ぽろぽろと涙を流し始めてしまったフィリアに、ケントは何をしたら良いのか分からずあたふたとしていた。元より一人っ子のケントにとって、『目の前で泣いてる女の子に対する行動』スキルは習得すらしていないのだが。
「あー、うー………えと、フィリアはさ。ここがどこか分かる? ……俺、突然ここに飛ばされてさ」
「……ここ? うーんと、確か《ホロウ・エリア》……だった、かなぁ…?」
「《ホロウ・エリア》……となると、そのホロウってのが居るのかな」
「そうみたい。……きっとあたしはホロウなんだ…」
「…?」
フィリアは何か小声で言ったみたいだが、ケントには聞き取れなかった。
「……ここから出るにはかなりの苦労がありそうだなぁ……」
「えっ? …うん、そうだね…」
何気なく発したケントの言葉にフィリアは、どこか暗い顔をして頷いた。と同時に、ケントの右手が光り始めた。それはしばらく光っていたが、やがて溶ける様に消えていった。
「これは……剣…?」
「あたし…それにそっくりな紋様見たことある…」
「本当か!?…教えてくれ、どこにある!?」
「わ、わ、わ…えぇっと、あそこ…」
フィリアが指差した先に、確かに逆三角柱の石が見える。
「……あった、あれか。よし、行ってみよう」
「うん……私も、ここから早く出たいし」
ケントとフィリアは同時に駆け出した――のだが、
「よくよく考えたら道知らなかった…」
「……キミ結構天然?」
「ケントでいいよ。天然とはよく言われる…おっと、ゴブリン共のお出ましだ」
「ギヒィ――――」
「じゃあな」
抜き身の刀でリーダー格を倒し、返す刀で別の1体を倒す。ちなみにここまで、一切速度を緩めていない。後はもう、集団がアワアワしてる間に駆け抜ければ大丈夫。
「お、着いた着いた…」
「つ、疲れた…」
緑がかった青の石――恐らく転移石――に手を近付けると、再び剣の紋様が光り始めた。
「…! よし…」
転移石に触れたその時、鈴の様な音と共にポップアップメニューが表示された。
「おわっ。えー、転移先……《ホロウ・エリア》管理区?」
「管理区…?」
「管理……何か突っ掛かるな……まあいいか。転移、っと」
瞬間、2人を青い光の柱が包み込んで――転移する直前、ケントは見知ったプレイヤーを視界の端に捉えた。だが、有り得ない。何故、あの男がここに――!?
直後、目深に被ったフードの奥で、男が嗤った。それと同時に、2人は管理区へと飛ばされた。
―*―*―*―*―*―*―*
パッと見た所、球体の中にコンソールと石板らしき物がある、としか言えない。
「……ここが管理区か」
「みたいだね…散策してみよっか」
「だな、帰る方法が見つかるかもしれないし」
……まあ2つしか見るもの無いんだけどな。と心の中で呟き、ケントはコンソールへと向かった。
「えー、何々……実装エレメント? 何だこりゃ、見たこと無いのばっかだ……」
装備、モンスター、スキル等、そこそこハイレベルの―と言っても99だ―ケントにも見たことも聞いたことも無い代物ばかりだった。だがアインクラッドへと戻る為の方法が無いのは確定のようだ。
「フィリアー、そっちはどうだ?」
「ケ、ケント…見てこれ…」
「ん?どうしたそんな――に!?」
石板らしき物から出てきたポップアップメニューには、アインクラッドへと転移可能である事を示す文字列が並んでいた。
いやあー…薄いなぁ…(笑)(2回目)今回管理区入っただけで1話終わるって…ねぇ?
それではまた。頑張って濃くしたいです。