黒い少年と影の世界   作:ユキノス

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こんにちは、豹牙です。これ久々に更新したなぁと思った方、すいませんでした。はいそこ、居ないだろとか言わない。
更新しにくい理由として、
①結構前からPSVITAが出来ない
②とっくにクリアしている為ストーリーを詳しく覚えていない(この辺は二番煎じにならない様にわざと外してる部分もありますが)
③兎に角文章力が無い
の3つが挙げられます。
ではどうぞ(おい)。


6:セルベンディスの樹海

「はいよ、フィリアの分」

「うん、ありがとう。わ、プロパティ凄いね」

「だろ?」

 

主武器(メインアーム)を更新し、ケントもフィリアもちょっとにやけるのは剣士の性―もしくはゲーマーの性だろう。ケントはさて、と手を叩き、コンソールと向き合うと、キーボードをゆっくりと操作し始めた。

 

「…パソコン、苦手なの?」

「……ハイ、タイピングは苦手です」

「もう…貸して?」

 

ケントの隣から手を伸ばし、キーボードを慣れた手つきで操作するフィリアに、ケントはブラインドタッチぐらい出来る様になるぞと頭をがりがりと掻きながら密かに決意した。

 

「…っと…ここかな?」

「何々…《セルベンディスの樹海》エリア? ここよく見たら、俺達が会った所じゃないか?」

「だね。よし、行こう!」

「の前にパーティー組もうか」

SAOの様なデスゲームにおいて、仲間のHP()が見えない事はかなり怖い。パーティーを組んでいれば相手のHPが見えるのでまだ安心出来る。

 

「えーと、送信……っと」

 

フィリアの視界にシステムメッセージが出てきた。内容は―

 

Kento is challenging You.

 

「…あの、これデュエル申請…」

「あ、間違えた」

 

ごめんごめん、と今度はパーティー申請をケントが送り、フィリアがそれを承諾した所で、双方の視界左側に、やや小さめのHPゲージが出現した。名前は勿論相手の物。

 

「…よし、じゃあ改めて…行きますか」

「うんっ!」

意味は無くとも「せーの」と声を合わせ、2人同時に《セルベンディスの樹海》へ転移した。

 

―*―*―*―*―*―*―*

 

「………で、どうしようか」

「うーん……あっ、高い所から見てみようよ」

「そっか、その手があった」

 

幸い周りは岩が多いので、足場には困らない―筈だ。ケントは早速手頃な岩に飛び乗り、そこから転々と飛び移って――

 

「着いたー、っと…えーと、あっちに教会みたいなのがあるぞー」

「教会ー?分かったー、行ってみよー」

 

ひらりと飛び降り、着地したケントを確認すると、フィリアはたったか走り出した。慌てて追い掛けなんとか追い付き、並走した所で広場に出た。

 

「おぉー…良い眺め…」

「ほんとだねー…あっ、管理区ってあれかな?」

下から木の枝の様に黄色の光が伸び、巨大な青い球体を支えている。なるほど景色に合わない。十中八九管理区だろう。

 

「…あれだな。お、教会見っけ」

「早速入ろー!」

「おー!」

 

この時発した2人の大きな声で――

「げ!?スケルトンにデカ蜘蛛に…ぎゃー蜂も居るー!」

「は、早く倒しちゃおう!」

 

モンスターが寄ってきた。10匹近くも。

 

 

「あーくそ…こっち来いお前らぁ!」

 

ケントは更に大きな声を出し、寄ってくるモンスター全てに一撃当てて憎悪値(ヘイト)を稼ぎ――

「……らぁっ!」

「ギィィィッ!」

 

足の蹴り、振り下ろし、更に腕の振り。威力とスピードを最大限までブーストした《旋車》の威力、そしてリズベット作の武器の性能は凄まじく、1発でモンスター共のHPを一気に危険域(レッド)まで持っていった。

 

「…おぉう、凄いな」

 

黒革の巻かれた柄はしっくりと手に馴染み、ダークグレーの刀身は虚無ではなく夜空を思わせる柔らかさがある。鍔は月の様に丸く、薄めの黄色。武器の銘は《朧月夜》というらしい―が、プロパティが恐ろしい。筋力値(STR)プラス80、敏捷力(AGI)は破格のプラス130。無強化状態でこれなのに、更に強化施行上限は20。これにはリズベットも「これホントにあたしが作ったの…?」と目を白黒させていた。

 

(…まぁ、どう考えても化け物だな)

 

素材はケントが《砕牙・叢雲》をインゴットにした物だけではなく、《ホロウ・コボルドロード》がLA(ラストアタック)のボーナスを含むドロップ品からは、鉱石やら金属片(プランク)がボロボロ落ちたので、それをこれでもかと最大数まで―結局フィリアの分を含めても余った―ぶち込んだ結果、この強さとなった。

確かフィリアのも似たようなステ振りだった筈…と思いながら、同時に俺がGM(ゲームマスター)だったら速攻で下方修正(ナーフ)だなこりゃ、とは思わずにいられないケントだった。




今話を見て、分かった人は分かると思います。そう、ホロウ・コボルドロードを出した理由は実際こっちなんです(分かるかボケ)。
…さぁて、サイト等見てちまちま書きますか。
ではまた次回。
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