ぎりくの日記   作:青霧咲野

1 / 4
今回初めて小説を投稿してみました。処女作なので至らないことが多々あるかもしれません。それでも宜しいのであれば、読んでいただけると嬉しいです!



日記、始めました!

2018年4月6日(月)

 

AM7:00 自宅

 

 初めまして。私の名前は青霧咲野って言います。私立時雨高校の2年生です。上に姉と兄が一人づついます。年は16歳。まだうら若き乙女なのです!

 

 昨日見つけたお洒落な文房具屋さんでこのなんとも言えない色をした日記帳を衝動買いしてしまい、今日から日記をつけることにしました。ちなみに日誌の名前の由来はあお「ぎり」さ「くの」です。もし、落としちゃってもこれなら誰が書いたか分かりませんよね?見られちゃったら恥ずかしいですから。

 

 あ!そういえば学校行く前にスマホゲームのログインしなきゃ…。おお、今日は詫び石が10個も!運営よ、よくやりました。この前いいの当たってから全然出ないんですよねー。かと言って庄司にステーキ捧げるつもりもないですし、まあこのまま無課金で続けていくつもりです。多分。

 

「咲野~。早くしないと学校遅れるよ~。」

 

あ、この声は姉の白乃です。

 

「はーい、今行きますよ~。」

 

AM7:15 通学路

 

 私の通っている時雨高校は家から徒歩20分の由緒正しいごく普通の高校です。ちょっと変な人は多いですが。そういえば、言うのが遅れましたが実は今日は始業式なのです。昨日は友達と一緒のクラスになれるか心配で、全然寝付けませんでした。その友達と言うのは、

 

「さーくのっ!おっはー!」

「おはよー、咲野ちゃん!」

「二人ともおはようございます!…おっはーって古くないですか?」

 

噂をすれば影ですね。そうです。このお日様みたいに元気な子が私の友達、遠宮銀子ちゃんとその妹の金子ちゃんです。大抵銀子ちゃんが先に発言したあと、金子ちゃんが喋る感じです。あ、金子ちゃんの漢字の読み方は「かなこ」ちゃんです。「きんす」ちゃんじゃありませんよ。読み方一つで一気に変わっちゃいますからね。お、そろそろ学校に到着です!

 

AM7:25 時雨高校玄関前

 

「きゃー!同じクラス!」

「おーい、お前のクラス5組だったぞー!」

「えー!あなたと一緒なの?」

「マジかよ!」

「嘘でしょ!よりにもよってあの子と!」

「ステラァァァァァァァ!」

 

 なんかどこかの英霊さんがお亡くなりになった気がしましたが、私のクラスは何処でしょうか?えーと…、ありました!2年3組です!

 

「咲野!私も一緒のクラスよー!」

「お姉ちゃんも?良かったー!また一年間一緒だね!」

「本当ですか!?安心しました~。」

 

 こうして無事に私達は一緒のクラスになることが出来ました。で、

 

「そういえば、二人とも宿題終わりました?」

「うぬぬ…。」

「宿題って何の事だっけ?」

 

なるほど。やってない様です。あとで先生にみっちり怒られても知りませんよー。

 

AM9:00 時雨高校 講堂 

 

「…よって私の話を締めくくらせて頂きます。」

「起立」

「礼」

 

 やっと長い長い校長先生の話が終わりました。あとはホームルームで提出物の回収があってそれで今日は終わりです。あっと、その前に、

 

「それではクラス担任の発表です。1年1組…」

 

忘れてはいけません。大切な行事、担任発表があります。前年度の担任の先生が狂化EXが付いたバーサーカーみたいな人でほとんど会話が成り立たなかったので。圧制!あ、これはその先生の口癖です。無駄にうるさくて耳に残るんですよね…。

今年は担任に恵まれると良いなと思います。

おっ、そろそろみたいですよ!

 

「次に2年3組の担任は、白露渚先生です。」

 

おお!去年学校に来たばかりなのに不思議な人気のある白露渚先生、通称なぎ先生じゃないですか!この先生は大当たりですね!今年は良い一年になりそうです!

 

AM9:45 2年3組

 

「では、これでホームルームを終わります。あ、遠宮銀子さんと金子さんは明日までに宿題やって来てくださいねー。」

「「はーい!」」

「では、さようなら。」

一同「さようなら!」

 

 結局、銀子ちゃんたちはお咎め無しでした。本当に寛大な先生です。去年だと宿題を忘れるとお説教されたのですが、ひたすら圧制圧制言われるので頭がおかしくなりそうで…。本当に担任がなぎ先生で良かったです。明日やって来なかった場合は、私が友人として責任を持って対処すると言ったら二人とも震え上がっていました。恐らく明日やって来るでしょう。私はそう信じています。

 

AM10:00 通学路

 

「じゃーねー、咲野ー!」

「咲野ちゃん、また明日!」

「二人ともまた明日。宿題やって来て下さいねー!」

「分かってるよー!」

「咲野ちゃんが怒ると怖いからねー!」

 

 二人に手を振って家路につきます。私って怒るとそんなに怖いんでしょうか?自覚症状は無いんですが。そういえば白乃は今日一日どうだったんでしょう?

 

「お姉さん、今日学校はどうでしたか?」

「うーん、校長先生の話が長くて魂が飛んで行きそうだったよー。」

「え…。それだけですか?他にもうちょっと無いんですか?」

「えーっと…無いねー。」

 

お察しの通りとてもぼーっとした姉です。本当に知らないうちに何処かに飛んで行きそうで少し心配です。こんな姉だからこそ、妹の私がしっかりしなくては!

 

AM10:30 自宅

 

 自宅に帰ってきました。私は今着替え終わってパソコンの前にいます。私の数少ない趣味の一つがゲームなんです。艦隊をこれくしょんしたり、人理を修復したりとか。モンスターを狩りに行くのも良いですねー。私は主にほのぼのしたゲームより戦闘とかがあるゲームの方を好んでプレイしています。あー、今日は何しましょうか。そういえばスマホゲームのイベント周回しないと。  さあ、脳死周回を始めよう。

 

AM12:00 自宅

 

「咲野ー!お昼ご飯出来たわよー!」 

 

 あ、この声は母です。気付いたらもうこんな時間になっていました。今日のお昼は何でしょう~。お、この匂いはオムライスですね!私の好きな料理です!テンションが上がります!    わーい!たーのしー!

 

PM12:30 自宅

 

 お腹もいっぱいになったところで周回再開です。あ、その前に。銀子ちゃんたちに宿題やってるか確認メールしないといけませんね。

 

『宿題やってますか?』

『『ヤッテルヨー。』』

『明日、覚えておいてくださいね。』

『やります!今すぐに!』

『一生懸命やるので許してください~。』

『頑張ってくださーい。』

 

あの子たち、本当に大丈夫でしょうか…。

 

PM1:30 自宅

なん…だか眠くなってきました…。ああ…、こんなとこで寝ちゃいけないのに…。風邪引いちゃいま…す…。

 

PM4:00 自宅

 

「…くの~。さ~くの~。」

「ん…。」

 

 あれ…。私寝ちゃってましたか!?みっともないところをお見せしました…。恥ずかしい…。

 

「も~、またこんなところにスマホ置いて~。」

「あ!お姉さん待って下さい!!」

 

 言い忘れていましたが私の姉、白乃にはある特殊能力があります。それは、「電源が入っている電子機器に触るとそれが一瞬で壊れてしまう」というものです。

 

「え?」

スマホの断末魔の叫び「プシュー。ボン!」

 

こんな風に。

 

「ヴェアアアアアアアア!!!お姉さんたらぁ!!嗚呼…星5鯖が…。排出率1%が…。」

 

絶望しました。もうビーストになって人理焼却したい、そんな気持ちです。これが人間のやることかよぉー!ふざけるな!ふざけるな!ばかやろー!

 

 荒ぶったっていいじゃないか。全ロスだもの。

                  さくの

 

PM8:00 自宅

 

 2時間ほど喪失感で何も考えられなくなりました。そしてバックアップをとっていたのを思い出したのが1時間前。そして晩ごはんの時に姉と仲直りしたのが30分前です。データと姉との関係が修復できて良かったです。でも、今日はさすがにゲームやる気にはなれないですね…。本でも読むことにします…。

 

PM10:00 自宅

 

そろそろお風呂入ってきます。あ、サービスシーンとかありませんからね!変態さんはお断りです!

 

PM10:30 自宅

 

 あ、銀子ちゃんからメールです。続けて金子ちゃんからも。

 

『宿題終わったよー!』

『私も~。』

『お疲れさまでした!せっかくやったんですから、明日忘れないようにしてくださいねー。』

『『はーい!』』

 

心配は無用だったようです。二人とも根は真面目な子たちですから。

 

PM11:00 自宅

 

今日はいろんなことがあって疲れました…。とても眠いです…。昼寝したのに…。

ではそろそろ寝ます…。お休みなさ~い。

 

2018年4月7日(火)

 

AM6:30  自宅

 

追記 この日記は私の気が向いたら書くようにしようと思います。さすがに毎日はきついですし。おすし。また、面白いことがあったら書きますねー。ではでは。

 




次の話は、咲野さんはああ言っていましたが、クラスの係決めの話にしたいと思っています。出来るだけ早く投稿出来たら良いなと思います。それでは次の話で。のしのし。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。