機動戦士ガンダム00第08MS小隊   作:アニュー・リターン

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はい、こんにちは。駄文の天才アニューです。今回は異色のコラボで行きます。きっかけはMSVの陸戦型フラッグです。それにティンと来たわけです。はい…それだけです。台本風なので見辛いかもです。


プロローグ

青空がどこまでも続くユニオン領旧南米アマゾン基地…。

 

そこに、強化E‐カーボンアーマーを装備した陸戦型ユニオンリアルド二機、ホバートラックが一台と大きめの指揮官型重装甲モビルスーツ一機(どこかの世界ではズゴックEと呼ばれているらしい)が潜行していた。

 

「みんな…気をつけて進んで。」

 

 

これは…ソレスタルビーイングが武力介入するずっと前にあった物語…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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火星軍事コロニー…ユニオンが宇宙で活動する唯一の場所。そこでは、デザインピープルとして数人の軍の家族が住んでいた。過酷で劣悪な環境の中、人々はシェルターを作り、畑を耕し、偶然見つけた水源地から水を引いた。小さな村だが、少しずつ発展している。

 

そんなコロニーから数人の兵や…今回の主人公となる『カレン・シノミヤ』も乗っていた。

 

 

 

「(コロニーに住むパパ、ママ…やっと憧れの地球へ降りられる事になりました。とは言っても密林の中だそうですけど。)」

 

その兵士の一人、まだ14になったばかりの金髪の女の子『エミリー・スチュアート』伍長は熱心に筆で日記を書いていた。ふと、彼女は後ろを振り向いた。後ろでは可憐な姿をした美少女が他のユニオンの兵士とチェスに興じている。

 

「(最悪です。乗り合わせたカレン・シノミヤっていう少尉、実戦の経験はあるらしいんですけど、戦場に向かうというのにまったく緊張感がないんですよ?まるでピクニックの気分です。でもパパ、ママ、 心配しないで。エミリーは、必ず生き残って戻るから…)」

 

「チェックメイトだ!!」

 

「あぅ…また負けました…。」

 

カレンはガッカリと俯いた。と、その時…信号弾が宇宙に輝いた。

 

 

 

 

 

 

 

「なんでしょう、あれ…」

 

「信号弾です!!」

 

「え!?」

 

「信号弾?」

 

「そんなバカな!?」

 

「爆発した。戦闘だ!」

 

「なんてこった、この辺りは非戦闘地帯のはずだぞ!」

 

「戦闘なんてあってたまるか!」

 

「しかし、現に…アレです!!あぁ…」

 

「どけぇ」

 

みんな揃って窓に映る光景を見ていた。

 

 

「リアルドがやられました…相手は人革連みたいです!!」

 

「人革めっ!」

 

「ティエレンの宇宙型です」

 

「こっちに来るんじゃねぇぞ。巻き添えはまっぴらだぜ」

 

「巻き添え?」

 

エミリーはガクガクと震えていた…。

 

 

 

 

 

「確かに救難信号は出ているが…」

 

「支援に向かいましょう」

 

カレンは艦長に支援の申請をしていた。

 

「コイツでは、戦闘支援なんて無理だよ、少尉。」

 

「…」

 

「何か方法があるはずです、何か…」

 

「無理だよ、君。モビルスーツでもあれば話は別だが」

 

「乗艦のとき見ました。リアルドがありましたね!!」

 

「リアルド?」

 

「一応、作業用に配備したワイヤーは付いてるけど」

 

オペレーターの女性が云とカレンは目を輝かせた。

 

「それだけで十分です。使わせてください」

 

「あんなモノで、何ができるというんだ。下手に仕掛けて、本艦を危険にさらすことになれば…」

 

「それに、進路の変更も無理よ。それにリアルドは宇宙用に改造してないのよ?」

 

「それでも行くというのかね?」

 

「はっ!是非やらせてください」

 

カレンは敬礼するとその場を去った。

 

 

 

 

 

「ちょ、ちょっとぉ!」

 

「なんだ?!」

 

「これから、どうしようというんです?」

 

「支援に行くんです!見ていてください。」

 

「支援って…」

 

「まさかあのポンコツで?」

 

「巻き添えはご免ですよぉ!」

 

 

 

「(味方が死ぬのを、ただ見てるなんて)」

 

「出すぞ!準備はいいか!」

 

「はい!」

 

「ハッチを開きます!」

 

「いつでもどうぞ!(もうあの時の事故の二の舞はごめんです!!)ロックの解除をお願いしま す!」

 

「放します!」

 

「ロック解除確認!出します!今、離脱しました!!」

 

宇宙のフラフラとポンコツが舞う…。

 

 

 

「どこだ…どこに行った?いた!」

 

そこには宇宙用に改造された半壊したリアルドがいた…。

 

『く…また死なせてしまった…。』

 

「聞こえますか?リアルドのパイロット。」

 

『お前…まさかそんなモビルスーツで…』

 

「ブースターがまだ動くならすぐにあそこを真っ直ぐ行った先にある宇宙艦に救援を頼んでください。私が時間を稼ぎます!!」

 

リアルドはフラフラとデブリの中へ入っていった…。

 

『あのパイロット…若い女性だったな…。』

 

戦っていたリアルドのパイロットは辛うじて動くブースターを使って退避した…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこ……!!」

 

咄嗟に振り返るとティエレンがカーボンブレイドを振り下ろしてした。

 

「きゃっ!!……ッ!!なんとおおおおおおおお!!」

 

右腕と右足を落とされたが同時にワイヤーがティエレンの頭に刺さる!!

 

「これで…こうすればああああああ!!」

 

リアルドのブースターをフル稼働させ、高速旋回する!!ティエレンはそれにぐるぐる巻きになり、引っ張ったと同時に爆発した。

 

「やった!!…って…!!リアルドも損傷?まずい!!爆発する!!」

 

カレンも慌てて脱出して間もなくリアルドも爆発した…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これでよく生還できたなぁ!」

 

「おい、急げ!こら!光を出すな!敵はまだ居るんだぞ!」

 

整備班がリアルドの修復に入る。中にいたのは褐色の男だった。

 

「報告は聞いている。間違いないか、軍曹」

 

「ええ。宇宙型のティエレンに、護衛機らしいのが1機。1機は落としました…」

 

「味方は?」

 

「自分以外は…」

 

男は俯いた…。

 

「敵が2機いるんだと」

 

「だからって、あんなスクラップで出ることは…」

 

「また居場所がなくなってしまった…」

 

「ん?」

 

「いえ!で、彼女のエアーは?」

 

「あと…2時間がいいところだろうが。 我々としては、待ち続けるわけにはいかん」

 

「いえ、2時間ください。捜します」

 

「無理ですよ!」

 

「なにが無理だ!」

 

「爆発を、二つ確認しました。あのポンコツもきっと…だいたい、無茶ですよ!あんなガラクタなんかで出て行くなんて」

 

「ただ見ていたヤツに、何がわかる!」

 

男は激昂し、ノーマルスーツのエミリーの胸ぐらを掴んだ。

 

「も、申し訳ありません!」

 

「なにっ!」

 

「失礼しました。撤回します!あ?ああぁぁぁぁっ!」

 

エミリーはぶん投げられた…。

 

「だったら、最初から言うなっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは…壊れた宇宙船…。」

 

カレンは減っていくエアーを確認しながら宇宙を泳ぐ。

 

「どこかにまだ空気があるはず…。」

 

直感で、ある一室の扉を開けた。中から空気が漏れだしてきた。慌てて中に入ると戸を閉めた。

 

「うーん…ここの空気もかなり薄いです…どうすれば…」

 

カレンはじっと考えていたが…。

 

「よし、火薬を探しましょう!!」

 

宇宙服にエアーを入れると部屋を出た。

 

「ここは…?うーん…。」

 

探す事十分…。カレンはミサイルの不発弾を見つけた。

 

「これです!!」

 

ぶつけないように運ぶと、宇宙に飛び出しそれを少し離れた宇宙船にぶつけた。

 

「うっ…。」

 

宇宙船は大爆発した…信号弾には充分すぎるだろう。

 

「望みは繋ぎました…。」

 

 

 

 

 

 

 

「爆発…あそこか!!」

 

リアルドのパイロットは爆発を見つけ、ボロボロの機体を動かしカレンを見つけた…。

 

「こちら、ぺパー軍曹…」

 

リアルドのパイロット…『ぺパー・ブライアン』軍曹は微笑んだ。

 

「ただ今、少尉を救助しました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「(なんという方なのでしょう!!あの状況での生還とは。手紙、書き直さなきゃ)」

 

「そっとしておいてやれ、伍長」

 

「ん?」

 

ぺパーは後ろの席で爆睡するカレンを横目でチラリと見た。

 

「疲れてるんだ」

 

「ぺパー軍曹!殿…殿…」

 

「落ち着け、嬢さん」

 

「あ、はっ!失礼しました!」

 

「ん!」

 

「実は、先程辞令が届きまして。自分も、軍曹殿と同じ隊となります。よろしくお願 いします!」

 

「…原隊復帰は時間の無駄というわけか…。(また、厄介払いか…)」

 

「で、第08小隊の隊長は、あの人です」

 

エミリーは横目でチラリと爆睡するカレンを見た。

 

「ん?(この少尉なら、俺のツキも変えてくれるかもしれない)」

 

ぺパーは座席に身を任せると静かに眠った…。

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