機動戦士ガンダム 英雄黙示録   作:京勇樹

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対決1

『直哉!』

 

『了解!!』

 

唯依がビームライフルを撃ったタイミングに合わせて、直哉はゲルプレイダーに突撃した

だがゲルプレイダーは、それを機動で回避

初高速連装砲を撃った

直哉はそれを乱数機動で回避し、ブラウカラミティに迫った

直哉の狙いは、最初からブラウカラミティだったのだ

ブラウカラミティの火力は、確かに脅威的だ

ブラウカラミティは、火力と機動を両立した機体である

本来ならば相反するものだが、ブラウカラミティはパイロットが普通の人間ではないという考えの下で、強化改修された

パイロットに掛かる負担は、かなりの物である

そしてそれは、ゲルプレイダーも同じ

規格外と呼べる機動で、高速に駆け抜ける

その速度は、直哉機と互する

だが

 

『カラミティの速度は……こちらより遅い!!』

 

直哉は、距離を取ろうとしたカラミティに更に迫った

その直哉機を止めようと、カラミティとレイダーは砲撃を放った

その砲撃を、直哉は最低限の機動で回避した

どうやら焦っているようで、精密照準がされていないらしい

 

『私を、忘れるな!!』

 

唯依はそう言いながら、レイダーに肉薄

ビームサーベルを振り下ろした

そのサーベルを、ゲルプレイダーはミョルニル改で防御した

だがその間に、直哉機はカラミティに肉薄

攻撃を仕掛けた

 

『あんたは覚えてないだろうがな、俺は覚えているぞ! スコール!!』

 

憎しみが籠った声で、直哉はカラミティのパイロット

スコール・ミューゼルの名前を呼んだ

 

『あんたが生まれたから、俺達強化人間は造られた! あんたら、成功個体が生まれたから!!』

 

そう

スコールやオータム、セルベリアという成功強化人間が産み出されたから、直哉達強化人間が産み出された

その為に、一体何人が犠牲になったのか

 

『だから、あんた達は俺達が倒すんだ! 強化人間計画は、もう終わりだ!!』

 

直哉はそう言って、ビームサーベルを抜刀

カラミティに、ビームサーベルを振るった

その一撃をカラミティは、複合防盾で防御

至近距離で、背部のビームキャノンを撃った

その砲撃を直哉は、機体を斜めにして回避

それと同時に、カラミティの胴体に蹴りを叩き込んだ

その一撃で、カラミティは機体のバランスを失ったが、そのまま盾のガトリングを斉射

至近距離の弾幕は回避出来ず、直哉機は被弾

バランスを失いながらも、ビームライフルを構えた

そして、二機同時にビームを発射

二機の中間地点で激突し、衝撃波を撒き散らした

その衝撃波で、二機は離れたが、直ぐに戦闘を再開

カラミティは圧倒的弾幕を形成するが、直哉機は機動で回避

ビームライフルを構えて

 

『チャージ、60%!』

 

チャージ機能でビームの威力を上げてから、撃った

そのビームを、カラミティは盾で防いだ

だがチャージしていたのは予想外らしく、弾き飛ばされた

 

『逃がすか!』

 

直哉はそのカラミティを追い掛けるために、スラスターを噴かした

 

『直哉!』

 

その直哉機を追い掛けるために、唯依はレイダーにビームライフルを連射して、機体を反転させて、スラスターを噴かした

そして決着の時は、刻一刻と近づいてきていた

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