機動戦士ガンダム 英雄黙示録   作:京勇樹

117 / 136
ひとつの決着

「つあぁぁ!!」

 

『そんな攻撃で!!』

 

直哉は両手の複合拳銃を連射するが、それをブラウカラミティは回避

背部の四連ビーム砲を撃った

それを直哉は、機体をバレルロールさせて、砲撃の隙間を通って回避

複合拳銃の実弾を撃った

直哉が撃った弾は、ブラウカラミティ背部のビーム砲の一門の砲口に命中

爆発を起こした

 

『このっ!!』

 

一度はバランスを崩したブラウカラミティだったが、シールドに取り付けられていたビームガトリングを斉射

弾幕を形成した

それは流石に、回避は難しかった

だから直哉は、盾で防御

複合拳銃を撃った

その弾は装甲に弾かれたが、僅かな隙は作れた

その間に直哉は、左手の複合拳銃を収納

ビームサーベルの柄を保持

複雑な機動で、接近を計った

もちろんブラウカラミティも、直哉機を近づけまいと弾幕を形成して対処する

しかし、直哉機の速度に弾幕形成が追い付いていなかった

まだ機能全開ではないが、かなりの速度を出していた

その直哉機を撃破しようと、ブラウカラミティは砲撃を続行していた

それが覆ったのは、一発のビームだった

そのビームを放ったのは、唯依機だった

別に、意図したものではなかった

ただ唯依は、ゲルプレイダーを撃破しようとビームを撃ったに過ぎなかった

ただそのビームが、たまたまブラウカラミティの盾先のガトリング砲に命中したのだ

それにより、弾幕を形成していたビームガトリングが機能停止

その隙に直哉は、ビームサーベルのリミッターを解除

長い長い刀身を形成し、ブラウカラミティに振るった

その一撃をブラウカラミティは、機体を半身にさせて回避した

だが次の瞬間、複合拳銃から撃たれた光弾が頭部に直撃した

 

『なっ!? ビームも撃てる!?』

 

ビームの直撃を受けて、スコールは驚いていた

実は今まで、直哉は実弾しか撃っていなかったのだ

だからスコールは、実弾しか撃てないと判断していた

そこに、ビームが撃たれた

避ける間もなく、ビームを食らった

これが、スコールの命運を分けた

複合拳銃のビームの直撃を食らい、ブラウカラミティの頭部は吹き飛んだ

それにより、ブラウカラミティはセンサー類が一斉に使えなくなった

スコールはそれでも、サブカメラの映像で攻撃しようとしていた

だが、サブカメラの小さな映像では狙いがつけづらい

結果、短時間とはいえども直哉機を見失った

その間に直哉機は、ブラウカラミティの背後に回った

そして、元の長さに戻したビームサーベルでブラウカラミティを深々と突き刺した

その一撃で、ブラウカラミティは爆散した

 

『スコール!?』

 

『隙あり!!』

 

仲間が撃破されたことで、ゲルプレイダーの動きが止まった

その隙を突いて、唯依機がビームサーベルでゲルプレイダーを腰から両断した

そして、しっかりと撃破したことを確認した二機は、主戦域に戻っていった

戦争を終わらせるために

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。