「はああぁぁぁぁぁ!」
気合いの声を上げながら、明久はビームサーベルを一閃した
だがその一撃は回避され、二機
簡易型のカラミティとレイダーから砲撃が放たれた
その砲撃を、明久は最小限の機動で回避
すると、その回避先にカラミティの第二射が放たれていた
それを明久は、ビームサーベルで弾いた
それを見て、雄二は
『ビームサーベルで弾いた!?』
と驚愕していた
どうやら、ビーム砲をビームサーベルで弾くとは予想してなかったらしい
それはどうやら、相手も同じだったらしい
動きに、明らかに動揺が見てとれた
その隙に、明久は左手に持っていたビームライフルを二連射
一発は、カラミティが持っていたバズーカを吹き飛ばし、もう一発はレイダーが片手に持っていたライフルを撃ち抜いた
ピンポイントにだ
明らかに、武装のみを撃ち抜いた
しかしその時、一機のスローターダガーが明久の背後に回り込み、ビームサーベルを抜刀していた
雄二はカバーしようとビームライフルを構えようとしたが、それより早くスローターダガーの胸部をビームサーベルが貫いた
それは、明久が右手のビームサーベルを逆手持ちにしてコクピットを貫いたのである
そして明久は、そのスローターダガーを蹴り飛ばし、別に近づいてきていたスローターダガーにぶつけた
その直後、明久が貫いたスローターダガーが爆発
ぶつかったスローターダガーは、爆発に飲まれて損傷
その機体の頭を、明久は蹴り飛ばして破壊
そして明久は、カラミティとレイダーに接近していった
それをカラミティとレイダーは、砲撃を放って迎撃する
しかし、当たらない
明久は、最小限の動きのみで回避し接近していく
そして、すれ違い様に
「ぜあっ!!」
一閃
たった一閃で、二機の頭部が切り飛ばされた
そして明久は、機体を即座に反転させてビームライフルを連射
カラミティとレイダーを、胴体だけ残した
不殺で、二機の戦闘能力のみを奪う
それは、相手の三倍の力量がなければ不可能とされる
つまり明久は、現戦場では最強の戦闘力を有していることになる
そして明久は、武装を仕舞うと二機を曳航しようと近づこうとした
次の瞬間、極太の閃光が走った
見てみれば、一隻の艦
ガーティールー級が主砲を撃ちながら近づいてきていた
「あのカラーリングは……ファントムネスト3か!」
義之達は、四隻のガーティールー級をカラーリングで識別していた
最初に邂逅したのは、青紫を基調としたカラーリングだった
そして今居るのは、紺色を基調にしていた
そのガーティールー級は、全主砲を順番に撃ちながら前進
それを明久は、回避しながら大きく後退した
すると、ガーティールー級のハッチが二つ開いて中からワイヤーが射出されて漂っていた二機にくっついた
その直後、そのワイヤーが巻き取られて二機はガーティールー級に収容された
すると、開いていたハッチが閉鎖されてガーティールー級は回頭
戦場から離れていった
それを明久は、敢えて見送った
なぜならば、まだ残存のスローターダガーが居たからである
それの撃破を優先したのだ
そして、ガーティールー級が離脱していった十数分後にスローターダガーは全て撃破された
そして、明久達は損傷機体は出たものの、撃破された機体は無し
数人の負傷者は出たが、無事に生還したのだった