機動戦士ガンダム 英雄黙示録   作:京勇樹

89 / 136
ロドニア戦 開戦

音姫の号令の直後、指示を受けた二機

フリーダムとジャスティスが出撃し

 

「伊隅!」

 

『はっ!』

 

二機同時に、全武装を展開

そして、二機同時に全武装解放

フルバーストを放った

これ以上、犠牲を出す訳にはいかないのだ

二機の砲撃の直撃を受けて、地上に配備されていたローエングリン砲台、六基が吹き飛んだ

すると、数多くのMSが展開

砲撃を開始してきた

しかし、義之は慌てずに

 

「オーディーン1より、全軍に通達! MS隊、全機出撃!」

 

と告げ、音姫がMS部隊の出撃を命じた

その直後、全特装艦からMSが次々と出撃

降下戦闘を開始した

 

『気張ってけ! 強行降下だ! 少しでも機動を失敗すると、地面とぶつかるぞ!』

 

『そんなミスするかよ!』

 

アルゴス1、ユウヤ・ブリッジスの言葉に2番機

タリサ・マナンダルは、荒い口調で返答した

だが、その裏にあるのは自信だ

タリサ・マナンダルはタイタン戦後にパイロットになったが、とある山岳民族の血を継いでおり、身体能力は高い

その高い身体能力と生来の反射神経

その二つにより、彼女は幾多の戦闘を潜り抜けてきた

まさに、自信の裏打ちである

そして彼女は、搭乗機として与えられた高機動パックを装備しているアストレイ弐型を空中で縦横無尽に操り、地上からの砲撃を容易く回避

お返しとばかりに、ビームライフルを撃った

彼女が撃ったビームは、地上で砲撃していたバスターダガーに直撃

撃破した

それを皮切りに、次々と降下部隊は地上のMSを撃破していく

 

『このままなら!』

 

と壬姫が声を挙げた

だが、その直後

 

『大佐! 地下から、高エネルギー反応! 推定、MA!』

 

とみちるが告げ、それと同時に極太の閃光が地表を突き破って天目掛けて走った

その一撃は、回避するまでもなく、命中しなかった

だがその一撃は、別の用途のために撃ったのだろう

恐らくは、ハッチが何らかの要因で開かなかったのを、砲撃で吹き飛ばしたというところだろう

そして、地下から巨体がその姿を現した

破壊の名を冠した漆黒の機体

デストロイ

それを見た義之は

 

「あいつは、俺と伊隅が撃破する! 他は、出てくる他の敵を!」

 

と指示を下して、伊隅機と共にデストロイに突撃した

場所は変わり、少し離れた場所

そこで唯依は、一機のスローターダガーを切り捨て、その援護に来ていたらしい、デュエルダガーの胸部に蹴りを叩き込んだ

その蹴りでコクピットは潰れて、デュエルダガーは膝を突いた

そして、唯依は

 

「この戦い、なんとしても勝つぞ! 降下艦隊の挺身を、無駄にしないために!」

 

『了解!!』

 

烈迫の気合いを伴いながら、部下に激を飛ばしていた

そしてまた、不用意に近付いてきた別の機体を切り捨てた

その後、ある地下から出てきた機銃台にビームライフルを撃った

その直撃を受けて、機銃台は爆発した

それを見ながら、唯依は

 

(動けない直哉の代わりに、私は戦う!)

 

と思った

そして彼等は、狂った研究を行っている施設の破壊を開始したのだった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。