機動戦士ガンダム 英雄黙示録   作:京勇樹

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破壊、倒れる

「伊隅、ブレイク!」

 

『了解!』

 

みちるは義之の指示に従い、デストロイを中心にして散開

デストロイに間断無く、ビームサーベルを繰り出した

しかし、相手は仮にも重装甲

しかも、時折自身の被弾を無視してミサイルの雨を降らしてくる

しかも、少しでも正面に位置すると、胸部と頭部のビーム砲を撃ってくる

しかし、二機は回避

そして

 

「今だ!」

 

と義之機が、頭部に深々とビームサーベルを突き刺した

しかも、ビーム砲を発射しようとエネルギーを溜めていた時にだ

その損傷とエネルギーの逆流が起きて、デストロイの頭部は爆発した

だが、それでも倒れずに攻撃してくる

それを見て、義之は

 

「コクピットは頭かと思ったが、違ったか」

 

と呟いた

どうやら義之は、頭部がデストロイのコクピットと予想していたらしい

だが、デストロイは稼働している

 

「ということはだ」

 

『胸部ですか』

 

義之とみちるはそう言うと、動きだした

しかし、デストロイも無抵抗ではない

両手を飛ばし、遠隔砲台(ドラグーン)として攻撃してくる

それを二機は、回避か防御

そして、ビームサーベルで切り捨てた

そしていよいよ、デストロイ本体

その胸部に、二機のビームサーベルが突き刺さった

その数秒後、デストロイは膝を突いて転倒

爆発したのだった

 

「これで、甚大な被害をもたらしたデカブツは撃破したな」

 

『では私達も、味方の支援に行きましょう』

 

みちるの言葉に頷き、義之は地上で戦っている味方の支援に向かった

場所は変わり、ホワイトファング中隊

彼女達は、接近してくる敵部隊を撃破していた

だが、その敵の波が止まらなかった

 

「01より02、エネルギーはどうだ!?」

 

『現在、約6割です! 他も同様です!』

 

『03より01! 敵さん、しつこいですね!』

 

「突入されたくないようだ! だが、陸戦部隊が来るまで敵を排除し続けろ!」

 

『了解!』

 

唯依の指示を受けて、ホワイトファング中隊は新に接近してきた敵部隊の迎撃を開始

そして唯依は、マップを確認した

 

(陸戦部隊が到着するまで、後約300秒……これならば、行けるか?)

 

と唯依は、内心で首を傾げた

その直後、アラートが鳴り響いた

そのアラートを聞いて、唯依は反射的に上を見上げた

そこに見えたのは、青い塗装のガンダムタイプ

 

「量産型レイダーか!!」

 

それは、宇宙で明久達が交戦した量産型レイダーだった

しかも、一機だけではない

全部で、一個中隊規模

それを見た唯依は

 

「全機、機動格闘戦だ! 帝国近衛の勇猛さを、諸外国のパイロット達に見せつけろ!」

 

と号令を下した

 

『了解!』

 

唯依の指示に従い、ホワイトファング中隊のパイロット達は世界最高峰と名高い機動格闘戦を開始

そして、唯依は

 

「彼等から得たデータからでは、性能は互角というところだな」

 

と比較していた

それは、MS開発に携わってきたからこその性でもあった

 

「だが、油断は禁物だ……行くぞ!」

 

そう言って唯依は、ビームサーベルを構えた

その直後、量産型レイダーは右手に機関砲

左手にビームサーベルを構えて、突撃してきたのだった

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