「はあぁぁぁぁ!!」
唯依は烈迫の気合いとともに、量産型レイダーに対して、ビームサーベルを振るった
その一撃をレイダーは、地面を滑るような機動で回避
そしてすぐさま、片手に持っていた機銃を撃った
しかし、唯依は
「今更、当たるか!」
と言って、前に進むように回避した
そして今度は、逆袈裟に切り上げた
その一撃は、回避が遅れたことによって、レイダーが持っていた機銃を切り裂いた
レイダーは、直ぐ様機銃を投棄
すると、足下に落ちていたビームライフルを拾い上げて、撃ってきた
しかし、その一発を唯依は
「はあぁぁぁ!」
と、ビームサーベルで弾いた
流石にビームをビームサーベルで弾くとは予想してなかったのか、レイダーは固まった
それを見た唯依は
「隙だらけだ!」
と、ビームサーベルでレイダーの胸部を突き刺した
すると唯依は、ビームサーベルを抜いて、一気に下がった
その直後、レイダーは爆散した
そして唯依は
(性能的には、初音島で見たレイダーより低いな……それに、幾らか簡略化もされていた……)
と考察した
そして
「各員、報告!」
と告げた
実は、唯依が撃破したのは二機目だったのだ
すると、副官から
『こちら02。被弾無し』
と報告がされた
その後、続々と部下から報告が相次いだ
結果、ホワイトファング中隊には被弾無し
上々の結果だった
そこに
『陸戦部隊、来ます!』
陸戦部隊が乗ったホバー装甲車が到着
ドアを開けて、中から続々と各国から選出された精鋭陸戦部隊が現れた
そして、通信で
『陸戦部隊、128名。これより突入する!』
と隊長らしき人物が告げてきた
すると、音姫が
『了解、武運を祈ります』
と言った
それを聞いた直後、陸戦部隊は突入していった
陸戦部隊は、初音島、帝国軍、欧州連合から選出され、それぞれ半数近くが強化外骨格を纏っている
その強化外骨格を纏った兵士が前に出て、ドアやバリケードを破壊突破
その強化外骨格部隊を撃破しようと、敵兵士がRPG等を構えた
しかし、それをみすみす見逃す彼等ではなかった
敵が照準を付けている間に、無駄なく弾を叩き込む
そして、大きなドアの前に到着
すると、弾が
『破砕突破します!』
と言って、左腕に固定されてる盾の内側に装備されている杭打ち機を構えた
そして
『ぜあ!!』
と気合いの声と共に、ドアに叩き付けた
その直後、ドアは轟音と共に吹き飛んだ
それを見た一人の兵士が、小銃を向けて
「GOGOGO!!」
と声を張り上げた
それを聞いて、数人が奥に雪崩れ込んだ
そして、息を飲んだ
なぜならば、そこが研究区画らしいのだが、異様としか言えない光景だったからだ
薬液が満たされたあるシリンダー内には、様々なコードが繋がれた子供が力なく浮いていて、また別のシリンダーには電極が刺された脳髄が浮かんでいた
そして、そういったシリンダーが、大量に並んでいたのだ
それを見た一人が
「クソッたれが……っ!」
と悪態を吐いた
すると、隊長らしき人物が
「平気でこんなことをする奴等だ……殲滅して、こんな研究所、徹底的に破壊するぞ!」
と気炎を吐いた
『了解!!』
その隊長の言葉に、全員が斉唱で答えた
否やがある訳がない
何せ、この中の何人かは結婚し、子を設けている
こんな光景を見て、怒らない訳がなかった
そして
「予定通り、別れるぞ。手筈通りに」
と隊長が言って、各国の部隊に別れて進み始めた
徹底的に、殲滅と破壊するために