機動戦士ガンダム 英雄黙示録   作:京勇樹

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陸戦部隊の戦い2

『敵の強化外骨格部隊、確認! 数は5!』

 

『複合装甲持ちは、斜めに構えろ! 機銃、撃ちまくれ! 黙らせろ!!』

 

『了解!』

 

指揮官たる弾の指示に従い、前面で巨大な盾を保持していた強化外骨格は、持っていた盾を斜めにした

それで、敵の弾を受け流すのだ

そして、その盾の間から機銃の銃口を突きだし、機銃を掃射した

無薬莢(ケースレス)の20mmという大口径が、通路の壁に孔を穿ち、更には敵の強化外骨格を孔だらけにしていく

そして、最後の一機の強化外骨格が倒れたのを確認したら

 

『GOGOGO! ちんけなバリケードなんざ、ぶち壊せ!!』

 

と弾が指示を下した

その直後、巨大な斧や機銃を叩き込んでいった

その結果、机を積み上げて作ったバリケードゎ破壊突破

弾率いる部隊は、そこに到達した

弾薬集積所に

その弾薬集積所には、人間用だけでなくMS用の弾薬も置いてあった

それを見た弾は

 

『爆薬を仕掛けるぞ。第一から三人程、通路を見張るぞ』

 

と言ってのけた

それを聞いて、部下二人が弾と一緒に通路脇に立った

もちろん、その二人が持っていた爆薬は他に手渡してある

そして弾は

 

『こちら初音島! 各国の状況はどうか? こちらはただ今、敵弾薬集積所に爆薬を設置中だ』

 

と各国の部隊に通信を始めた

 

『こちら帝国! こっちは、敵のハンガーを一ヶ所制圧! 今爆薬設置中!』

 

『こちらはEU……メイン研究フロアを完全制圧した……ああ、くそ……嫌なモンを見ちまったぜ……夢に見そうだ……』

 

帝国はMS用のハンガーを一ヶ所制圧したらしく、そこに爆薬を設置中

だが、EUからの報告は気落ちしていた

 

『何がありました?』

 

『狂気としか言えないぜ……映像、送る』

 

弾が問い掛けると、EUは記録した映像を転送した

それを見て、弾は思わず拳を握りしめた

最初に映ったのは、直前に施術をしたらしい血塗れの手術室

次に映ったのは、様々な機器のプラグが開かれた脳に刺された子供の遺体

そして最後に、戦闘訓練したのか

全身蜂の巣状態で解剖された子供の遺体

 

『こんなの……常軌を逸してるとしか言えないぜ……』

 

『気持ちは分かるぞ、EUの……だからこそ、俺達が終わらせるんだっ!』

 

同じ映像を見ていたらしい

帝国軍兵士が、怒りを滲ませた声で言った

 

『ですね……っと……グランドソナーに感アリ……っちい! 奴等、無人兵器を投入してきやがったか! すいません、通信を切ります!』

 

『了解した。武運を祈る』

 

通信を終えると、弾は

 

『爆薬の設置はどうなってる!』

 

と部下に問い掛けた

すると、爆薬設置班から

 

『もう少々御待ちください! ここ、中々広いので時間が掛かります!』

 

と返答がきた

それを聞いた弾は

 

『急げよ! 奴等、無人兵器を投入してきやがった。爆薬を設置し終わった奴から迎撃に来い!』

 

と指示を下した

そして、近くの部隊二人に

 

「河崎、御手洗、迎撃用意!」

 

「了解!」

 

「派手にやりますよ!」

 

弾の指示を聞いた二人は、それぞれ武装を構えた

その直後、全長2mの巨大なカニのような機械が現れた

 

『カスタスだと!? あのハサミには捕まるなよ! チェーンソーで刻まれるぞ!』

 

『流石は、狂った連中だ! 無人兵器まで狂ってやがる!』

 

『80mmAP、撃ちます!』

 

その砲撃を皮切りに、無人兵器迎撃戦闘が始まった

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