天翼の淑女と不死者の王   作:ヤクサノイカヅチ

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お久し振りです皆さま。
なんとか事情は済ませて時間が出来たのでこの三日間で結構急いで作りました。
感想評価閲覧本当にありがとうございます!とっても嬉しいです。

あ、今回は守護者勢ぞろいまでです。
眠気がひどいぜ……


自作NPCが子供ならジブリールに母親属性が追加される可能性が微レ存?

 

 珈琲の豊かな香りに鼻腔を擽られ、私の意識が再び覚醒する。

 ……珈琲の香り?それは可笑しい。あまり信用できない体感というあやふやな感覚でだが、既に24時は過ぎている筈。ならばユグドラシルのサーバーから切り離され現実の自室に居なければならない。

 

 そして、現実の世界では珈琲などという高級品は滅多に飲むことは出来ない。数年前に上司に付き合わされて飲んだのが最後だ。

 当然、今の自分の家にそんな物がある訳が無い。珈琲に金を使うなら現物のノゲノラ小説を購入したいものだ。あれは本というだけで貴重なのに更に一世紀も前の古書、手に入れようなどとすれば優に6桁は下らないだろう。

 

 つまるところ、此処は現実の自室では無いという事だ。

 瞼をゆっくりと抉じ開ける。異様な程鮮明に周囲が認識できるのはどういう事なのだろうか、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 ……視界に映るのは先程と何も変わらない、私専用の読書室が広がっている。左に首を回せば口を付けたマグカップの中にまだ微かに湯気の立つ珈琲が注がれている。

 カップを両手で持ち、中身を口に近づける。そして、それを恐る恐る口の中に含み―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――まず感じたのは『苦味』、求めしものは『砂糖』

    

 次いで口内を熱が満たし、黒いマグマが私の口を容赦なく蹂躙する。堪らず飲み込むと、それは喉へと流れ細い首がこくこくと動いて嚥下しようとしているのが実感できる。食道を灼熱が通り抜けるのを感じ、最後には舌に僅かな酸味が後味として残る。

 

 「何故、ユグドラシルで味覚が適用されてい……」

 

 つい口に出てしまった疑問を、正確に言うとその声を認識した瞬間に()は驚愕した。何故なら、今まで意識して出していたジブリールの声が自分の素の声になっていたのだ。

 

 「あー、あー、あっしぇんて。くおえうえーーーるえうおおおwwwwwwwwwwwwww」

 

 そして、その逆に自分の地声はどれだけ意図しようとも出ることは無かった。今の言葉も完全に現実の会社で出すような男の声で言った感覚だったのだが、実際にはただのゆ○りvoiceである。

 

 「これはこれは、どういった次第でしょうか。ユグドラシルは終わらないばかりか盛大に電脳法に喧嘩を売る始末。これで逮捕されたら本当にクソ運営待ったなしでございますが」

 

 自己確認の意味も込めて再び口に出して呟いてみるも、今のが夢で実際はコンソールに座ったまま眠りこけているだけ……ではないことが分かっただけだった。

 

 取り敢えず椅子から立ち上がって読書室を出ようとし、扉のノブに手を掛けようとして―――

 

 

 

 ≪ジブリールさん!私の声が通じていますか!?≫

 

 

 

 <伝言(メッセージ)>で飛んできたモモンガさんの大声にびっくりしてその場ですっころんだのだった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 此処は第六階層『大森林』、その円形闘技場(コロッセウム)に君臨するは死の支配者(モモンガ)双子の(アウラ)闇妖精(マーレ)

 つい先ほどまでモモンガが持つギルド武器『スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン』の試運転と、それに伴い『根源の火精霊(プライマル・ファイアーエレメンタル)』とアウラ・マーレの戦闘をしていたところであり、モモンガは二人への労いとして無限の水差しの水を注いでやっていた。

 

 「そういえばモモンガ様、先程〈伝言(メッセージ)〉を使っていた様に見えたのですが誰に連絡を?」

 

 「ああ、柄でもなく大きな声を出してしまったからな。戦闘中でも聞こえていたか?」

 

 「何を話しているかは聞こえなかったんですけど、大声だった位は、はい」

 

 双子の姉の方であるアウラがモモンガに質問を問いかけた。心なしかモモンガの雰囲気が柔らかく、どこか安堵というか喜んでいるように感じられたからである。

 モモンガはそれに快く返答をする。それに続くように弟のマーレもたどたどしくながら話し出した。

 

 「何、大したことではないが……そうだな、直ぐに分かるとも。ふふふ」

 

 言葉とは裏腹に重要なことであるというのは二人には即座に理解できた。

 なにせここまで分かりやすく喜色を浮かべているのである。骸骨の顔でどうやって喜色を表しているのかを追求してはいけないが。

 こんな顔をここ最近は、特に自らの創造主たるぶくぶく茶釜がお隠れになってからは滅多にしていなかった。

 

 何がモモンガ様をそうさせたのか。そう二人が内心で疑問を抱いたその時に、突如第六階層上空に浮遊していたアヴァント・ヘイムが消失した。

 なんの予兆も無く、ただ淡い光に包まれたと認識する間もなく光の粒子となって上空の一点に吸い込まれるようにして居なくなったのだ。

 

 粒子が最後に吸い込まれていった場所から、白い流星が円形闘技場に落下していく。

 モモンガを含めた三人の反応速度を遥かに超えたそれは一瞬で第六階層の地表へと降り立った。

 

 土埃が視界を茶色く染め上げる中、類稀なる視力を備えるアウラとマーレは確かに見たのだった。

 白の流星、その正体を。

 

 「お、お姉ちゃん。あああれって、もし、もしかしたら……」

 

 「マーレ、今のってもしかしたら……!」

 

 「はぁ、もう少し大人しい登場の仕方は無いんですか?―――ジブリールさん」

 

 コロッセウムの地面に出来た衝突によるクレーターの中心部、そこから突風が巻き起こされ砂塵によるヴェールが剥がされる。

 果たしてそこにはアインズ・ウール・ゴウンが一角、嘗て円卓を占めた41の至高の存在。その一員たる白翼の天使(ジブリール)が堂々たる姿を示していた。

 

 「いえ、やはり古今東西登場シーンというものにはインパクトが必要不可欠なモノなのですよモモンガさん。なので私が上空から急降下して来るのは至極当然であって何も可笑しくない訳です」

 

 「今の言葉から可笑しい点を探すことはたとえ小卒のサラリーマンにだって出来ますって」

 

 互いに親し気に軽口を叩き合うナザリックの主達。つい先ほどまで<伝言(メッセージ)>で現状を報告し情報交換をしていた二人だが、実際に姿を確認したことで両者共に一応の安心感が生まれていた。

 

 「本当に骨だけの身体ですのね……関節とか普通ならポロリとしちゃいそうなものですがどうなんですか?」

 

 「いきなり夢も希望も無い事を言い出しますね貴女は。ほら、アウラとマーレが話したそうに見てますから、構ってあげて下さい」

 

 骨だけの手を掴んで手首をプラプラとさせているジブリールをモモンガが窘め、頭を掴んで顔を強引に二人の方に向けさせる。

 アウラとマーレを視認したジブリールは、軽く浮遊した状態のまま二人の下へと移動した。

 そして、唐突にアウラの脇の下辺りを掴むやいなや上に放り投げ、優しくキャッチしてその場でぐるぐると回転をして遊びだすのだった。アウラは最初はポカンとしていたが、キャッチされた辺りで察したのかキャッキャと楽しそうに笑い出す。

 

 マーレが若干涙目になってきたところでアウラが地面に降ろされ、今度はマーレが同じ事を体験することになった。マーレも嬉しそうにしていた。

 

 それが一通り済んだところで、二人は並んで挨拶を行った。

 

 「改めて、お久し振りですジブリール様。私の守護階層にようこそ!」

 

 「私の、じゃなくて僕たちのだよぉ、お姉ちゃん。お、お久し振りです、ジブリール様」

 

 「ええ、久し振りですねアウラ、そしてマーレ。良い子にしていましたか?」

 

 「そりゃあもう!ばっちりですよばっちり、ぶいぶい!」

 

 アウラは両手でピースを作り元気いっぱいに返答する。

 にっこりとした満面の笑みは、見る者に太陽の様な印象を与える事だろう。

 緑と青のオッドアイに、闇妖精(ダークエルフ)特有の浅黒い肌。金髪を肩口で揃え、赤い軽装鎧をぴっちりと装備し、その上から胸にアインズ・ウール・ゴウンのギルドサインが入った白いベストと長ズボンを着用している。

 ぶくぶく茶釜が創造した姉弟の姉の方、それが彼女ことアウラ・ベラ・フィオーラ。

 

 「ぼ、僕も良い子にしてました。最近は侵入者もいないので少し暇でしたけど……」

 

 マーレはおどおどとした表情でそう告げる。

 アウラとは反対に、こちらは月を思い浮かばせる雰囲気だ。

 姉とは逆の青と緑のオッドアイに、姉と同じ浅黒い肌と金髪のおかっぱ頭。

 青の軽装鎧の上には白のベストとスカートを着用しており、ベストの胸部分にはアインズ・ウール・ゴウンのギルドサインが入っている。

 ぶくぶく茶釜が創造した姉弟の弟の方、それが彼ことマーレ・ベロ・フィオーレ。

 

 次第にモモンガも近くに寄って来て、話の輪に混ざりだした。

 流石に独りぼっちは堪えるのだろう。

 

 そうして暫しの間会話が続いていると、誰のものでもない声がどこからか掛けられた。

 

 「おや、私が一番でありんすか?」

 

 その声と同時に、黒い影が大地から吹き出し、空間に渦巻く扉の様なモノを創り出す。

 そこから現れたのは、スカートが大きく膨らんだ漆黒のドレスに、フリルとリボンが特徴的なカーディガンを羽織った白蝋じみた白い肌の少女。

 艶やかな長い銀色の髪に、妖しげな輝きを宿す深紅の双眸。幼い外見とは釣り合わない程の大きな胸が見る者全てを惹きつけるであろう。

 

 「つったく、転移を阻害してるナザリックでわざわざ<転移門(ゲート)>で移動して来るなんて。どうせ闘技場までは普通に来たんだから、そのまま来ればよかったでしょうが、シャルティア」

 

 シャルティアと呼ばれたその少女は、明らかに厭味ったらしく言ったアウラの敵愾心に満ちた言葉に反応を一切返すことも無くモモンガとジブリールの前に立つ。

 

 シャルティアから香る上品な香水が鼻を擽る。

 割と二人は幸せな気持ちになっているのだが、アウラはボソリとこう呟く。

 

 「……なにこの匂いは、くさっ」

 

 「ああ?香水の香りも理解出来ないお子ちゃまなのでありんしょうね?」

 

 売り言葉に買い言葉。二人の間に険悪なムードが漂うも、シャルティアがそれを無視してモモンガの首に手を伸ばし抱きつこうとする。

 

 本人は精一杯妖艶な美女の仕草を行ったのだろうが、少女の容姿であるシャルティアでは決定的に『色気』とも呼ぶべき何かが足りず、どちらかと言えば父親に娘がぶら下がろうとしているような微笑ましさが先に来てしまっている。

 

 「ああ、至高の君よ。私が支配したくとも支配できぬ唯一の御方」

 

 女性経験が碌にないモモンガにはこれでも十分効果があったのか、足が後退しかけるがなんとかその場に踏みとどまる。

 ちなみにジブリールは散々ペロロンチーノから話を聞かされていたので、可愛いなとしか感想を抱いていない。

 

 エロゲ―イズマイライフ、ジブリール的に表現を変えるのなら、ノーエロゲ―ノーライフ、といったところだろうか。案外空なら順応しそうではある。

 それを自身のテーマとする、ある意味アインズ・ウール・ゴウン一の問題児。それがペロロンチーノであり、その男に『ぼくのかんがえたさいきょうのエロゲ―キャラ』としての設定を与えられた彼女こそ、吸血鬼が真祖(トゥルーヴァンパイア)

 その名をシャルティア・ブラッドフォールン。ナザリック地下大墳墓の第一から第三階層までを守護する階層守護者である。

 

 シャルティアは一旦モモンガから名残惜しそうに離れると、ジブリールの方を向いて丁寧に一礼する。

 

 「お久し振りでありんす。輝きそのものとも言うべき美貌の君、我が創造主のご親友であらせられるジブリール様」

 

 「大袈裟ですわね、もっと気軽に呼んでも良いのですよ?例えばそう、ジブにゃん、なんてどうでしょうか」

 

 ジブリールがくすりと笑いながら冗談じみた発想を口にすると、びくりとシャルティアが反応を返した。

 

 「そんな、至高の御方であるジブリール様にそのような事など!」

 

 このとき、ジブリールとモモンガからは確認できなかったがアウラとマーレの瞳からハイライトが消え去り、スキルでも併用しているのではないかという程強力な視線がシャルティアを襲っていたのである。

 

 そこからはアウラとシャルティアの壮絶なキャットファイトが幕を上げたのだったが、全くもって不毛かつ意味の無い争いであったとだけ述べておく。争いは同じレベルの者同士でしか発生しないというのにも頷ける。

 なお、その間にマーレには手持無沙汰のジブリールに後ろから抱きしめられる幸運が起きていたのだが、それはまた別の話。

 

 「なんだー!もう絶対に成長しない永年貧乳がー!」

 

 「おどりゃんにゃろー!言って良い事と悪い事があるだろうがー!」

 

 どったんばったん大騒ぎが起こらんとする中、モモンガはその二人に時たま喧嘩をしていたペロロンチーノとぶくぶく茶釜の姿を重ね、ジブリールはインベントリから椅子を取り出して座り、マーレを膝の上にのせてほっこりしていた。マーレもほっこりした。

 

 「サワガシイナ」

 

 無理矢理に音の塊を言葉の形に歪めて絞り出したような硬質な声が争う二人を断ち切るかのように紡がれる。

 声のする方に目を向けると、そこにはアリとカマキリを足し合わせた様な蟲の魔人が立っていた。

 

 背中からは鋭い氷柱が何本も生えており、その周囲は常に冷気が放たれている。ライトブルーの鎧武者を思わせる外骨格に、四本の腕はそれぞれハルバードにメイス、ブロードソードといった近接戦主体の武器を持っている。

 誇り高き凍河の支配者、第五階層の守護者ことコキュートス。

 

 「御方々ノ前デ遊ビガ過ギルゾ……」

 

 「しかし!」

 

 「こいつが!」

 

 コキュートスの制止にも構わず、寧ろヒートアップして再び眼光がぶつかり合う。

 マーレはいつの間にか椅子を仕舞ったジブリールの横に避難している。

 

 「じゃれ合うのは構わないが、今はその辺にしておけ」

 

 モモンガが意図的に出した威厳たっぷりの低い声が二人を叱咤する。

 びくりとした二人は即座に頭を垂れ、謝罪の言葉を述べた。

 

 『申し訳ありません!』

 

 モモンガはその謝罪を受け入れるように一度頷き、そしてコキュートスの方へ体を向ける。

 

 「久しいなコキュートスよ、息災だったか?」

 

 「オ呼ビトアラバ何時デアロウト御身ノ前ニ」

 

 昆虫に特有の下顎からは白い息が漏れ、空気中の水分が凍結して軋むような音を立てている。

 コキュートスが周囲に漏らす冷気はかなりのものであり、付近に居るだけで常時低温によるダメージを受ける程だが、この場に居る全員はその程度のものではビクともしない。

 

 「コノ身ハタダ一振リノ剣トシテ、如何ナル時ニモオ役ニ立テルヨウ」

 

 「良い心構えだ、ご苦労」

 

 「ナント有難キオ言葉、感謝致シマス。オヤ、デミウルゴスニアルベドモ到着シタヨウデスナ」

 

 闘技場の入口から二つの人影が歩いてくる。前に居るのは純白のドレスを纏う美しき淫魔(サキュバス)、守護者統括の地位に就くアルベド。

 

 それに付き従うように後ろから歩いてくるのは東洋風の外見に黒髪のオールバック。丸眼鏡で目を隠しており、赤いストライプ柄のスーツを着こなしている。これだけならば異形には見えないのだが、銀のプレートに包まれた棘の生えた尾が彼の悪魔たる姿の証明になっている。

 

 「済まないね皆さん、お待たせしたようだ」

 

 彼が第七階層守護者、炎獄の造物主ことデミウルゴス。ナザリック防衛時においてNPC指揮権を一任されている大悪魔である。

 

 「これで全員揃ったようだな」

 

 「失礼します、モモンガ様。まだ二人程階層守護者は残っておりますが?」

 

 「ああ、ガルガンチュアはそもそも攻城戦用のゴーレムだから今回は呼ぶ必要が無い。ヴィクティムは役割が死亡による足止めが主なものなので同じく必要ない」

 

 「左様でしたか」

 

 デミウルゴスからの質問もモモンガによって回答され、守護者一同は統括であるアルベドを先頭にしてモモンガとジブリールに向き合う。

 

 「では皆、至高の御方々に忠誠の儀を」

 

 守護者全員が一斉に頷き、なにか反応を返す隙も無く隊列が組みあがる。

 アルベドが先頭なのは先程と変わらないが、他の守護者は少し後ろ辺りで一列に整列をしている。

 全員が真剣な表情を例外なく浮かべており、おちゃらけた雰囲気などはひとかけらも無くなっていた。

 

 「第一、第二、第三階層守護者、シャルティア・ブラッドフォールン。御身の前に」

 

 列の端にいたシャルティアが一歩前に歩み出て、片手を胸の前に置いて跪き頭を深く下げる臣下の礼を執り行う。

 

 「第五階層守護者、コキュートス。御身ノ前ニ」

 

 コキュートスもシャルティアと同じく臣下の礼を行い、二人に頭を下げる。

 

 「第六階層守護者、アウラ・ベラ・フィオーラ。御身の前に」

 

 「お、同じく第六階層守護者、マーレ・ベロ・フィオーレ。お、御身の前に」

 

 闇妖精の二人もまた同じ臣下の礼を行う。進んだ位置は二人共どころかシャルティアとコキュートスまで同じ並びになるように調整されている。

 

 「第七階層守護者、デミウルゴス。御身の前に」

 

 そしてデミウルゴスが優雅な姿勢を崩すことも無く臣下の礼を行った。

 

 「守護者統括、アルベド。御身の前に」

 

 最後にアルベドが僅かな微笑みをモモンガへと向け、他の階層守護者と同じように行い、されどその礼は終わることは無く最後の報告を頭を下げたままで行った。

 

 「第四階層守護者ガルガンチュア及び第八階層守護者ヴィクティムを除き、各階層守護者、御身の前に平伏し奉る。……ご命令を、至高なる御身よ。我らの忠義その全てを御身に捧げます」

 

 

 

 

 

 




やたらマーレが良い思いしてるのは何故かって?そりゃあ俺がマーレ好きだからよ。アウラも好きです。

すごい失速してる?気にしなさんな。
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