遊戯王OCG’s─変態デュエリスト「古霊 真由美」の1日─   作:レモンの人

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今回はタッグデュエルとなります。本来のタッグデュエルとはややルールが異なる点がございますのでご了承ください。







2人の賭けタッグ!【リゾネーター&SRWW】VS【リボルバー&リアクター】

「古霊さん!今日こそ─」

「イヤよ」

「即答ッ!?」

「僕の居る前でナンパとはいい度胸ッスね」

 

今日もいつもの面子でワイワイ騒ぎながらカードで遊んでいると、今日は遊斗君のテンションが少し違う事に気づいた。

 

「フッフッフッ…これを見ても否定出来るかな?」

 

そう言って遊斗君が取り出したのは2枚のチケットだった。この…ブルジョワ共めェ!

 

「高級イタリアンVIP優待券。金持ちであるオレの特権ってヤツさ……おっと、怖い顔をしないでくれよ。今回はちょっと趣向を凝らしてみようと思ってね」

「趣向を?」

 

尋ねると遊斗君は括れた腰に左手を当て、右手で私達を指差した。

 

「そう、タッグデュエルだ!」

「……なんも趣向凝らしてないじゃん」

「頭ワルワルッス」

「えぇ………」

 

と、そのタイミングでセバスティアンさんが輪に加わった。

 

「これで4人となりました。遊斗様のおっしゃるタッグデュエルのルールを説明いたします」

 

そういうと、セバスティアンさんは何処からともなくホワイトボードを取り出し、眼鏡を掛けると説明文を書いた。

 

 

●ルール1…ライフは2人で8000。

 

●ルール2…先攻後攻はチーム代表がじゃんけんで決め、勝ったチームのどちらかが先攻1ターン目のターン先取者となる。

 

●ルール3…後攻1ターン目のプレイヤーからドローフェイズにドローを行い、攻撃出来る。

 

●ルール4…フィールドと墓地はチームで共有する。

 

●ルール5…チームの手札は「相手の」カードとして扱う。

 

 

「勝ったチームがチケットのペアを決定出来るんだ。悪くないだろ?」

「なるほどね、いいわ。受けて立ちましょう」

 

楽しそうなタッグデュエルになりそうね。間違っても負けないようにしなきゃ。

 

「翔太君!作戦会議よ!」

「りょ、了解ッス!」

 

「遊斗様、勝ちたいのであれば私のデッキをお使いください」

「心配には及ばないさ。今回のデッキには自信があるんでね。セバスはオレのサポートだけしていればいい」

「では、遊斗様…このカードをデッキに入れておいてください。役に立ちますので…」

 

何やらあまり小さくない小声で作戦会議しているようだが、何を仕掛けてくるのやら。

 

 

 

********************

 

「いい?パワーモンスターを高速召喚して私をサポートしなさい」

「了解ッス!」

 

「セバスはオレを完全サポート!が、引きによっちゃお前だけが頼りだ!頼んだぜ…セバス」

「御意」

 

2組のペアが対峙する。互いに睨み合いの状況になりながらも、デッキをセットし中央にチケットを置いた。

 

「行くぞ!タッグデュエルだ!」

「かかってきなさい!返り討ちよ!」

 

「「デュエル!!!」」

 

 

真由美&翔太 LP8000

 

遊斗&セバス LP8000

 

 

「じゃんけん代表の諸星翔太!」

「じゃんけん代表の太陽遊斗!」

「先攻!」

「後攻!」

「「じゃんけんぽん!!!」」

 

よし!先攻は奪えた!

 

「真由美さんに頑張って繋ぐッス!僕のターン!」

 

頼むわよ翔太君。キミの手札に全てがかかっているわ!

 

「魔法カード『手札抹殺』を発動!互いに手札を全て捨て、捨てた枚数分ドローするッス!」

 

ありがと!ちょうど墓地に落としたいカードを落とせた!

 

「『SRダブルヨーヨー』を召喚!」

 

 

SRダブルヨーヨー 星4 ATK1400

 

 

「効果発動!このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下のスピードロイドモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚するッス!チューナーモンスター『SR赤目のダイス』を特殊召喚!」

 

 

SR赤目のダイス 星1 ATK100 チューナー

 

 

「赤目のダイスの効果発動!召喚・特殊召喚に成功した時、このカード以外のスピードロイドのレベルを1〜6に変更する!ダブルヨーヨーのレベルを6に変更!」

 

 

SRダブルヨーヨー 星4→6

 

 

「さらに!このカードは自分フィールドに風属性モンスターが2体以上存在し、全てが風属性の場合に手札から特殊召喚出来る!チューナーモンスター『WW─スノウ・ベル』を特殊召喚!」

 

 

WW─スノウ・ベル 星1 ATK100 チューナー

 

 

「レベル6となったダブルヨーヨーにレベル1の赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』!」

 

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン 星7 ATK2500

 

 

「続けて、レベル7のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンにレベル1のスノウ・ベルをチューニング!シンクロ召喚!『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 星8 ATK3000

 

 

よし!先攻1ターン目に効果破壊耐性付きのクリスタルウィングを呼び出せた!上々よ!

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

「オレのターンだ。所詮はモンスター…叩き潰してやるぜ!ドロー!」

 

問題は遊斗君の出方ね…何を仕掛けてくるのかしら?

 

「魔法カード『トレード・イン』!手札のレベル8モンスターを捨てて2枚ドローする!お望みのカードは墓地へ置いたぜセバス!あとは好きに暴れさせてもらうぜ!墓地のトラップカード『ブレイクスルー・スキル』効果発動!このカードを除外する事でモンスター効果を無効にする。クリスタルウィングの効果を無効に!」

「……ッ!」

「さらに『BM-4 ボム・スパイダー』を召喚!」

 

 

BM-4 ボム・スパイダー 星4 ATK1400

 

 

「BM-4 ボム・スパイダーの効果発動!1ターンに1度、1ターンに1度、自分フィールドの機械族・闇属性モンスター1体と相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する!BM-4 ボム・スパイダーとクリスタルウィングを破壊!」

「バカな…!クリスタルウィングには破壊耐性が……」

「効果を無効にして!翔太君!」

「残念、諸星は無効にしなかった……こいつが召喚出来る条件は揃った」

 

遊斗君が悪党のっぽい笑みを浮かべると手札の“あのカード”を場に出した。

 

「このカードは通常召喚出来ず、自分フィールドのモンスターが効果破壊された時に手札から特殊召喚出来る!『機皇帝ワイゼル∞』!」

 

 

機皇帝ワイゼル∞ 星1 ATK2500

 

 

「しまった!?」

「機皇帝ワイゼル∞の効果発動!1ターンに1度、相手フィールドのシンクロモンスター1体を吸収する!」

 

機皇帝なんて予想できるか!!!

 

「諸星も古霊さんもシンクロ召喚を得意とするデュエリストである事は承知している。だったら当然対策するよなァ!!!」

「クリスタルウィングが…!」

 

 

機皇帝ワイゼル∞ ATK2500→5500

 

 

「バトル!機皇帝ワイゼルでダイレクトアタック!!!」

「手札の『SRメンコート』の効果発動!このカードを攻撃表示で特殊召喚する事で相手フィールドのモンスター全てを守備表示にする!」

 

 

SRメンコート 星4 ATK100

 

機皇帝ワイゼル∞ ATK5500→DEF2500

 

 

あ…危なかった………。

 

「チッ…運のいい奴め。カードを2枚伏せてターンエンド」

 

まずいわね……魔法カードを封じられ、伏せカードは何やら怪しいものばかり…絶対罠よね…これ。

 

「でも、臆さず攻めるわ!ドロー!」

 

伏せカードは…『スピードリフト』か。これは無理だな………。

 

「チューナーモンスター『レッド・リゾネーター』を召喚!」

 

 

レッド・リゾネーター 星2 ATK600 チューナー

 

 

「レベル4のメンコートにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!シンクロ召喚!『レッド・ライジング・ドラゴン』!」

 

 

レッド・ライジング・ドラゴン 星6 ATK2100

 

 

「このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分の墓地のリゾネーターモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する!『レッド・リゾネーター』を特殊召喚!」

 

 

レッド・リゾネーター 星2 DEF200 チューナー

 

 

「レッド・リゾネーターが特殊召喚に成功した時、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる!そのモンスターの攻撃力分だけ自分はライフポイントを回復する!ワイゼル∞を選択してその攻撃力5500を回復する!」

 

 

真由美&翔太 LP8000→13500

 

 

「レベル6のレッド・ライジング・ドラゴンにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!《王者の鼓動、今ここに列を成す!天地鳴動の力を見るがいい!》シンクロ召喚!我が魂!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!」

 

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン 星8 ATK3000

 

 

「ワイゼル∞の守備力は2500!攻撃力3000のレッド・デーモンズにとって…恐るゝに足らず!!!バトル!レッド・デーモンズ・ドラゴンでワイゼル∞を攻撃!《アブソリュート・パワー・フォース》!!!」

「防ぐ手立てはない…!」

 

よし!これで破壊でき───

 

「このカードは自分フィールドの闇属性機械族モンスターが破壊された場合に手札から特殊召喚できる。これがオレのエースモンスター『デスペラード・リボルバー・ドラゴン』!」

 

 

デスペラード・リボルバー・ドラゴン 星8 ATK2800

 

 

「なっ…!?」

 

リボルバー・ドラゴンの新規カード…!なんて事……機皇帝をカムフラージュにしていたのね…。

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

さてと、ワイゼルは撃破出来たけど…厄介なカードを残しちゃったわねぇ…。

 

「セバス!存分にやっちまえ!」

「畏まりました…私のターン、ドロー」

 

セバスティアンさん…一体何を仕掛けてくるの?

 

「魔法カード『簡易融合』発動。ライフポイントを1000払い、EXデッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚します。融合召喚『重装機甲パンツァー・ドラゴン』」

 

 

重装機甲パンツァー・ドラゴン 星5 ATK1000

 

 

「通常召喚、チューナーモンスター『ブラック・ボンバー』」

 

 

ブラック・ボンバー 星3 ATK100 チューナー

 

 

「ブラック・ボンバーの召喚に成功した時、墓地の機械族・闇属性・レベル4モンスター1体を守備表示で特殊召喚します。ただし、モンスター効果は無効となります。『トラップ・リアクター・RR』を特殊召喚」

 

 

トラップ・リアクター・RR 星4 DEF1800

 

 

「この布陣は…!?」

「その通りです。レベル5のパンツァー・ドラゴンにレベル3のブラック・ボンバーをチューニング。シンクロ召喚…『ダーク・フラット・トップ』」

 

 

ダーク・フラット・トップ 星8 DEF3000

 

 

「このカードは1ターンに1度、自分の墓地のリアクターモンスター

または『ジャイアント・ボマー・エアレイド』1体を選択、召喚条件を無視して特殊召喚します」

 

そんなモンスター手札抹殺では………!?そうだ、あの時だ。

 

 

回想──

 

「魔法カード『トレード・イン』!手札のレベル8モンスターを捨てて2枚ドローする!お望みのカードは墓地へ置いたぜセバス!あとは好きに暴れさせてもらうぜ!」

 

回想終了──

 

 

「あの時か…!だから墓地を共有性に……!」

「ご案内ください。ダーク・フラット・トップの効果では蘇生制限を満たしていないジャイアント・ボマー・エアレイドは特殊召喚出来ません。ですが、素材は揃えられる…『サモン・リアクター・AI』を特殊召喚」

 

 

サモン・リアクター・AI 星5 ATK2100

 

 

「そして魔法カード『死者蘇生』。墓地から『マジック・リアクター・AID』を特殊召喚」

 

 

マジック・リアクター・AID 星3 ATK1200

 

 

「召喚条件が……!?」

「揃っちまったッス……」

「サモン・リアクター・AIの効果発動。自分フィールド上に表側表示で存在する、このカードとトラップ・リアクター・RR、マジック・リアクター・AIDをそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で自分の手札・デッキ・墓地から『ジャイアント・ボマー・エアレイド』1体を選んで特殊召喚します。遊斗様の墓地から特殊召喚です」

 

 

ジャイアント・ボマー・エアレイド 星8 ATK3000

 

 

遊戯王史上でも屈指のレベルの妨害性能と火力を誇るモンスター…ジャイアント・ボマー・エアレイドの召喚を許してしまった…!これはマズイ……!

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドの効果発動。1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送る事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊します。古霊様が伏せた魔法・罠カードを破壊します」

 

見事に抜かれた…!『スクリーン・オブ・レッド』は残したかったのに………。

 

「さらに、遊斗様が伏せた永続罠カード『銃砲撃(ガン・キャノン・ショット)』を発動」

「よーし!やっちまえセバス!」

「バトルです。デスペラード・リボルバー・ドラゴンは自身の攻撃宣言を破棄する代わりに1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できます。コイントスを3回行い、表が出た数までフィールドの表側表示モンスターを選んで破壊します。3回とも表だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローします。」

「!?」

「さらに、銃砲撃は1ターンに1度、コイントスを行う効果が発動した場合、その効果で表が出た数によって以下の効果を適用します」

 

●1回以上:相手に500ダメージを与える。

●2回以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。

●3回以上:相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで捨てる。

 

「そして、コイントスを2回以上行う効果が発動した時、遊斗様の墓地の銃砲撃の効果発動。このカード除外して発動し、そのコイントスの効果を全て表が出たものとして扱います」

「なっ……」

「では、デスペラード・リボルバー・ドラゴンの破壊力を存分に味わってください」

「レッド・デーモンズが…!」

 

 

真由美&翔太 LP13500→13000

 

 

レッド・デーモンズ・ドラゴンが撃破されるどころか、伏せていたヒドゥン・ショットや私のなけなしの手札までが1枚吹き飛んでしまった。どうやら、全くコンセプトの異なるデッキでも属性と種族を殆ど統一させる事で連携が出来るようになっていたらしい。

 

「デスペラード・リボルバー・ドラゴンの効果で1枚ドロー」

「(残り手札は…2枚)」

「まだジャイアント・ボマー・エアレイドの攻撃が残っています。ダイレクトアタックです」

 

 

真由美&翔太 LP13000→10000

 

 

「私はカードを1枚伏せてターン終了」

 

そして、どちらのエースも互いに互いの欠点を補い合える効果を持っている。厄介なデッキを選んだものね…!

 

「ごめんなさい、翔太君」

「ヘッ…寧ろやる気が出るってモンですよ!真由美さん!」

「!……そうね!」

 

翔太君の不屈の精神に私も肖ろう!

 

「エンドフェイズ時に罠カード『戦線復帰』を発動よ!墓地からモンスター1体を守備表示で特殊召喚するわ!蘇れ!『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 星8 DEF2500

 

 

「翔太君!存分に暴れてきなさい!!!」

「ありがとう!真由美さん!」

 

クリスタルウィングならそのどちらの効果も突破出来る!翔太君…貴方に全部、託すわよ!

 

「僕のターン、ドロー!!!」

 

そして、翔太君も良いカードを引けたみたい!

 

「クリスタルウィングの表示形式を変更するッス!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン DEF2500→ATK3000

 

 

「さらに、真由美さんの伏せていた罠カード『タイラント・ウィング』を発動!フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。このカードを攻撃力・守備力400アップの装備カード扱いとして、そのモンスターに装備する!そして、このカードの効果でこのカードを装備したモンスターは、1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる!!!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3000→3400

 

 

「ジャイアント・ボマー・エアレイドが相手ターンに破壊出来るカードは『召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスター』と『セットされた魔法・罠カード』のみ!これで逆転ッス!バトル!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの1回目の攻撃!攻撃対象はジャイアント・ボマー・エアレイド!!!」

「……ッ、迂闊にデスペラード・リボルバー・ドラゴンの効果を使えば即死級のダメージかよ…!」

「通します」

「このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動!このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする!!!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3400→6400

 

遊斗&セバス LP7000→3600

 

 

よし!ジャイアント・ボマー・エアレイドを撃破したわ!

 

「2回目の攻撃!攻撃対象はダーク・フラット・トップ!!!」

「通します…が、このままでは終わりません。ダーク・フラット・トップが破壊され墓地へ送られた場合、手札からレベル5以下の機械族モンスター1体を特殊召喚出来ます。『TM-4ボムスパイダー』を特殊召喚」

 

 

TM-4ボムスパイダー 星4 DEF2200

 

 

「ナイス!」

「仕事ですから」

 

マズイわね…今ここで妨害したらデスペラード・リボルバー・ドラゴンの標的にされていた。まさにギリギリのバトルフェイズだったわ。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド。このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが相手モンスターを攻撃したターンのエンドフェイズにタイラント・ウィングは破壊されるッス」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3400→3000

 

 

「オレのターン!」

 

次は遊斗のターンだ。次は何を仕掛けてくるのかしら…?

 

「オレだって古霊さんとのデートがかかってんだ!負けらんねぇよTM-4ボムスパイダーの効果発動!1ターンに1度、自分フィールドの闇属性機械族モンスター1体と相手フィールドの表側表示のカード1体を対象としそのカードを破壊する!」

「させるか!クリスタルウィングの効果発動!1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する!この効果でモンスターを破壊した場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3000→4400

 

 

「だが、これで無効効果は使えまい!魔法カード『死者蘇生』!墓地から『TM-4ボムスパイダー』を特殊召喚!」

 

 

TM-4ボムスパイダー 星4 ATK1400

 

 

「バトル!そして、デスペラード・リボルバー・ドラゴンの効果発動!1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。

コイントスを3回行う。表が出た数までフィールドの表側表示モンスターを選んで破壊する。3回とも表だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローする!このカードの攻撃宣言は破棄されるが1枚でも表になりゃ合格だ。逝けよ!!!」

 

 

「成功だ。デスペラード・リボルバー・ドラゴン!クリスタルウィングを破壊せよ!!!」

「うわっ!?」

「さらに、銃砲撃の効果にTM-4ボムスパイダーの効果をチェーン発動!自分フィールドの元々の種族・属性が機械族・闇属性のモンスターが、戦闘または自身の効果で相手フィールドのモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動できる。その破壊され墓地へ送られたモンスター1体の元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える!」

 

 

真由美&翔太 LP10000→8500

 

 

「まだだ!銃砲撃の500ダメージ!」

 

 

真由美&翔太 LP8500→8000

 

 

「さらに、TM-4ボムスパイダーでダイレクトアタック!!!」

 

 

真由美&翔太 LP8000→6600

 

 

「俺はこれでターンエンド」

 

一瞬で追いつかれちゃったわ…でも、この程度なら引っ繰り返せる!

 

「私のターン!ドロー!」

 

翔太君の伏せカードは……っと…!?

 

「(ありがとう翔太君…貴方は最高のパートナーよ)」

 

このデュエルの勝敗を変え得るカードを引けていたみたいね。

 

「翔太君が伏せていた魔法カード『死者蘇生』を発動!私は墓地から『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を特殊召喚!」

 

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン 星8 ATK3000

 

 

「さらに、墓地のレッド・ライジング・ドラゴンの効果発動!このカードを除外する事で墓地のレベル1のリゾネーターを2体特殊召喚できる!『チェーン・リゾネーター』と『シンクローン・リゾネーター』を特殊召喚!」

 

 

チェーン・リゾネーター 星1 ATK100

 

シンクローン・リゾネーター 星1 ATK100

 

 

「レベル8のレッド・デーモンズ・ドラゴンにレベル1のチェーン・リゾネーターとシンクローン・リゾネーターをダブルチューニング!!!は《王者と悪魔、今ここに交わる。赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄たけびを上げよ》!!!シンクロ召喚!『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』!!!」

 

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント 星10 ATK3500

 

 

「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント…だと!?」

 

このレッド・デーモンなら突破出来る!!!

 

 

「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの効果発動!自分メインフェイズ1に発動できる。このカード以外のフィールドのカードをモンスター1体を伏せて全て破壊する!!!《アブソリュート・パワー・インフェルノ》!!!」

 

これにより、銃砲撃とデスペラード・リボルバー・ドラゴンのコンボを打ち破る事が出来た。

 

「デスペラード・リボルバー・ドラゴンの効果発動!このカードが墓地へ送られた場合、コイントスを行う効果を持つレベル7以下のモンスター1体をデッキから手札に加える!オレは『伝説の賭博師』を手札に加える!」

「だが、私の破壊したカードもこの瞬間に発動する!私が伏せていたチューナーモンスター『ゲリラカイト』は墓地へ送られた場合、相手に500ポイントのダメージを与える!」

「しまった!?」

 

 

遊斗&セバス LP3600→3100

 

 

「これでフィナーレよ!バトル!『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』でダイレクトアタック!!!《獄炎のクリムゾンヘルタイド》!!!」

「やられた〜!!!」

 

 

遊斗&セバス LP3100→0

 

 

*********************

 

「真由美さん、スプーンとフォークの向き逆ッス」

「え?こう?」

「喧嘩売ってるんスか!?なんで口に運ぶ部分を握るんスか!?」

「ごめんなさい…こういうの初めてで…」

 

約束通り、高級イタリアンのお店に翔太君と2人で行った……のは良いんだけど洋食の作法を全く知らない私はさっきから食事に手を付けられずにいた。

 

「(セバス…一緒に行かなくてよかったな)」

「(はい、間違いなく大恥をかきましたね…)」

 

よく見ると、少し離れた席から遊斗君とセバスティアンさんが必死にカンペで作法を教えていた。なんか…申し訳ない。今まで麺類はラーメンやうどんばかり、汁物も味噌汁や鍋ばかりだった為にその食べ方しか知らないのよ。

 

 

 

 

「あぁあああああああ!!!ヤケクソになってスープを味噌汁みたいに飲まないでください!パスタも啜らないでぇえええええ!!!」

 




翔太「フェットチーネをズルズル啜るなんて前代未聞ですよ!大恥かいたッスよ!」
真由美「スンマセン…フォークで巻けないんです自分……」
翔太「それにしても、今回の遊斗のコンビは厄介だったッスね」
セバス「お呼びですか?」
真由美「ちょうどいいところにきたわね!」
遊斗「今回は役割分担でデュエルしたんだ」
翔太「役割分担?」
遊斗「オレのデッキはデスペラード・リボルバー・ドラゴンを多用するから必然的にレベル8が多くなる一方で、展開力は微妙だ」
セバス「私のデッキは高速召喚が出来ますが、ジャイアント・ボマー・エアレイドのカード自体が邪魔になってしまいます」
遊斗「だからオレがセバスのエースを受け持ち、トレード・インのコストに使えばセバスのデッキ回転率を向上出来るって訳だ。」
セバス「私はジャイアント・ボマー・エアレイドの召喚条件を整える事に専念しつつダーク・フラット・トップをシンクロ召喚する事で強力な布陣を展開します」
真由美「なんか…すごい信頼関係ね。エースモンスターを仲間に託すなんてなかなか出来ないわ」
翔太「もしかして、セバスの事s───」
遊斗「だぁああああああ!黙ってろ!!!」





セバス「デッキレシピにつきましては、以下の通りとなっています。それでは、また次回会いましょう」


遊斗【リボルバー・スリーバースト】

デッキ総枚数(40)
モンスター(20)
●ジャイアント・ボマー・エアレイド×2
●デスペラード・リボルバー・ドラゴン×3
●ギミック・パペット・シャドーフィーラー×1
●召喚僧サモンプリースト×1
●TM-4ボムスパイダー×3
●機皇兵ワイゼル・アイン×2
●機皇兵スキエル・アイン×3
●ツインバレル・ドラゴン×2
●伝説の賭博師×2
●機皇帝ワイゼル∞×1

魔法(13)
●トレード・イン×3
●おろかな副葬×2
●おろかな埋葬×1
●強欲で貪欲な壺×3
●死者蘇生×1
●死皇帝の陵墓×2
●テラ・フォーミング×1

罠(7)
●銃砲撃×3
●カオス・インフィニティ×2
●ブレイクスルー・スキル×2

EX(7)
●No.22不乱健×1
●ギアギガントX×3
●鳥銃士カステル×3




セバス【スリーヌークリアス・リアクター】

デッキ総枚数(40)
モンスター(16)
●サモン・リアクター・AI×3
●トラップ・リアクター・RR×2
●TM-4ボムスパイダー×3
●召喚僧サモンプリースト×1
●終末の騎士×2
●マジック・リアクター・AID×2
●ブラック・ボンバー×3

魔法(16)
●死者蘇生×1
●ソウルチャージ×1
●おろかな埋葬×1
●手札抹殺×1
●トランスターン×3
●強欲で貪欲な壺×3
●シャッフル・リボーン×2
●アイアンコール×2
●簡易融合×2

罠(8)
●フェイク・エクスプロージョン・ペンタ×3
●戦線復帰×3
●リビングデッドの呼び声×2

EX(15)
●重装機甲パンツァー・ドラゴン×2
●ダーク・ダイブ・ボンバー×3
●ダーク・フラット・トップ×2
●SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング×1
●CNo.39希望皇ホープ・レイ×1
●No.39希望皇ホープ×3
●ギアギガントX×3
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