遊戯王OCG’s─変態デュエリスト「古霊 真由美」の1日─   作:レモンの人

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長らくお待たせしました!就活やらゼミやらでなかなか手を付けられず漸く執筆終わりました!気がつけば既に大晦日……だと?





北の大地ってやっぱ貧乏くさい【リボルバー風ドラゴン】

「ん〜♪ここが北海道か〜」

「家内がすまない」

「いえ、お気遣いなく」

 

結局、諸星一家全員と一緒に北海道に来る羽目になった私は、北海道の空気を吸って…盛大にむせた。結構自然が多いイメージの北海道だが札幌はかなりの割合で開発されており、排気ガス臭かったりする。雪が完全に真っ白な所なんてそれこそ田舎に行かなければならない。

 

「JRで行く?それともレンタカーで行く?」

「俺はレンタカーで行きたい。バスと列車を待っていたら疲れるだろ?」

「はーい!私はJRで行きたいでーす!せっかくだし気分を味わいたいわ!」

 

子供っぽい義母さんと現実的な義父さんの対比がちょっと面白い。義父さん…義母さんに振り回されて結構疲れてるみたい。さっきだって義母さんが飛行機の中で全く落ち着きが無くて途中から目が死んでたし。

 

「お母さん、どっちも乗ればいいじゃん」

 

観光に来ているのに過去問から目を離さない優里香ちゃんの提案によりJRで札幌駅まで行ってからレンタカーに乗る事になったのだった…

 

 

******************

 

「ん〜!ここが札幌駅…!来た甲斐があったわね〜!」

 

駅弁を食べながら電車に揺られる事40分。札幌駅に到着した。やはり雪が汚い所為で景観が良いかと言われたら微妙な線だが、札幌駅の外観は綺麗だった。義母さんはさっきからずっとインスタントカメラで手当たり次第に撮影している。

 

「真由美さん、すまないんだけど運転頼む」

「いいわよ。車運転できるの私しかいないみたいだし」

 

義父さんも運転免許持ってないみたいだし、ここは私がしっかりしないと!

 

 

 

 

 

 

 

「ひぃっ!?」

 

6人乗りの車を借りて定山渓に目指して走らせていたが、早々にスリップしてしまった。雪なんてこんな路面を分厚い氷で凍結させる程降らないから走り方が全く分からなかった…というのが原因だった。

 

「ねーちゃん、大丈夫か?」

「あ、ありがとうございます」

 

幸いスリップしただけだったので何処にもぶつかっていない。ショックから立ち直ろうとしていた時に外から親切そうな老人が声をかけてくれた。

 

「雪道を走る時は車間距離を開けて、ブレーキを数回に分けて素早く踏むんだぞ」

「ありがとうございます!」

 

雪道の運転の仕方を教えてもらった後は普通に運転できるようになった。ただ、すごい緊張する。私だけ事故るならいいが翔太君と家族を事故らせるわけにはいかない。

 

「途中で何処かで小腹を満たさない?」

「いいですね!そうしましょう!」

 

義父さんは義母さんの聞き役に徹し過ぎた為にダウンして寝ているし、優里香ちゃんは車酔いしたのか過去問をカバンに入れてボーッと外を見ている。こんな時でも童心のままはしゃぐ義母さんの体力は尊敬できる。

 

「そういえば南区に美味しいスイーツショップがあるらしいんだけど行く?」

「いいですね、じゃあそっちの方向で」

 

向かった先は定山渓に行く過程で通る南区のとあるスイーツショップ。ログハウス風の店内には手作り感満載のお菓子やケーキが並んで美味しそうだ。

 

「へぇ…噂には聞いた事あるけどシュー生地の一部が匙として使えるシュークリームねぇ……」

 

 

翔太君のナイス采配のおかげで義母さんと優里香ちゃんは満足げにスイーツを味わう事が出来た。私も食べてみたけど、ちょっと甘過ぎるけどこれはこれでジャンクな味で好きだった。

 

 

******************

 

美味しいスイーツを食べた後は車を走らせて定山渓を目指す……途中で私の目には例のアレが映ってしまった。

 

「すみません……一件寄り道していいですか?」

「ん?どこかな?」

 

義母さんが眠り、代わりに義父さんが起きたタイミングで私は提案した。実は先程、翔太君にも耳打ちして賛成済み。

 

「大型のリサイクルショップがあるみたいでして…そちらで少々遊んで来ても……」

「ふむ、長丁場だからね。息抜きは必要だろう。翔太と行ってきなさい」

「私は残るかな〜…今断捨離中だし」

 

というわけで義父さんが運転席に座り、私と翔太君は藤野にある某大型リサイクルショップに入った。

 

「凄いわね……じゃんじゃかうるさいわ」

「うん…僕らの住んでる町にこんな店無いもんね」

 

私は例のジュラルミンケースを肩に担ぎ、迷わず遊戯王コーナーに向う。

 

「あったあった!」

 

私のお目当てのカードは無事見つかった。

 

「なんですかそれ?」

「ふっふっふー、このカードはね……【ヴァレット】使いにとって嬉しい効果を持つLINK-2のドラゴン族モンスターよ!」

 

その名も『ブースター・ドラゴン』!ヴァレットモンスター2体という召喚条件と微妙な攻撃力がネックだけど侮る事なかれ。モンスターを対象にした効果と墓地蘇生効果を持つリンクモンスターなの!

 

「すみませーん!このショーケースの35番を2枚くださーい!」

 

早速購入して新作のデッキに入れた私は、デュエルスペースに陣取った。1回戦くらいなら…出来ると思う。

 

「翔太君、やろうよ!」

「オッケー!ちゃっと済ませて行こう!」

 

早速デッキをセットして私達は戦いの火蓋を切って落とした。

 

 

「「デュエル!!!」」

 

真由美 LP8000

 

翔太 LP8000

 

 

「先攻!」

「後攻!」

「「じゃんけんぽん!!!」」

 

先攻はもらった!

 

「私の先攻!」

 

手札も悪くない。仕掛けるわよ!

 

「手札の『デフラドラグーン』の効果発動!手札のこのカード以外のモンスター1体を墓地へ送り、このカードを特殊召喚出来る!」

「早速新規カードの宣伝か……!」

 

紹介しよう。デフラドラグーンとは手札1枚コストにした特殊召喚効果とデフラドラグーン以外の同名モンスター3枚が揃っている場合にその3枚を全て除外して自身を蘇生する効果を持つ。手札消費は激しいが使いやすいドラゴンである。

 

「『バックグランド・ドラゴン』を墓地へ送り、このカードを特殊召喚!」

 

 

デフラドラグーン 星3 ATK1000

 

 

「さらに、『ゲートウェイ・ドラゴン』を召喚!」

 

 

ゲートウェイ・ドラゴン 星4 ATK1600

 

 

「ゲートウェイ・ドラゴンの効果発動!1ターンに1度、手札からレベル4以下の闇属性ドラゴン族モンスター1体を特殊召喚出来る!『スニッフィング・ドラゴン』を特殊召喚!」

 

 

スニッフィング・ドラゴン 星2 ATK800

 

 

 

「スニッフィング・ドラゴンが召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから同じモンスターを1枚手札に加える!召喚条件はレベル4以下のドラゴン族2体!デフラドラグーンとスニッフィングでリンク召喚!『ツイン・トライアングル・ドラゴン』!」

 

 

ツイン・トライアングル・ドラゴン LINK-2 ATK1200 リンクマーカー【右・下】

 

 

「ツイン・トライアングル・ドラゴンの効果発動!このカードがリンク召喚に成功した時、ライフを500払い、自分の墓地のレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する!この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このターン攻撃できない。『バックグランド・ドラゴン』を墓地から特殊召喚!」

 

 

真由美 LP8000→7500

 

バックグランド・ドラゴン 星5 ATK1600

 

 

バックグランド・ドラゴンは墓地に存在し、自分フィールドにカードが存在しない場合に墓地の自身と手札のレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する効果を持つ。ただし、この効果で特殊召喚したバックグランド・ドラゴンはフィールドから離れた場合に除外される。巻き返す力がある優秀なモンスターである。

 

「このカードの召喚条件は効果モンスター2体以上!そして、ツイン・トライアングルは2体分のリンク素材としても扱える!ツイン・トライアングル・ドラゴン、バックグランド・ドラゴン、ゲートウェイ・ドラゴンでリンク召喚!来い、『トポロジック・ボマー・ドラゴン』!」

 

 

トポロジック・ボマー・ドラゴン LINK-4 ATK3000 リンクマーカー【上・左下・下・右下】

 

 

「カードを1枚伏せてターンエンド」

「よーし、じゃあ僕のターンだ!ドロー!」

 

次は翔太君のターン。冷静に立ち回れば倒せない相手じゃないわ。デッキはちゃんと把握している…なんとでも──

 

「『霊獣使いの長老』を召喚!」

 

え……?

 

 

霊獣使いの長老 星2 ATK200

 

 

「このカードが召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに霊獣モンスター1体を召喚できる!『精霊獣カンナホーク』を召喚!」

 

 

精霊獣カンナホーク 星4 ATK1400

 

 

「カンナホークは1ターンに1度、自分メインフェイズにデッキから霊獣カード1枚を除外する。発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。僕は『霊獣の連契』を除外!」

 

れ、【霊獣】……だと!?突然の初見デッキに驚いていた時、パタパタと駆け足と共に見覚えのある人物がやって来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり!!!お兄ちゃん!私のデッキを勝手に使わないでよ!」

「え?」

 

と、このタイミングで乱入してきたのはまさかの優里香ちゃんだった。え?このデッキ…妹さんの!?

 

「だってさ、優里香。遊戯王も断捨離したって言ってたよな?」

「お兄ちゃんズルイ!私だってホントは真由美さんとデュエルしたかったのに!」

 

優里香ちゃん……断捨離出来てないじゃない。でも、こんな時くらい羽目を外して欲しいし………よし!こうしよう。

 

「翔太君!優里香ちゃんとチェンジ!」

「えーっ!?」

「優里香ちゃん、私と戦いましょう!」

 

せっかくの旅行なんだもの!優里香ちゃんとも仲良くなりたい。受けてくれるわよね?デュエリストなら!

 

「…………ぅ〜…」

 

過去問とデッキを交互に見つめる優里香ちゃんだったが…結局、過去問に付箋を入れて本を閉じた。

 

「お兄ちゃん、退いて」

「よし!優里香が本気になった!」

「あとお兄ちゃん、【霊獣】の使い方下手っぴ」

 

 

翔太 LP8000→優里香 LP8000

 

 

小さく毒づいた優里香ちゃんは翔太君の座っていた椅子に座ると手札と盤面を確認し、動き出した。

 

「このカードは霊獣モンスター2体をリンク素材に要求します!長老とカンナホークで───」

 

っていうか、ちゃっかり新規買ってるじゃないの!断捨離出来てないわよ優里香ちゃん!そして、やらせはしない!

 

「速攻魔法発動!『クイック・リボルブ』!デッキからヴァレットモンスター1体を特殊召喚するわ!『マグナヴァレット・ドラゴン』を特殊召喚!」

 

 

マグナヴァレット・ドラゴン 星4 ATK1800

 

 

「トポロジック・ボマー・ドラゴンの効果発動!このカードがモンスターゾーンに存在し、フィールドのリンクモンスターのリンク先にこのカード以外のモンスターが特殊召喚された場合に発動する。お互いのメインモンスターゾーンのモンスターを全て破壊する!」

「!!!」

「砕け散れ!《フルオーバーラップ》!!!」

 

よし、取り敢えず一丁上がり。第1波は切り抜けた。でも、間違いなく第2波が次に来る……!

 

「ならバトルフェイズに突入します!速攻魔法『ライバル・アライバル』を発動!自分・相手のバトルフェイズに発動できる。モンスター1体を召喚する!私は『精霊獣使いウィンダ』をトポロジックのリンク先に召喚!」

 

 

精霊獣使いウィンダ 星4 ATK1600

 

 

「そして、ウィンダでトポロジックを攻撃!」

「え?優里香!そんな事したらトポロジックの効果が発動して……」

「お兄ちゃん。トポロジックのバーン効果は自分から攻撃した時だけ」

「あ、そうだ」

 

 

優里香 LP8000→6600

 

 

「ウィンダの効果発動!このカードが相手によって破壊された場合、エクストラデッキから霊獣モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚出来ます!いでよ、『聖霊獣騎ガイアペライオ』!!!」

 

 

聖霊獣騎ガイアペライオ 星10 ATK3200

 

 

「バトル!ガイアペライオでトポロジック・ボマー・ドラゴンを攻撃!」

「───ッ!」

 

 

真由美 LP7500→7300

 

 

一筋縄では行かないわね。これは……!

 

「カードを1枚伏せてターンエンドです」

「エンドフェイズにデッキから次弾装填!『メタルヴァレット・ドラゴン』を特殊召喚!」

 

 

メタルヴァレット・ドラゴン 星4 ATK1700

 

 

でも、手札を十分に使わせた。こちらと同じく手札を消費する傾向がある霊獣は手札が命。展開を防いだこの状況はまさに好機だった。

 

「私のターン、ドロー!」

 

よし、いいカードだ。

 

「チューナーモンスター『レッド・リゾネーター』を召喚!」

 

 

レッド・リゾネーター 星2 ATK600 チューナー

 

 

「レッド・リゾネーターが召喚に成功した場合、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する!スニッフィング・ドラゴンを特殊召喚!」

 

 

スニッフィング・ドラゴン 星2 ATK800

 

 

「このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから同名カードを1枚手札に加える!レベル4のメタルヴァレットにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!シンクロ召喚!シンクロチューナー『瑚之龍』!」

 

 

瑚之龍 星6 ATK2400

 

 

「瑚之龍の効果発動!1ターンに1度、手札を1枚捨てフィールドのカードを1枚破壊する!ガイアペライオを破壊!」

「ッ……!」

「レベル2のスニッフィング・ドラゴンにレベル6の瑚之龍をチューニング!《王者の鼓動、今ここに列を成す。天地鳴動の力を見るがいい》!!!シンクロ召喚!我が魂『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!」

 

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン 星8 ATK3000

 

 

「よりによって素レモン……!」

「そう、これが私の正真のエース!バトル!レッド・デーモンズ・ドラゴンでダイレクトアタック!《アブソリュート・パワー・フォース》!!!」

「……!」

 

 

優里香 LP6600→3600

 

 

「私はこれでターンエンド!」

 

どうよ!これがレッド・デーモンズの力!

 

「……必殺技とか堂々と言える貴女のメンタルすごいですね」

「それは言わない約束!」

 

さて、デュエルは折り返し地点に入りかけている。私のエースの攻撃で優里香ちゃんのライフは大きく削られた。レッド・デーモンズを維持できれば勝ち。でも、そんな事はさせないだろう。

 

「エンドフェイズに罠カード発動『霊獣の騎襲』!自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、霊獣使いモンスターと精霊獣モンスターをそれぞれ1体ずつ対象として発動できる。対象のモンスターを守備表示で特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は霊獣モンスターしか特殊召喚できない。墓地からカンナホークと長老を特殊召喚!」

 

やっぱり!これはマズイ…反撃してくる……!

 

 

精霊獣カンナホーク 星4 ATK1400

 

霊獣使いの長老 星2 ATK200

 

 

 

「私のターン、ドロー!カンナホークは1ターンに1度、自分メインフェイズにデッキから霊獣カード1枚を除外する。発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。私は『精霊獣アペライオ』を除外!このカードは霊獣使いと精霊獣を除外する事で融合召喚出来る!『聖霊獣騎カンナホーク』を融合召喚!」

 

 

聖霊獣騎カンナホーク 星6 ATK1400

 

 

カンナホークには2つの効果がある。

まず、「1ターンに1度、除外されている自分の霊獣カード2枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ戻し、デッキから霊獣カード1枚を手札に加える」サーチ効果。

もう一つはほぼ全ての聖霊獣騎に備わった「このカードを持ち主のEXデッキに戻し、除外されている自分の霊獣使いモンスター1体と精霊獣モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる」フリーチェーンの分離効果。

また、厄介な事に効果処理時にこの効果で戻すカードのうち片方がすでに存在しない場合でも残りのカードを墓地に戻してサーチ効果を使用できるという裁定が出ている。これを利用し、「除外された霊獣2枚を対象に(1)の効果を発動→チェーンして霊獣1枚と別の霊獣を対象に(2)の効果を発動」とチェーンを組むことで、墓地に送る霊獣を1枚だけにできる。

 

「騎カンナホークの効果発動!除外されている『霊獣使いの長老』と『精霊獣アペライオ』を墓地へ戻してデッキから霊獣カードを1枚手札に加えます!それにチェーンして騎カンナホーク第2の効果を発動!長老とカンナホークを対象にし、この2体を特殊召喚!」

 

 

精霊獣使いウィンダ 星4 ATK1600

 

精霊獣カンナホーク 星4 ATK1400

 

 

「騎カンナホークの効果を処理。『精霊獣使いウェン』を手札に!さらに、このカードは霊獣モンスター2体でリンク召喚出来る!『聖霊獣騎キムンファルコス』をリンク召喚!」

 

 

聖霊獣騎キムンファルコス LINK-2 ATK1800 リンクマーカー【左下・右下】

 

 

「キムンファルコスの効果発動!自分の墓地から霊獣カード1枚を除外して発動できる。手札から霊獣モンスター1体を召喚する!ウィンダを除外してウェンをキムンファルコスのリンク先に召喚!」

 

 

霊獣使いウェン 星3 ATK1500

 

 

「キムンファルコスはリンク先のモンスターに攻守600を付与します!」

 

 

霊獣使いウェン ATK1500→2100

 

 

「ウェンの効果発動!このカードが召喚に成功した場合、除外されている自分の霊獣モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する!除外したウィンダをリンク先に特殊召喚!」

 

 

精霊獣使いウィンダ 星4 ATK1600→2200

 

 

「バトル!ウィンダでレッド・デーモンズ・ドラゴンを攻撃!」

「────っ、やられた」

 

 

優里香 LP3600→2800

 

 

「ウィンダの効果で私はEXデッキから『聖霊獣騎ガイアペライオ』をリンク先に特殊召喚!」

 

 

聖霊獣騎ガイアペライオ 星10 ATK3200→3800

 

 

「きっちりお返しします!ガイアペライオでレッド・デーモンズを攻撃!!!」

「うっ!?」

 

 

真由美 LP7300→6500

 

 

「続けて、ウェンとキムンファルコスでダイレクトアタック!!!」

 

 

真由美 LP6500→2600

 

 

「ターンエンド!行けます!押し返してみせます!」

「やるわね……」

 

やっぱりやられたかー…ま、やられたらやり返すけどね!

 

「私のターン、ドロー!」

 

来た…このデュエルを無慈悲に終わらせるカードが……!

 

「墓地の『バックグランド・ドラゴン』の効果発動!このカードが墓地に存在し、私のフィールドにカードが無い場合、このカードと手札のレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する!手札の『スニッフィング・ドラゴン』を特殊召喚!」

 

 

バックグランド・ドラゴン 星5 ATK1600

 

スニッフィング・ドラゴン 星2 ATK800

 

 

「『マグナヴァレット・ドラゴン』を召喚!」

 

 

マグナヴァレット・ドラゴン 星4 ATK1800

 

 

「このカードの召喚条件はレベル4以下のドラゴン族モンスター2体!マグナヴァレットとスニッフィングでリンク召喚!『ツイン・トライアングル・ドラゴン』をリンク召喚!」

 

 

ツイン・トライアングル・ドラゴン LINK-2 ATK1200 リンクマーカー【右・下】

 

 

「ツイン・トライアングル・ドラゴンの効果発動!このカードがリンク召喚に成功した時、ライフを500払い、自分の墓地のレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する!この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このターン攻撃できない。蘇れ!我が魂『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!」

 

 

真由美 LP2600→2100

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン 星8 ATK3000

 

 

「このカードの召喚条件は効果モンスター2体以上!レッド・デーモンズ・ドラゴン、バックグランド・ドラゴン、ツイン・トライアングル・ドラゴンを素材にリンク召喚!『トポロジック・ボマー・ドラゴン』!!!」

 

 

トポロジック・ボマー・ドラゴン LINK-4 ATK3000 リンクマーカー【上・左下・下・右下】

 

 

「墓地の『デフラドラグーン』の効果発動!このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の同名モンスター3体を除外して発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。『スニッフィング・ドラゴン』を3枚除外しトポロジックのリンク先に特殊召喚!」

「あ……」

 

 

デフラドラグーン 星3 ATK1000

 

 

「この瞬間、トポロジックの効果発動!このカードがモンスターゾーンに存在し、フィールドのリンクモンスターのリンク先にこのカード以外のモンスターが特殊召喚された場合に発動する。お互いのメインモンスターゾーンのモンスターを全て破壊する。ただしこのターン、このカード以外の自分のモンスターは攻撃できない!《フルオーバーラップ》!!!」

「そんな!?」

 

これでメインモンスターゾーンのモンスターは全て制圧した。さぁ、〆にかかるとしよう!

 

「バトル!トポロジック・ボマー・ドラゴンでキムンファルコスを攻撃!《終極のマリシャス・コード》!!!」

「ぅぁっ……!」

 

 

優里香 LP2800→1600

 

 

「トポロジック・ボマー・ドラゴンの効果発動!このカードが相手モンスターを攻撃したダメージ計算後に発動する。その相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!《エイミング・ブラスト》!!!」

「…参りました」

 

 

優里香 LP1600→0

 

 

****************

 

「見事な腕前ですね。母さんが負けたのも頷けます」

「優里香、連契をサーチして伏せれば展開妨害出来たのに何でやらなかったの?」

「ついライフを削る事を優先するあまり受け身な戦術を捨ててしまった私のミスです。かくいう私もデッキの回し方をド忘れしてしまいまして…反省しないと」

「ブランクがあったから勝てただけよ。現役の頃はもっと強かったと思うと恐ろしいわね」

 

優里香ちゃんとも握手して私達は車に戻った。車内に戻ると、夫婦仲良く身を預けて寝ていた。すごく仲のいい夫婦なのね……私も翔太君とそんな関係になりたいなぁ。

 

「じゃあ、起こさないように安全運転でいきましょうか!」

「「おー(小声)」」

 

温泉旅行はまだ始まったばかりだ。




真由美「いや〜、負けるところだった……」
優里香「大袈裟ですよ。連契選んでいても負けてたと思いますよ?」
翔太「いやいや、優里香なら勝てたと思うけど」
真由美「翔太君は」
優里香「どっちの味方なの?」
翔太「……すんません」
真由美「って事で今回はVRAINSにてリボルバーが使ったデッキを私なりにアレンジして組んでみました!」
翔太「マスター用とスピード用にリゾネーターが混ざったデッキだったね!」
真由美「まぁ///レモン出せなきゃ私らしくないからね」
優里香「真由美さんってアレですね。火薙ぎの剣が付いたソレイユの武器を勇者の剣に変えるタイプ」
真由美「辛辣ッ!?」


デッキ総枚数(42)
モンスター(22)
●レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴン×1
●亡龍の戦慄─デストルドー×1
●バックグランド・ドラゴン×2
●ゲートウェイ・ドラゴン×3
●霊廟の守護者×1
●マグナヴァレット・ドラゴン×3
●メタルヴァレット・ドラゴン×3
●デフラドラグーン×2
●スニッフィング・ドラゴン×3
●レッド・リゾネーター×3

魔法カード(15)
●クイック・リボルブ×3
●竜の霊廟×2
●ハーピィの羽根帚×1
●死者蘇生×1
●ソウルチャージ×1
●竜の渓谷×2
●リボルブート・セクター×1
●盆回り×2
●コール・リゾネーター×2

罠カード(5)
●前線復帰×3
●タクティカル・エクスチェンバー×2

EXデッキ(15)
●トポロジック・ボマー・ドラゴン×2
●トポロジック・トゥリスバエナ×1
●デコード・トーカー×1
●パワーコード・トーカー×1
●ツイン・トライアングル・ドラゴン×2
●水晶機巧ハリファイバー×1
●ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン×1
●レッド・デーモンズ・ドラゴン×1
●瑚之龍×2
●レッド・ライジング・ドラゴン×1
●魔界闘士バルムンク×1
●波動竜フォノン・ドラゴン×1


真由美「基本的にドラゴン族で展開しつつ強力なリンクモンスターやシンクロモンスターに繋げて倒すのがセオリーね」
翔太「スニッフィング、バックグランド、デフラの3枚が上手く噛み合ってるね」
優里香「ヴァレットも同名カードを墓地に落としやすいモンスターだから優秀ですね。タクティカル・エクスチェンバーを使えば後続を残しやすくなりますし」
真由美「ただ、特殊召喚封じをやられるとどうしようもないのが欠点ね。まぁ、そうなったら開き直るしかないわね」
翔太「それは僕のデッキも」
優里香「私のも同じですから」
真由美「まだまだ続きますのでこれからも応援よろしくね!」
3人「「良いお年を〜!」」


遊斗「ハッピーニューイヤー!……え?違う?」
セバス「間違えました」
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