遊戯王OCG’s─変態デュエリスト「古霊 真由美」の1日─ 作:レモンの人
陽介「我が業火に焼かれて滅びるがいい!」(CV.速○奨)
薫「あの……陽介さん?そのデッキは風属性なんだけど」(CV.井○喜○子)
陽介「///」
薫「///」
優里香「はいはいお熱いお熱い」(CV.佐○綾音)
って感じで脳内再生していただければ嬉しいです。翔太は?脳内イメージで補完して、どうぞ。
あの…真由美です。早速ですが、修羅場です。
「父さんはなんで分からないの!?」
「……今の生活でも充分足りているだろう」
「まぁまぁ、落ち着いてよ優里香。飴舐める?」
「お兄ちゃんはいつまでも子供扱いしないでったら!母さんもさりげなく頭撫でないの!」
「ちぇっ、バレテーラ」
このセリフでは何が起きているのか分からないと思うので説明しよう!実は、優里香ちゃんの友達が中古車を譲ってくれると言ってくれたそうで、早速家まで運んでもらったところ義父さんが怒ったという経緯だ。義母さんの腰が完治した時に起きた事もあり、義母さんが興奮してまたやらかすのではないかと内心ハラハラしつつも介入する事も出来ず傍観に徹していた。
「ちゃんと車検は通っているのか?車の為の車道整備もされていないし、そもそも定期メンテナンスやガソリンに必要な経費は誰が出すんだ?」
「うっ……で、でも!真由美さんが居るし!車があれば色々出来るよ!」
「少なくとも俺は車が無くても問題無い。薫はどうだ?」
「うーん…あったら便利だけど〜…要らないわね。必要だとしても増え過ぎた野菜を売りに行く時ぐらいよね…」
「じゃあ要るじゃん!ウチの家庭菜園は規模大きいし!」
「そうは言っても大根とか人参は大体使い切れる分だけだし、売るのは基本ユリ根だからね〜…」
「……」
これは無理ね。車を必要と言えるほどの正当な理由が見当たらない。が、優里香ちゃんは何を思ったのかイライラと歩き回った末に二階に上がると……あるものを持ってきた。
「ならデュエルよ母さん!私が勝ったらせめて前向きに検討して!」
勉強はいいのかよ、というツッコミは堪えて私は優里香ちゃんの思わぬ行動に驚いた。勝った場合の提案がショボいのは土俵に引き込む事が目的なのか…それとも?
「いいわよ。じゃあ私が勝ったら今止まってる車を返してもらいましょう」
なんか平和的(?)に解決しそうね。ただ、なんで家族揃ってデッキを出しているのかしら!?
「陽介さん、無理しなくても私1人で片付けるわよ?」
「なっ!?」
強気な発言ね。でも、今までの対戦を見ればその言葉が嘘ではない事はよく分かる。
「その心配は要らない。俺も薫の為に勉強を重ねたんだ。足は引っ張らないつもりだ」
「陽介さん……///」
でも、今度は義父さんが本格的にデュエルするらしい。その様子、勉強になるかもしれないので私も見守る事にした。卓袱台の上にカードを並べ、諸星一家はデュエルを開始したのだった。
薫&陽介 LP8000
翔太&優里香 LP8000
「先攻!」
「後攻!」
「「じゃんけんぽん!」」
義母さんと優里香、勝ったのは義母さんだった。
「私の先攻!……私のデュエルの恐ろしさを見せてあげるわ。『霊魂鳥─巫鶴』を召喚!」
霊魂鳥─巫鶴 星4 ATK1500
「さらにフィールド魔法『霞の谷の神風』と永続魔法カード『霊魂の拠所』を発動!スピリットモンスターの攻撃力は500アップ!」
霊魂鳥─巫鶴 ATK1500→2000
「カードを2枚伏せてターンエンド。この瞬間、巫鶴は手札に戻り2枚のカードが起動!神風の効果で私は『烈風の結界像』を特殊召喚」
烈風の結界像 星4 DEF1000
「さらにデッキから『霊魂鳥神─彦孔雀』を手札に加えるわ」
鮮やかな展開だ。損失を即座にリカバリーする戦術で義母さんがリードを取っている。
「お兄ちゃん、私に譲って」
「いいよ」
「私のターン、ドロー!永続魔法『魂吸収』を発動!カードが除外される度に私はライフを500回復する!『霊獣使いの長老』を召喚!」
霊獣使いの長老 星2 ATK200
「このカードが召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、メインフェイズに霊獣モンスター1体を召喚できる!続けて『精霊獣ラムペンタ』を召喚!」
精霊獣ラムペンタ 星4 ATK1600
「ラムペンタの効果発動!1ターンに1度、自分メインフェイズにエクストラデッキから霊獣モンスター1体を除外し、そのモンスターと同じ種族の霊獣モンスター1体をデッキから墓地へ送る!『聖霊獣騎カンナホーク』を除外し『精霊獣カンナホーク』を墓地へ…」
翔太&優里香 LP8000→8500
「さらに!自分フィールドの霊獣使いと精霊獣を除外してこのカードは融合召喚できる!『聖霊獣騎カンナホーク』!」
聖霊獣騎カンナホーク 星6 ATK1400
翔太&優里香 LP8500→9500
「カンナホークの効果発動!1ターンに1度、除外されている自分の霊獣カード2枚を対象としてそのカードを墓地へ戻し、デッキから霊獣カード1枚を手札に加える!私は除外されている聖霊獣騎カンナホークともう1枚を対象にするが、その効果にチェーンしてカンナホークのもう1つの効果を発動!このカードを持ち主のエクストラデッキに戻し、除外されている自分の霊獣使いモンスター1体と精霊獣モンスター1体を対象としてそのモンスターを守備表示で特殊召喚する!長老とラムペンタを特殊召喚!」
霊獣使いの長老 星2 DEF1000
精霊獣ラムペンタ 星4 DEF400
「このカードのリンク素材は霊獣2体!長老とラムペンタを素材に『聖霊獣騎キムンファルコス』をリンク召喚!」
聖霊獣騎キムンファルコス LINK-2 ATK1800 リンクマーカー【左下・右下】
「キムンファルコスは自分の墓地から霊獣カード1枚を除外して手札から霊獣モンスター1体を召喚できる!精霊獣カンナホークを除外して『霊獣使いウェン』を召喚!」
霊獣使いウェン 星3 ATK1500
翔太&優里香 LP9500→10000
「ウェンが召喚に成功した時、除外されている自分の霊獣モンスター1体を対象としてそのモンスターを特殊召喚する!『精霊獣カンナホーク』を特殊召喚!」
精霊獣カンナホーク 星4 ATK1400
「カンナホークの効果発動!1ターンに1度、自分メインフェイズにデッキから霊獣カード1枚を除外する。発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える!私は『精霊獣ガイアペライオ』を除外!」
翔太&優里香 LP10000→10500
「霊獣使いウェンとカンナホークを除外し、『聖霊獣騎アペライオ』をキムンファルコスのリンク先に融合召喚!キムンファルコスのリンク先の霊獣モンスターの攻撃力は800アップする!」
聖霊獣騎アペライオ 星6 ATK2600→3400
翔太&優里香 LP10500→11500
「バトル!キムンファルコスで烈風の結界像を攻撃!」
「甘いわね。こういう時は伏せカードを警戒しなさい!罠カード発動『砂塵のバリア─ダストフォース』!相手モンスターの攻撃時に相手の攻撃表示モンスター全てを手札に戻す!」効果違いますダストフォースのままなら裏守備にエアフォースがバウンスになります
「なっ!?」
思わぬ伏兵ね。墓地の霊獣も除外されている霊獣も既に1度特殊召喚してしまった。分離は不可能だ。
「そんな……」
「まだまだ二流ね。さ、かかってきなさい」
「っ……カードを1枚伏せてターンエンド」
次はいよいよ義父さんのデュエルだ。どんなデッキになったんだろう?
「俺のターン、ドロー!『妖仙獣 鎌壱太刀』を召喚!」
まさか……【妖仙獣】!?
妖仙獣 鎌壱太刀 星4 ATK1600
「このカードが召喚に成功した場合に発動できる。手札から鎌壱太刀以外の妖仙獣モンスター1体を召喚する!『妖仙獣 鎌弐太刀』を召喚!」
妖仙獣 鎌弐太刀 星4 ATK1800
「このカードが召喚に成功した場合に発動できる。手札から鎌弐太刀以外の妖仙獣モンスター1体を召喚する!『妖仙獣 鎌参太刀』を召喚!」
妖仙獣 鎌参太刀 星4 ATK1500
「このカードが召喚に成功した場合に発動できる。手札から鎌弐太刀以外の妖仙獣モンスター1体を召喚する!烈風の結界像をリリースして『妖仙獣 凶旋嵐』をアドバンス召喚!」
妖仙獣 凶旋嵐 星6 ATK2000
「嘘……!?」
「このカードが召喚に成功した場合、デッキからこのカード以外の妖仙獣を1体特殊召喚できる!『妖仙獣 閻魔巳裂』を特殊召喚!」
妖仙獣 閻魔巳裂 星6 ATK2300
【妖仙獣】だなんて珍しい。いや……義母さんのデッキコンセプトに似せたデッキを構築したのかもしれない。どこまでも仲のいい夫婦…是非見習いたい。
「鎌壱太刀の効果発動!このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、自分フィールドにこのカード以外の妖仙獣モンスターが存在する場合に相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として持ち主の手札に戻す。魂吸収を手札に戻す」
因みにチラッと見えたが伏せカードは『霊獣の連契』。完全に手玉に取られてしまってるわね。
「バトル!鎌壱太刀でダイレクトアタック!」
「ライフで受ける……!」
翔太&優里香 LP11500→9900
「鎌参太刀の効果発動!このカード以外の自分の妖仙獣モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。デッキから鎌参太刀以外の妖仙獣カード1枚を手札に加える!『妖仙獣の神颪』を手札に!鎌弐太刀・鎌参太刀・閻魔巳裂・凶旋嵐もダイレクトアタックだ!」
翔太&優里香 LP9900→8100→6600→4300→2300
あっという間に翔太君達のライフが奪われていく。この圧倒的な戦略こそが妖仙獣の恐ろしさ。
「メインフェイズ2。レベル6の閻魔巳裂・凶旋嵐をオーバーレイ!エクシーズ召喚!『フォトン・ストリーク・バウンサー』!」
フォトン・ストリーク・バウンサー RUNK6 ATK2700
「カードを1枚伏せ、ターンエンド。エンドフェイズにフィールドに居る鎌壱太刀・鎌弐太刀・鎌参太刀は全て手札に戻る。だがこの瞬間、神風の効果が起動しデッキから『妖仙獣 木魅』を特殊召喚!」
妖仙獣 木魅 星1 DEF0
妖仙獣ヤバッ!手札消費こそ凄まじいが、かなりのバックが戻ってくる。あっという間に盤面有利を取ってしまった。
「お兄ちゃん、ごめん」
「気にすんな。僕のターン、ドロー!」
【スピードロイド】では、効果無効効果&バーン付きの攻撃力2700のフォトン・ストリーク・バウンサーを叩き潰すのは難しい。でも、翔太君には何か策があるように見えた。
「『SR ベイゴマックス』は自分フィールドにモンスターが存在しない時に手札から特殊召喚できる!」
SR ベイゴマックス 星3 ATK1200
「ベイゴマックスが召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキからスピードロイド1枚手札に加える!」
「フォトン・ストリーク・バウンサーの効果発動!1ターンに1度、エクシーズ素材を1つ取り除き、フィールドで発動する効果モンスターの効果を無効にし1000ポイントのダメージを与える!」
義父さん!マストカウンターを見極めないと!まだ通常召喚権も消費してないのに今使っちゃダメでしょ!
翔太&優里香 LP2300→1300
「まだ諦めないぞ!このカードは自分フィールドに風属性モンスターが存在する時に手札から特殊召喚できる!『SR タケトンボーグ』を特殊召喚!」
SR タケトンボーグ 星3 ATK600
「さらに、タケトンボーグの効果発動!このカードをリリースする事でデッキからスピードロイドチューナー1体を特殊召喚する!『SR赤目のダイス』を特殊召喚!」
SR 赤目のダイス 星1 ATK100 チューナー
「赤目のダイスの効果でこのカード以外のスピードロイド1体のレベルを1〜6に変更する!ベイゴマックスのレベルを4に!」
SR ベイゴマックス 星3→4
「レベル4となったベイゴマックスにレベル1の赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!『HSR チャンバライダー』!」
HSRチャンバライダー 星5 ATK2000
「バトル!チャンバライダーで木魅を攻撃!この瞬間、チャンバライダーの効果発動!このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時にの攻撃力を200アップする!」
HSRチャンバライダー ATK2000→2200
「チャンバライダーは2回攻撃が出来る!続けてフォトン・ストリーク・バウンサーに攻撃!この瞬間、チャンバライダーの攻撃力上昇効果にチェーンして手札から速攻魔法『リミッター解除』を発動!自分フィールドの機械族モンスター1体の攻撃力を倍にする!そしてチェーンを処理」
HSRチャンバライダー ATK2200→4400→4600
薫&陽介 LP8000→6900
さらにモンスターを全滅させた。ここまでの手腕はさすが翔太君といったところ。
「メインフェイズ2、チューナーモンスター『SR 三つ目のダイス』を召喚」
SR 三つ目のダイス 星3 ATK300 チューナー
「レベル5のチャンバライダーにレベル3の三つ目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』!」
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 星8 ATK3000
「カードを1枚伏せてターンエンド」
「すまん、薫」
「いいの、後は全部私に任せなさい」
さて、翔太君の全身全霊の抵抗によってリードを得た事で展開が分からなくなってきた。これはいい試合ね!墓地の三つ目のダイスのおかげで攻撃を1度守れる。儀式召喚されてもクリスタルウィングで妨害出来るし!
「私のターン、ドロー!……」
義母さんの表情が変わった。何か…仕掛けてくる!
「儀式魔法『霊魂の降神』を発動!彦孔雀を素材に『霊魂鳥神─姫孔雀』を儀式召喚!」
霊魂鳥神─姫孔雀 星8 ATK2500→3000
「姫孔雀の効果発動!このカードが儀式召喚に成功した場合、相手の魔法・罠カードを3枚までデッキに戻す!」
「そうはさせない!クリスタルウィングの効果を忘れたの?母さん」
「えぇ、だから陽介さんが託したこのカードを使う!カウンター罠『神の通告』!ライフを1500払い、その効果を無効にし破壊する!」
薫&陽介 LP6900→5400
「ッ!」
「さらに、姫孔雀の効果で私は伏せカードを2枚デッキに戻す!」
あ…終わった。
「その後、デッキからレベル4以下のスピリットモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する!『天岩戸』を特殊召喚!」
天岩戸 星4 ATK1900→2400
「これでもう打つ手は無いわ!姫孔雀でダイレクトアタック!」
「……ごめん!勝てなかった!」
翔太&優里香 LP1300→0
因みに最後の手札は『SR メンコート』。それと三つ目のダイスを使おうにも天岩戸で効果が起動出来ない為、詰みとなった形だ。両者の健闘をたたえ、私は拍手を送った。
********************
「あー…あほくさ」
優里香ちゃんは不貞腐れて寝っ転がってしまった。レッカーが確定したので悔しいのはよく分かる。が、負けは負けだ。
「優里香」
「何?お父さん」
「家の図面をコピーして来い」
「なんで?」
「いいから」
と、義父さんが筆と硯を取り出して優里香ちゃんに設計図を持って来させた。不審がりながらも言われた通りに図面をコピーして見せると…義父さんは図面を睨みながらも筆を動かした。
「ここだな」
義父さんが丸を描いて指定したのは納屋だった。確か見るからにボロ小屋な場所だったっけ?
「ここに新しい物を置くだろうから中の物を移動してくれ」
「えっ?」
意外な言葉に全員の視線が義父さんに集まった。
「いいか?俺が怒ったのは信用できない車を持ってきたからだ。事故があった時に怪しい車ではどうも言い訳出来ないだろう?」
「って事は……」
「今週の土曜日を暇にしておくから中古車市に行くぞ。勿論、車は返しておけ。それに、俺も薫もお金は出さないから3人でよく相談して使え」
「お父さん大好き!!!」
確かに義父さんは『禁止』とは一言も言ってないし、あっても俺は乗らないとしか言っていない。まぁ、これでいい感じに終われたわね。
「真由美さんも来て欲しい。恐らくは君が一番運転する事になるだろうからな」
「は、はい!」
その1ヶ月後、諸星家に小豆色の中型車が一台追加された。
薫「も〜陽介さんったら色々おっちょこちょいなんだから♪」
陽介「ははは、まだまだ下手な部分は多いが少しずつ馴れていくさ」
薫「ところで、どんなデッキを組んだの?見てみたいなぁ〜…なんて」
陽介「いいだろう。俺が作ったのはこれだ」
デッキ総枚数(40)
モンスター(22)
●魔妖仙獣 大刃禍×2
●妖仙獣 凶旋嵐×2
●妖仙獣 閻魔巳裂×1
●妖仙獣 左鎌神柱×3
●妖仙獣 右鎌神柱×3
●妖仙獣 鎌壱太刀×3
●妖仙獣 鎌弐太刀×3
●妖仙獣 鎌参太刀×3
●妖仙獣 木魅×2
魔法カード(11)
●霞の谷の神風×1
●テラ・フォーミング×1
●妖仙獣の神颪×3
●炎舞─「天璣」×2
●命削りの宝札×2
●ハーピィの羽根帚×1
罠カード(8)
●妖仙獣の秘技×3
●神の宣告×1
●神の通告×2
●波紋のバリア─ウェーブ・フォース×2
●EXデッキ(5)
●フォトン・ストリーク・バウンサー×1
●鳥銃士カステル×1
●サモン・ソーサレス×1
●グレート・フライ×2
●リンクリボー×1
陽介「妖仙獣でメタビートし続けていざとなればリンクやエクシーズで切り抜けるデッキだ。金は割けなかったからEXデッキこそ貧弱だが、自信はあるぞ」
薫「実際に私のサポートを出来てたから構築力と展開力などの才能はあるみたいね」
陽介「まぁな。最近は妖仙獣の神颪という強力なサポートカードも来ているからな。隙あらば大刃禍をペンデュラム召喚出来るのは大きい。そして、神風の効果でリクルートした木魅はリンクリボーの素材にし、1度墓地へ落とせば次のターンにリクルートした際にリンクリボーに変換できるのは大きい。墓地にいれば妖仙獣のアドバンス召還の補助も出来る。実に理にかなったコンボだと思うんだがな」
薫「ただ、面白いデッキではあるわね。私と同じ中堅デッキだけどいざという時に制圧力は他の一流デッキを越える…そんな感じで」
陽介「今後は上手く煮詰めていいデッキにしようと思う。手伝ってくれるね?」
薫「えぇ!私に任せなさい!」