遊戯王OCG’s─変態デュエリスト「古霊 真由美」の1日─ 作:レモンの人
ガイザー「そうだよ(便乗)」
「マジかー…」
不覚。古霊真由美、20歳…一生の不覚。
「体重が3kgも……」
原因はおよそ分かっている。仕事終わりに帰ろうとした時に美咲に出くわし、強引にイタリアンに連れて来られピッツァを半分食べさせられたのが理由だ。間違いない。
「ダイエットしなきゃなぁ……」
でも、これ以上削るものは無い。朝は玄米・味噌汁・キャベツの千切りを食べ、昼はコーヒーとトースト、夕方は鍋。これ以上は流石に厳しい。
「………!」
閃いた。天啓のように降り注いだそのコンセプトを実現させるべく私はカードショップへと急いだ。今日は喫茶店が休業日なので少しランニングして銭湯で汗を流し着替えてから店に入った私だった…。
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「よし、出来たわ!」
今回のデッキはやや使い辛さが目立つがそれでも面白いデッキであると個人的には自負している。そのキーカードを如何に高速召喚出来るかがこのデッキの鍵となる。そろそろ翔太君が来る時間かな?
「こんちわーッス!真由美さん!」
「こんにちは、待ってたわよ」
私は早速出来上がったデッキをシャッフルして翔太君を向かいの席に座らせた。
「真由美さん、また胸がデカくなってません?」
「3kgも太ったのよ3kgも!」
「あらー…」
私はシャッフルを終えたデッキをメインデッキゾーンにセットした。さて、翔太君はいつものデッキみたいだし、クリスタルウィングに気を付ければなんとかなる…はず。
「じゃあ、デュエルしましょう!」
「負けないッスよ!」
やや端折り気味だが、私と翔太君はデュエルを開始した。
「「デュエル!!」」
真由美 LP8000
翔太 LP8000
「先攻!」
「後攻!」
「「じゃんけんぽん!!」」
「よし!私の勝ちね!先攻は貰った!私のターン!」
じゃあ…翔太君には悪いけど、致命傷与えちゃいますか♪
「『天帝従騎イデア』召喚!」
天帝従騎イデア 星1 ATK800
「イデアの効果発動!このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから天帝従騎イデア以外の『攻撃力800・守備力1000のモンスター1体を守備表示で特殊召喚する!ただしこのターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。『冥帝従騎エイドス』を特殊召喚!」
冥帝従騎エイドス 星2 DEF1000
「さらにエイドスの効果発動!このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにアドバンス召喚できる!イデアとエイドスをリリースして『轟雷帝ザボルグ』をアドバンス召喚!」
轟雷帝ザボルグ 星8 ATK2800
「ゲェッ!?ザボルグっスか!?」
「ザボルグの効果発動!このカードがアドバンス召喚に成功した場合、フィールドのモンスター1体を対象とし、そのモンスターを破壊する。破壊したモンスターが光属性だった場合、その元々のレベルまたはランクの数だけ、お互いはそれぞれ自分のEXデッキからカードを選んで墓地へ送る。このカードが光属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、墓地へ送る相手のカードは私が選ぶ!ザボルグを破壊するわ!《切腹、御免》!!!」
「おい、効果名」
さて、これで私はクリスタルウィングを消しつつ勝利へのキーパーツを墓地へ送れるという訳ね♪じゃあ、行くわよ!
「私が墓地へ送るのはこのカード達よ!」
『E・HERO The シャイニング』
『N・マリン・ドルフィン』
『E・HERO ネオス・ナイト』
『E・HERO マリン・ネオス』
『E・HERO エクスリダオ』
『捕食植物 キメラフレシア』
『真紅眼の黒竜剣』
『覇王眷竜ダーク・リベリオン』
「このカード…まさか…!?」
「さて、私はどっちを出すかしら♪さて、翔太君…覚悟は出来てるわね?」
「……はぃ」
翔太君のEXデッキを借りると手早くカードをすっぱ抜いていく。
『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』×3
『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』×3
『WWウィンター・ベル』×2
「これで牙は殆ど抜かれたわね♪」
「酷い…あんまりだぁ……」
「カードを2枚伏せてターンエンド。さぁ、かかって来なさい!」
このターンを凌げば私の猛攻が待ってるわよ…さぁ、攻めて来なさい!
「僕のターン、ドローっス(まだチャンスはある)!」
「スタンバイフェイズに入った瞬間、墓地へ落としたキメラフレシアの効果発動!デッキから『融合』魔法カードまたは『フュージョン』魔法カードを1枚手札に加える。私が手札に加えるのは『ミラクル・フュージョン』!」
まだまだ行くわよ〜!
「さらに永続トラップ発動!『1回休み』!特殊召喚されたモンスターが自分フィールドに存在しない場合にこのカードを発動できる!このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、特殊召喚されたモンスターは、このターン終了時まで効果が無効化される!また、効果モンスターが攻撃表示で特殊召喚された場合そのモンスターを守備表示にする!」
「なん…だと……」
勿論、このターンは意地でも妨害しまくるけどね♪
「ならば押し通る!魔法発動!『ハーピィの羽根帚』!相手の魔法・罠カードを全て破壊する!」
「まんまと引っかかったわね!トラップ発動!『スターライト・ロード』!自分フィールドのカードを2枚以上破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その効果を無効にし破壊する!その後、『スターダスト・ドラゴン』1体をエクストラデッキから特殊召喚できる!《大いなる翼に導かれた風を見よ!》『スターダスト・ドラゴン』!」
スターダスト・ドラゴン 星8 ATK2500
「スターダスト・ドラゴン…!」
「ただし、1回休みの効果によりスターダスト・ドラゴンの効果は無効となり守備表示となる」
スターダスト・ドラゴン ATK2500→DEF2000
「『SRパチンゴーカート』を召喚!」
SRパチンゴーカート 星4 ATK1800
「さらに自分フィールドに風属性モンスターが存在する場合、『SRタケトンボーグ』は手札から特殊召喚できる!」
SRタケトンボーグ 星3 DEF1200
「パチンゴーカートの効果発動!1ターンに1度、手札の機械族モンスター1体を墓地へ送りフィールドのモンスター1体を破壊する!スターダスト・ドラゴンを破壊!」
「やるわね!でもそうはさせないわよ!スターダスト・ドラゴンの効果発動!フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する!1回休みはフィールドでのみ発生する効果、でもスターダスト・ドラゴンの効果によるリリースはコスト、よって効果は無効化されない!」
「やっぱ防いでくるか…!」
「ただし、正規召喚では無い為エンドフェイズに特殊召喚は出来ない」
翔太君の「〜ッス」って言葉が抜けてる辺り互いにガチでやってる感がバリバリ伝わってくる。この緊張感………赤点ギリギリで卒業した時の高校時代の期末テスト以来ね!
「魔法カード『ヒドゥン・ショット』を発動!自分の墓地のスピードロイドモンスターを2体まで除外し、除外した数だけフィールドのカードを対象とし破壊出来る!パチンゴーカートを除外し1回休みを破壊!」
「っ!?」
「そして、タケトンボーグは自身をリリースする事でデッキからスピードロイドチューナー1体を特殊召喚出来る!『SR三つ目のダイス』を特殊召喚!」
SR三つ目のダイス 星3 ATK300 チューナー
「さらに速攻魔法カード『スピードリフト』発動!自分フィールドのモンスターがチューナー1体のみの場合に発動できる。デッキからレベル4以下のスピードロイドモンスター1体を特殊召喚する!そのモンスターの特殊召喚成功時には、お互いに魔法・罠・モンスターの効果は発動できない!僕が特殊召喚するのは『SRオハジキッド』!」
SRオハジキッド 星3 ATK1000
「レベル3のオハジキッドにレベル3の三つ目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!『スターダスト・チャージ・ウォリアー』!」
スターダスト・チャージ・ウォリアー 星6 ATK2000
「スターダスト・チャージ・ウォリアーのシンクロ召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドロー出来る!」
ブンブン回すなぁ。
「魔法カード『貪欲な壺』!」
「ひ、引き当てやがった……」
この状況で引き当てるとか…なんて強運なのかしら!?
「墓地のモンスターを5枚デッキに戻し、デッキからカードを2枚ドローする!WWウィンター・ベルを2枚、クリアウィングを1枚、クリスタルウィングを2枚デッキに戻し2枚ドロー!」
マズイマズイ!クリスタルウィングをデッキに戻された!ドヤ顔で墓地に送ったけどこのターンで対処されちゃった!
「さらに、パチンゴーカートの効果で墓地へ送った『SR電々大公』は自身を除外する事で手札または墓地のスピードロイドチューナー1体を特殊召喚出来る!手札から『SRドミノバタフライ』を特殊召喚!」
SRドミノバタフライ 星2 100 チューナー
「レベル6のスターダスト・チャージ・ウォリアーにレベル2のドミノバタフライをチューニング!シンクロ召喚!『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』!」
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 星8 ATK3000
「止められなかった…!」
「バトル!クリスタルウィングでダイレクトアタック!!!」
真由美 LP8000→5000
「僕はカードを1枚伏せてターンエンド!」
すごい…翔太君……あの状況でクリスタルウィングを…!なら私も負けてられないわ!
「私のターン!ドロー!早速行くわよ!魔法カード『ミラクル・フュージョン』!フィールドまたは墓地のモンスターを素材として除外しEXデッキから『E・HERO』融合モンスター1体を融合召喚する!」
「カウンタートラップ発動!『神の警告』!ライフを2000払って発動する!モンスターを特殊召喚する効果を含む、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する!」
翔太 LP8000→6000
ミラクル・フュージョンがぁ……折角、アレを呼ぼうと思ったのに大失敗。
「やられたわね……なら作戦変更よ!魔法カード『HEROの遺産』を発動!HEROモンスターを融合素材とする融合モンスター2体を自分の墓地からエクストラデッキに戻して発動できる。自分はデッキから3枚ドローする!エクスリダオとネオス・ナイトをデッキに戻し3枚ドロー!『覇王眷竜ダークヴルム』を召喚!」
覇王眷竜ダークヴルム 星4 ATK1800
「効果発動!このカードの召喚・特殊召喚成功時にデッキから『覇王門』ペンデュラムモンスター1体を手札に加える!止める?」
「止める!クリスタルウィングの効果発動!1ターンに1度、相手のモンスター効果を無効にし破壊する!この効果でモンスターを破壊した場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする!覇王眷竜ダークヴルムはペンデュラムモンスター、よってEXデッキに送られる!」
さて、手札はまだ3枚………そして、通常召喚権を使った囮に引っかかるとは迂闊だったわね。翔太君!
「私は手札の『覇王門零』と『覇王門無限』でペンデュラムスケールをセッティング!」
「!」
「ペンデュラムスケールは13〜0。よってレベル1〜12のモンスターをペンデュラム召喚出来る!ペンデュラム召喚!EXデッキから『覇王眷竜ダークヴルム』を特殊召喚!効果発動!デッキから『覇王門』ペンデュラムモンスター1体を手札に加える」
「しまった…!」
「魔法カード『竜の鏡』!手札またはフィールドのモンスターを指定された枚数分除外し、ドラゴン族融合モンスター1体を融合召喚する!ダークヴルム、スターダスト・ドラゴン、覇王眷竜ダーク・リベリオン、真紅眼の黒竜剣を除外!
覇王龍ズァーク 星12 ATK4000
「!?!?」
「ズァークの効果発動!このカードが特殊召喚に成功した場合に発動出来、相手フィールドのカードを全て破壊する!クリスタルウィングを破壊!」
「ッ!」
「バトル!覇王龍ズァークでダイレクトアタック!!!」
翔太 LP6000→2000
「覇王龍ズァークは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。私はこれでターンエンド」
最早語るまい。ここから先は神のみぞ知る領域ね(大袈裟)。さて、翔太君…どう仕掛けてくる?
「僕のターン、ドロー!効果対象にならず効果破壊出来ない?ならバトルで倒してやる!魔法カード『竜の鏡』!」
「翔太君も!?」
「これが僕の隠れたエース!スターダスト・チャージ・ウォリアーとクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを除外!融合召喚!来い!『波動竜騎士ドラゴエクィテス』!!!」
波動竜騎士ドラゴエクィテス 星10 ATK3200
「波動竜騎士!?……ヤバっ!この状況は……!覇王門無限のペンデュラム効果発動!1ターンに1度、自分フィールドに覇王龍ズァークが存在する場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる!そのモンスターの攻撃力分だけ私のライフ回復する!ドラゴエクィテスの攻撃力3200分回復!」
真由美 LP5000→8200
「構うもんか!『波動竜騎士ドラゴエクィテス』の効果発動!1ターンに1度、墓地のドラゴン族シンクロモンスター1体を除外しその名前とモンスター効果をエンドフェイズまで得る!クリスタルウィングを除外し、波動竜騎士ドラゴエクィテスをクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンにする!」
波動竜騎士ドラゴエクィテス→クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン
「バトル!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンで覇王龍ズァークを攻撃!!!この瞬間、クリスタルウィングの効果発動!レベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする!!!」
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3200→8200
「覇王門零の効果発動!ズァークがいる限り、全てのダメージは0になる!ズァークが戦闘破壊され墓地へ送られる処理はダメージステップ終了時!よってこの戦闘でダメージは発生しない!」
「ターンエンド。これにより波動竜騎士ドラゴエクィテスの効果は終了となる」
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン→波動竜騎士ドラゴエクィテス ATK8200→3200
「厄介ねぇ…ドロー!」
でもいいカード引けた!
「魔法カード『ヒーローアライブ』発動!自分フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合、ライフを半分払って発動できる。デッキからレベル4以下のE・HEROモンスター1体を特殊召喚する!『E・HEROエアーマン』を特殊召喚!」
真由美 LP8200→4100
E・HEROエアーマン 星4 ATK1800
「エアーマンの召喚・特殊召喚に成功した時、デッキからHEROモンスター1体を手札に加える!『V・HEROヴァイオン』を手札に加え、召喚!」
V・HEROヴァイオン 星4 ATK1000
「このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからHEROモンスター1体を墓地へ送る!『E・HEROシャドー・ミスト』を墓地へ送り、シャドー・ミストの効果発動!このカードが墓地へ送られた場合、デッキからシャドー・ミスト以外のHEROモンスター1体を手札に加える!」
「まだ展開してくる…!」
「覇王門零のペンデュラム効果発動!1ターンに1度、もう片方の自分のペンデュラムゾーンに覇王門無限が存在する場合に発動できる。自分のペンデュラムカード2枚を破壊し、デッキから『融合』魔法カードまたは『フュージョン』魔法カード1枚を手札に加える!手札に加えるのは『融合』!そして発動!手札の『E・HEROブレイズマン』とフィールドの『V・HERO ヴァイオン』を融合!融合召喚!『V・HEROアドレイション』!」
V・HEROアドレイション 星8 ATK2800
「アドレイションの効果発動!1ターンに1度、このカード以外の自分のHEROモンスターと相手モンスター1体ずつを対象とし、相手モンスターの攻撃力を選択したHEROの攻撃力分ダウンする!エアーマンとドラゴエクィテスを選択!これにより攻撃力は1800ダウン!」
波動竜騎士ドラゴエクィテス ATK3200→1400
「三つ目のダイスがあろうがこれなら関係無い!バトル!エアーマンでドラゴエクィテスを攻撃!」
「うっ…!」
翔太 LP2000→1600
「そして、アドレイションでダイレクトアタック!」
「それは止める!墓地の三つ目のダイスの効果発動!墓地のこのカードを除外する事で相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」
「ターンエンド…」
トップ解決での戦い…ここから先は運の良い奴が勝つ。ドローカードを引こうものなら──
「僕のターン!魔法カード『強欲で貪欲な壺』発動!」
言ってるそばから引きやがった。どんだけドロー運強いのよ!
「デッキの上から10枚を裏側で除外しデッキからカードを2枚ドローする!自分フィールドにモンスターが存在しない場合このカードは手札から特殊召喚出来る!『WW-アイス・ベル』を特殊召喚!」
WW-アイス・ベル 星3 ATK1000
「その後、デッキからWWモンスター1体を特殊召喚できる。この効果でデッキから特殊召喚したモンスターはリリースできず、この効果を発動するターン、自分はレベル5以上の風属性モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない!チューナーモンスター『WW-グラス・ベル』を特殊召喚!」
WW-グラス・ベル 星4 ATK1500 チューナー
「アイス・ベルはこのカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手に500ダメージを与える!さらにグラス・ベルの効果をチェーン発動!グラス・ベルは召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから『WW-グラス・ベル』以外のWWモンスター1体を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない!『WW-スノウ・ベル』を手札に加える。そして500ダメージ!」
真由美 LP4100→3600
「さらに、チューナーモンスター『WW-スノウ・ベル』は自分フィールドに風属性モンスターが2体以上存在し、風属性以外のモンスターが存在しない場合にこのカードを手札から特殊召喚する!」
WW-スノウ・ベル 星1 ATK100 チューナー
「畳み掛ける!レベル3のアイス・ベルにレベル4のグラス・ベルをチューニング!シンクロ召喚!『WW-ウィンター・ベル』!」
WW-ウィンター・ベル 星7 ATK2400
「ウィンター・ベルの効果発動!自分の墓地のWWモンスター1体を対象としそのモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える!グラス・ベルを選択し800ポイントのダメージを与える!
真由美 LP3600→2800
「続けて!レベル7のウィンター・ベルにレベル1のスノウ・ベルをチューニング!シンクロ召喚!いでよ!『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』!」
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 星8 ATK3000
すごい執念ね。私のレッド・デーモンズと互角くらいの執念だわ。
「バトル!クリスタルウィングでアドレイションを攻撃!この瞬間、クリスタルウィングの効果発動!レベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする!!!これで終わりだ!」
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3000→5800
「あっ…」
慢心、ダメ。絶対…
真由美 LP2800→0
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「……ダメかぁ」
私は次のターンに引くカードを見た。『ミラクル・フュージョン』…勿体無いなぁ。今回は翔太君の執念の勝ちだ。
「すんません、なんか熱くなっちまったッス」
「いいのよ。それに…」
翔太君の背中をギュッと抱きしめた、顔を真っ赤にする彼に私は微笑んだ。
「今日はちょっと男前な翔太君が見られたし♪」
「は、は、離れて!当たってるッス!」
「ちぇー…残念」
名残惜しげに手を離して椅子に座り直すと…翔太君は自分のデッキを片付け始め、また聞いてきた。
「やっぱり、胸がデカくなったんじゃないッスか?」
「え?」
「いつもの制服…なんか胸がキツそうッス。いや、いつもだけど」
私は荷物を片付け急いで戻った。そんなバカな!腹に付いてるはず…!
「……よかったぁ…」
増えた脂肪は胸に回ってくれたみたい。
真由美「巻き尺で測ったらバストサイズが100になってたわ」
翔太「デカイっス…枕にしたいくらいっス」
真由美「じーっ…」
翔太「は、はい!なんでもないっス!それより、デッキ紹介したいんスけど…」
真由美「ごほん!失礼したわね。では、デッキ紹介よ。」
カード総枚数(44)
モンスター(22)
●轟雷帝ザボルグ×3
●E・HEROネオス×1
●覇王門零×2
●覇王門無限×1
●E・HEROエアーマン×2
●E・HEROブレイズマン×1
●E・HEROシャドー・ミスト×1
●V・HEROヴァイオン×1
●覇王眷竜ダークヴルム×2
●召喚僧サモンプリースト×1
●レッド・リゾネーター×2
●冥帝従騎エイドス×2
●天帝従騎イデア×3
魔法(18)
●ハーピィの羽根帚×1
●貪欲な壺×1
●強欲で貪欲な壺×2
●ミラクル・フュージョン×2
●融合×2
●竜の鏡×2
●E-エマージェンシー・コール×2
●ヒーローアライブ×2
●HEROの遺産×1
●フォトン・サンクチュアリ×2
●ワン・フォー・ワン×1
罠(4)
●1回休み×2
●スターライト・ロード×2
EX(15)
●E・HEROゴッド・ネオス×1
●覇王竜ズァーク×1
●E・HEROマリン・ネオス×1
●E・HEROネオス・ナイト×1
●E・HERO The シャイニング×1
●E・HERO Great Tornado×1
●E・HEROエクスリダオ×1
●E・HEROノヴァマスター×1
●捕食植物 キメラフレシア×1
●真紅眼の黒竜剣×1
●V・HEROアドレイション×1
●N・マリン・ドルフィン×1
●スターダスト・ドラゴン×1
●ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン×1
●デコード・トーカー×1
真由美「今回は、ゴッド・ネオスと覇王竜ズァークの二大『出しにくい癖に微妙なモンスター』を出す為のデッキよ。ザボルグで腹を切り墓地にHEROやドラゴン族シンクロ・エクシーズ・融合などを墓地へ落としてミラクル・フュージョンや竜の鏡を使って戦うの」
翔太「ザボルグをサーチする手段は無いみたいッスけど今回は少し変わってるッスね」
真由美「今回はマリン・ネオスも出せるようなギミックも採用したの。マリン・ネオスは唯一エンドフェイズにデッキに帰らないモンスターよ。おまけにハンデスも出来る結構強いカードなの。さらに融合やフュージョン系のカードを手札に加える為にキメラフレシアも採用したのよ」
翔太「ザボルグが引けなくてもHEROとして戦えるように組んでいるのもいいっスね。ただ…今回はレッド・デーモンズを採用してないッス」
真由美「今回はシンクロ召喚するような構築にしなかったの。はぁ…思えばデッキに入れてなかったから負けたのかも…」
翔太「現実逃避はダメっス……」