お待たせしました!
「フッ!ハッ!オラッ!」
「しゅっ!しゅっ!しゃぁっ!」
ヤンキーエネミートの繰り出す木刀の攻撃を、バウトは身軽なステップで全てかわしている。
「ホウ?ナカナカ ヤルナ!」
「まぁね!これくらいは朝飯前だよ!」
「フン、ナラコレナラドウダ!」
そういうと、ヤンキーエネミートの学ランから、同じ学ラン姿のソルジャーエネミートがあらわれ、攻撃をよけるバウトを不意に攻撃した。
「えっ!増援!」
後ロかラ襲うナんテ卑怯ダぞ!
クリエイト達はヤンキーエネミートにたいし文句を漏らすが、ヤンキーエネミートは気にもしなかった。
「カテバイインダヨ!」
そう呟くヤンキーエネミートは攻撃のスピードを速くした。
「勝てば良いか…その考え方嫌いじゃないぜ!」
バウトはそう言うと、ドライバーのダイヤルを回した。
『syou!』
ドライバーから待機音が鳴ると、再びライダーズクーピーを回した。
『syou!バウト!ギラギラsummer!』
そう、音声が鳴ると、バウトの両拳にエネルギーが溜まっていった。
「ウーォ!ラァ!」
そしてバウトは左ストレートを放ち、たたみかけるように右アッパーを叩き込んだ。
「グゥゥ、ヤルナ…ダガオレモマダマケナイ!」
そう言ってヤンキーエネミートは、拳をグローブとメリケンサックが合わさったような拳に変化させた。
「オラァ!オラァ!オラァ!」
「クッ!ウッ!」
ヤンキーエネミートの拳は、ものすごいスピードのラッシュを放つ。
バウトはその攻撃に、防戦一方だった。
「まだまだ、強くなるか…だったら」
そう言うとバウトは再びドライバーのダイヤルを回した。
『ten!』
ドライバーから待機音が鳴ると、バウトは今刺さっているライダーズクーピーを抜いて、ピンク色のライダーズクーピーをさし、そのまま回転させた。
『ten! バウト! フロム spring!』
すると、黄色いラインのはいった青い鎧が弾け、バウトの姿は変わった。
腕と脚の鎧はは春の新芽のような黄緑色で、身体には、左胸から、右肩にかけ桜の木を思わせるパーツのついた桜色の鎧の姿に変身した。バウト スプリングデザインである。
「姿が変わった!?」
本当にナンなんだ、アイツハ
「だから、バウトだよ!」
ペイトの問を軽く受け流したバウトは再びヤンキーエネミートの方を見た。
「フンッ!スガタガカワッタトコロデオレノテキデハナイ」
そう言いながら、ヤンキーエネミートは、木刀を拾い、再び構えた。
「おっ!木刀使うの?だったら俺も!」
そう言うと、バイトは手に持っている青色のライダーズクーピーで宙に歯と刀と銃の絵を描いた。
すると、その三つが合わさり、一つの武器となって実体化した。
『ブレイスキッパー』
刀の先に銃口がついた、歯のデザインが混ざった武器を構え、ヤンキーエネミートに向かっていった。
「フッ!ハッ!オラ!」
「しゅ!しゅ!ショォラ!」
そのまま二人は激しい鍔迫り合いを始めた。
「凄い…あの二人互角にやりあってる」
アァ、あの男ヤルナ…
「タノシクナッテキタゾ!モットタノシマセロ!」
「嬉しいけど、俺的には速く終わらせたいな」
『syou!バウト!ポカポカspring』
そう言うとバウトはいったん距離をおき、肩の桜を模したパーツから、桜の花びらを散らせた。
すると、その花びらが渦を巻き竜巻になって、ヤンキーエネミートを包み込みダメージを与えた。
「楽しい時間はおしまいだ」
『ketu!』
そう言うとバウトはベルトのダイヤルを回しライダーズクーピーを回した。
『ketu!バウト! springフィニッシュ!』
バウトは桜の花びらで相手を包み込み桜のドームを作りそのドームごとヤンキーエネミートを切り裂いた。
「ウワァァァァァァッァ!」
ヤンキーエネミートはそのまま爆発した。
「syu-ryo!」
変身を解除した夏樹は同じく変身を解除した奏多の元へと近づいてきた。
「どうです?見てくれましたか!俺の活躍!」
そう言う夏樹の口元はニヤついていた。
「ど、どうって・・・」
オ前ナニモノダ?
ペイトの問いに夏樹は静かに答えた。
「改めまして稲内 夏樹 またの名を仮面ライダーバウト 全てのエネミートを倒す男です」
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