仮面ライダークリエイト   作:i サウンド

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久しぶりの投稿です。
不定期ですみません。


Draw16 キゴ

「改めまして稲内 夏樹 またの名を仮面ライダーバウト 全てのエネミートを倒す男です」

 

 

 

 

ラボ・アトリエ

 

あの戦いの後、奏多達は夏樹に話を聞くため、ラボに戻っていた。

 

「話してくれないかな、君の事」

 

夏樹に最初に質問したのは奏多だ。

 

「だから名乗ったじゃないですか!俺の名前は稲内 夏樹!あ!もっと知りたいんですか!?なら、好きな食べ物は唐揚げで!嫌いな食べ物は特になしです!」

 

「あのね!そういうことを聞いてるんじゃなくて、何で変身して戦ってるのか聞いてるの!」

 

夏樹の答えた事にたいし、葵が怒りながら何が聞きたいのかを話した。

 

「あー!なるほど!バウトの力は家に届いたんですよ 宅急便で」

 

「は?んなバカな」

 

「本当です…」

 

瞬矢が信じられないと、言わんばかりに言うと、それにたいして答えたのは、冬花だった。

 

「本当です…そのドライバーをはじめに受け取ったのは私でした」

 

回想 稲内家

 

あの時の私達は、早くに両親を亡くして、兄と私達二人の三人で暮らし始めていた時でした、ある日、兄が突然失踪して、それで見つからなくて悲しみにくれている時でした。

 

「……」

 

「グスッ…」

 

ピンポーン

 

静かな部屋にチャイムの音が鳴り響いたんです。私は兄が帰ってきたのかもしれないと思い急いで玄関まで向かいました、でも

 

「お兄ちゃん!」

 

「た、宅急便です」

 

そこにいたのは宅配業者の方でした。

 

「あ!すみません…」

 

「いえ、あの稲内 夏樹様にお荷物です」

 

「え?あ、はいありがとうございます」

 

そうして荷物を受け取った私はその荷物を夏樹に渡しました。

 

「俺、こんなの知らないよ?」

 

「でも、これ間違えなくあなた宛よ?差出人は…メモリーズ…なにこれ」

 

「…開けてみよ」

 

そういって、夏樹はその箱を開けたんです、そしたらそこにバウトドライバーと四本のライダーズクーピーそして手紙が入ってたんです。

 

 

回想終了

 

 

 

「てことがあって俺はこのドライバーを手にしたってわけ!わかっていただけましたか?」

 

夏樹は顔に笑みを浮かべながら、奏多達にたずねた。

 

「あの、手紙には何て?」

 

葵が静かに聞くと、冬花が口を開いた。

 

「ドライバーについての説明と兄の失踪に、エネミートが絡んでいるかもしれないって事が」

 

「え!?エネミートが」

 

奏多がたずねると、今度は夏樹が答えた。

 

「あぁ、だから俺は、すべてのエネミートを倒す そう決めたんです」

 

そう話す夏樹の目は、憎しみを持った鋭い目だった。

 

「まぁ、そういうことだから、これからお願いします!あ!さっきのヤンキーエネミートは俺の敵なんで皆さんはなにもしなくて良いですよ、なんならこれからも!じゃあ失礼しまーす」

 

夏樹はそう言うと、ラボから出ていった。

 

「ごめんなさい…できればで良いの夏樹のフォローをしてあげて下さい あの子止めても聞かないので」

 

そう話す冬花の目は悲しそうだった。

 

「じゃあ…失礼します」

 

そういって、冬花もラボを後にした。その時、冬花はハンカチを落としていった。

 

「あ!稲内さん!ハンカチ!」

 

「奏多!届けてあげて」

 

「うん!」

 

冬花が落としたハンカチを届けに奏多は、ラボを出た。

 

 

 

 

 

 

 

「いた、夏樹!」

 

 

ラボから出た後、冬花は先に歩いていた夏樹に追い付いて声をかけた。

 

 

「あ!姉ちゃん」

 

夏樹は立ち止まり、冬花の方へ振り向いた。

 

「ねぇ、奏多さん達と協力しようと思わないの」

 

「思わないよ、クリエイト奏多さんは正直信用できない なんで戦ってるのかわからないしそんなやつとは協力できない」

 

「で、でも…」

 

「それに、これは俺の戦いだ 俺はなんとしてもアニキを()()()()を取り戻す…その為だけに戦ってるんだからな」

 

そう話す夏樹の目はまた憎しみを持った鋭い目だった。

 

そんな夏樹を冬花は悲しそうな目で見ることしかできなかった。

 

そんな二人の後ろに、静かに会話を聞いていた奏多がいた。

 

 




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