稲内姉弟がいなくなり奏多が戻ってくると、ラボには、重い空気が漂っていた。
「さっきの話、冬花ちゃんのお兄さんがいなくなったのとエネミートが関係してるってどういう事なのかな」
そんな中ではじめに口を開いたのは凛だった。
「多分、エネミートに精神を乗っ取られてるんだと思う」
その言葉に最初に反応したのは葵だった。
「うん、俺はエネミートに接触してるからわかる気がする…あいつらは一人一人が意思を持ってる 」
「今更だが、エネミートはレベルがあり、そのレベルは4つ最初のレベル1は実態が無く人間と契約するとレベル2 そのまま感情が爆発するとレベル3 そしてエネミートが完全に意識を乗っとるとレベル4 この前倒したアイアンがそれだ だからアイツらのアニキもレベル4になってしまったのかもな」
葵の答えにペイトも補足して答えた。
「そっか…そう考えると俺や千枝さん危なかったのか…」
ペイトの補足を聞いた瞬矢が自分の過去を振り替えっていた。
「奏多がいなかったら、俺や千枝さんは今頃エネミートに乗っ取られていたかもしれないってことだろ だから危なかったなって」
過去に一度エネミートとなっていた瞬矢は自分がどれだけ危なかったかを自覚していた。
「確かに、他にもそういう人が多くいるかもしれない…そんな人達のために奏多は戦ってるんだから私達もサポートを頑張っていきましょう!」
「「おぉー!」」
葵の言葉に瞬矢と凛が燃えていた中、奏多は先程の二人の会話が気になっていた。
≪「これは俺の戦いだ 俺はなんとしてもアニキを限アニキを取り戻す…その為だけに戦ってるんだからな」≫
(…何か嫌な予感がする…)
???
「う~ん」
クイーンは一人頭を悩ましていた。
「どうしたんです?クイーン」
そんな彼女のそばに、ブックがあらわれた。
「いやね、適当に放ったエネミートなんだけど、変なことになってきちゃって」
「変なことってなんだ?」
そう尋ねながら、オーバーがあらわれた。
「そいつね、なかなか進化しないしそれに新しい仮面ライダーまであらわれるしで」
「なるほどな、新しい仮面ライダーかそれは挨拶にいかねばな」
そう言うオーバーの顔は笑っていた。
「なるほど…では我々も最初の仮面ライダーに挨拶をしましょうかねクイーン」
ブックがそう言うとクイーンも笑いながら「えぇそうね」と答えた。
「じゃあ…行くか」
「ええ」「うん」
そうして、三人は館から出ていった。
翌日
休日のこの日、この町のショッピングモールでは静かで穏やかな時が流れていた。
「さぁ、リベンジマッチだ…」
この時までは…。
ドガーン
「お!?なんだ!」
「もしかしたらエネミートかも」
突然の爆発音を聞いた稲内姉弟はその現場まで走っていった。
「今の爆発、エネミートかも」
「えぇ、いそぎましょう!」
奏多達も現場に向かっていると、目の前に三人の人影が現れた。
「ここから先に行かせるわけにはいかないな」
「あなた達はここで」
「私たちがお相手しましょう」
その人影の正体はオーバー、クイーン、ブックの三人であった。
「え!」
「この人たちってあの廃校の時の」
葵達は、ホラー・エネミートの事件の時を思い出していた。
「なんであなた達がここに?それに・・その言葉の意味って・・・?」
奏多はそう尋ねると、オーバーはドライバーネミートコアペン二人もそれぞれのネミートコアペンを取り出して答えた。
「クリエイト、君はここで俺たちと戦ってもらう」
オーバーのその言葉で奏多達は警戒し、ブックとクイーンはエネミートの姿に変身した。
「え!エネミート」
カナタ、気ヲツケロ、こいつらカンゼンタイだ!
「え!」
「ハ!ハ!流石良くわかったな、でも俺は少し違う・・・変身」
『バッドアイディア!オーバー』
オーバーの姿は仮面ライダーの姿に変わり奏多は驚愕した。
「あの時の仮面ライダー!」
「さ!クリエイト俺と戦え!」
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