仮面ライダークリエイト   作:i サウンド

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Draw2 戦うpretext

日が暮れて、二人と一本はペンの話を聞くため、奏多の部屋に来ていた

「それで?あなたはいったいなんなのよ?」

ベットの上に腰かけた葵がペンに問い詰めた。

別にイイケドヨ、スコシマッテクレヨ

と言うとペンはひとりでに何かを書き出した。

「何をしてるの?」

オレノ体を作ってる。

そうしてペンはベルトに似たペンたてを描き終えた、するとその絵が実体化してペンがそこに収まった。

「ふぅ~ようやく落ち着いたよこれで、喋られる。」

「え?さっきまで喋ってたよね?」

「あれは、喋ってるというより、お前らで言うテレパシーって奴に近いんだ。だから、言葉を放ってるわけじゃないから疲れるんだよ。」

机の上のペンたてにはディスプレイがついており、ペンは顔文字のような顔で疲れたという顔をしている

バァン!

「そんなことより!あんたはいったいなに?奴等のコトを知ってるってことは父さんの事も知ってるの?」

葵は机を叩き少しイラついた口調でペンにつめよった。

「ん?あぁーそうだったな俺のコトを話すんだった。俺はエネミート!名前はまだない!」

「「へぇー!エネミートか……エネミート!!」」

「おぉ、息ぴったりだな」

二人は口を開けたまま固まってる。

「エネミートつっても奴等とは違う。純粋なフィーレナジーで動いてる。」

「フィーレナジー?なにそれ?」

「昔、父さんが残した資料に書いてあった気がする、人の感情のエネルギー?だったと思う。」

「そうそう、フィーレナジーは人の感情をエネルギーに変え、電気なんかの代わりに使えるよう原島涼夜が研究してた物だ、このペンはそのエネルギーのコアにするため開発してたものだ」

「ふぅ~ん、でも、なにが違うの?君とあの蜘蛛みたいのとは」

「エネミートはフィーレナジーで動く。エネミートはそのフィーレナジーをコアに溜めることによって産まれる、奴等は<ネミートコアペン>によって人間の負の感情を吸収して実体化する」

「じゃああなたは、そのライダーペンを使ってこうして話せてるの?」

そう言いながら葵はペンたてからペンを引き抜いた。

オイ!抜くなよ疲れるだろ!

「あぁ!ごめんごめん!」

葵は慌ててペンを戻した。

「ふぅーその通りだ!因みに俺は一番最初に作られたコアらしい」

「へぇーお父さんに?」

「いや?確かに…研究所にはあんたの父さんはいた、だけどもう一人いたぞ?二人で作ったんじゃねぇか?」

「え?嘘?…誰?」

「そこまでは、産まれたばかりでよく覚えてないんだ。」

「ところで?昨日言ってた生み出した人間って?」

「あぁー、生み出したってのはちと誤解があるネミートコアペンにはエネミートの本体が眠っているんだその本体を人間の身体を使って培養?して動ける身体をてにいれる事ができる。」

「どういうこと?」

奏多が首をかしげていると葵が口を開いた

「簡単に言うとね、コアペンを身体に刺すことでエネミートに、変身するの?」

「そうそのとうりだ、よく知ってるな?」

「昨日見たのよフードを被ったたぶん女がコアペンを射して変身したのを」

葵は昨日の事を思いだしていた

「そうなのか…」

「うん、葵様変身したのが誰だかわかる?」

「ううん、解らない…」

「そうなんだ…ってもうこんな時間か、って葵様大丈夫?」

「え?なんで?」

「なんでって明日でしょ?葵様の出たパズル全国大会の開幕式じゃなかったっけ?一ヶ月前に出た地区予選大会で優勝したじゃん」

「あぁーそうだったーー!ごめんね!私帰るから、二人で仲良くね!」

「うん!明日見に行くから!それから明日はパーティーもあるから忘れないでねー!」

「うん!解った!じゃあ!おじゃましました!」

そう言って葵は慌てて家を出た。

「パズル大会?なんだそれ?」

「あぁー、全国からパズル好きの人たちが集まってパズルの腕を競いあうんだよ、でも、葵様の出るパズル大会は少し変わっててね、地区大会では一対一のパズルゲームで勝負するんだよ、それで全国大会の開幕式で事前にパズルの種類を公表して次の日に一斉にパズルを解くんだよ」

「へぇー、そうなのか、面白そうだな」

ペンたてのディスプレイに写っている目はキラキラしていた。

「う~ん…僕はそうでもないかな…」

その表情を見て苦い顔をしていた。

「そうなのか?それにしても葵、頭良いんだな。」

「うん、まぁね!この前の地区大会の決勝の試合はほぼ葵様、相手をコテンパンにやっつけてるから、映像あるけど見る?」

「おぉ!みるみる!」

こうして、二人は一緒に動画を見始めた。

そこに映っていたのは、葵と対戦相手の女性だった、

動画を始めた場所は対戦前のインタビューの所ようだった。その映像を見たペンの顔が一瞬真剣な眼差しに変わったことを奏多は気づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 パズル大会 会場

 

一人と一本は大会の会場の前に立っていた。

オイ!奏多早く入ろうぜ?何してルンだよ?

「まぁ、そう言わないでよペイト!クラスメートを待ってるんだよ。」

クラスメートかならしょうがない…まて、ペイト?なんだそれ!?

「ペンとクリエイトでペント!良いでしょ!あの戦士の名前をクリエイトにしたんだ!」

あぁ!そうかよ、まぁ名前ありがとな!

「いえいえ全然‼」

「おーい!奏多くーん!」

「奏多~!」

二人?が話していると奏多を呼ぶ声がした。

「あぁ!委員長‼瞬矢!」

「お待たせ奏多君!」

「他の皆は?」

「あぁ、原島さんのパーティーの準備でこれないってそれで代表者で俺達二人が来たって訳だ。」

 

委員長と呼ばれるこの少女は仲門 凛17歳

舜矢と呼ばれるこの少年は鹿良 瞬矢 17歳

奏多と葵のクラスメートである。

 

「そうなんだ、パーティーの場所ってどこでするの?」

「いつものcafe Vestigesだよ! 」

「準備が終わり次第そこに向かうって感じだな!」

「そうなんだ!じゃあ入ろっか!」

「おう!」「うん!」

三人と一本は大会の会場へと入って行った。

 

「クソ、認めない、あの女だけは…」

その近くでネミートコアペンを握りしめフードを深く被った女性に気づかずに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大会控え室

「はぁー、開会式でも緊張するなぁ、やっぱり…地区大会でも、緊張で良い勝負できなかったし…ん?奏多からメール?」

緊張で落ち着かなかった葵は奏多からのメールを確認するためスマホのメッセージアプリを開いた。

 

 

[委員長と瞬矢と一緒に見てるよ!頑張って下さいね!

それから、パーティーはいつものVestigesで行います!終わったら合流しましょ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ps.約束していたこの前の地区予選の決勝の動画遅くなりましたが送りますね!]

 

 

という内容だった。

これを見た葵は、緊張が少しほぐれたように見えた。

そして、奏多から送られてきたメールを見ると、あることに気がついた。

「ん?この声って…もしかして!?」

 

 

ジリリリリリン

 

突如警報の音が部屋に鳴り響いた。

何事かと控え室の外に出てみるとスパイダーエネミートが、暴れていた、

「ミつケた!イっショにキなサい!」

そう言ったスパイダーエネミートは彼女の足元に触手を伸ばした

「キャ、何でこんなことするの?」

「キまッてイるフくシュうヨ!」

 

「待て!」

スパイダーエネミートは声のする方を向くとそこには

「騒ぎを聞いて来てみれば、また、あなたですか?エネミート!」

奏多がいた、警報が聞こえた奏多は凛たちと離れ騒ぎの場所へと来たようだ。

「マたアなタ?でモいイわ、モうマけナいカら」

そう言うとスパイダーエネミートは突如黒い光に包まれた。

気を付けろカナタあの嬢ちゃん不味いぜ?

「え?不味いって?それに嬢ちゃんって?」

「やっぱり、あなたなの?千枝さん?」

葵がスパイダーエネミートを問い詰めると、変身を解除した。

「そうよ?あなたに負けた池崎千枝よ?でも、何で解ったの?」

「あなたのインタビューの動画を見たときに、アなタの声を聞いてスパイダーエネミートの声と似てたからもしかしたらと思って、でもなんで?こんなことを?」

「なんで?それはあなたに復讐するためよ。あの予選大会の日に私の人生をめちゃくちゃにしたあなたにね!」

そう言って、彼女はネミートコアペンを身体に射し、スパイダーエネミートに変身した。

その姿は先程とは少し異なっており背中に翼のような蜘蛛の脚が生えていた 。

やっぱり、不味いぜ、レベル3になりやがった。

「レベル?なにそれ?」

エネミートにはレベルがアル、詳シイコトは後だ兎に角コレ以上レベルが上がるとヤバイ早くコアペンと彼女を引き離すんだ!

「解った!」

そう言って、ドライバーを取り出した奏多だが、そのドライバーをスパイダーエネミートがはいた糸に弾かれてしまった。

「ジャまサせナい!」

そう言って彼女は葵を糸で拘束して壁を壊し逃げて言った。

「どうしよう?逃げられた!」

オイ!ライダーペンを使って速さなもん、描け!それで追うぞ!

「わ、解った!」

そう言って、奏多はドライバーを腰に巻きライダーペンでバイクを描き出した。

 

マシンテンペスター

 

良イバイクだな?乗れるのか?

「まぁね、一応免許は持ってる。」

ソウカ、なら追うぞ!

「うん!変身!」

 

『グッドアイディア! ベース!』

『未来を描くぜホワイトキャンバス!真っ赤なラインの烈火のベース!』

 

 

クリエイトはテンペスターにまたがり、エネミートを追いかけだした。

 

 

採石場

 

スパイダーエネミートは拘束した葵を乱暴に寝かせ変身を解除した。

「ここまでこれば、誰にも邪魔はされない、ここであなたを痛めつければもう二度とパズルも出来なくなるわね?」

寝かせた葵に顔を近づけ彼女はそう言った。

「私が何をしたっていうのよ?」

「お前は私に勝った、そのせいで私は、友達との約束を守れなかった、病気で入院していた友達にトロフィーを見せると約束したのに、負けた」

「大会に負けただけで?それだけで?」

「それだけじゃない、その後にあなたが言った言葉を覚えてる?」

 

 

(「試合後のインタビューとか時間のムダ早く帰りましょう」)

 

「その言葉を聞いて腹がたった何でこんな奴に負けたんだろうってだから復讐しようと思ったのよ。この力で!」

そう言ってまた彼女はスパイダーエネミートへと変身した。

「キがカわッたワ!アなタはニどトくチをヒらケなクしテあゲる!」

 

ブゥゥゥン!

 

バイクのエンジン音が聞こえて音にクリエイトが見えた。

「そこまでだ!もうこんなことやめろ!」

「ウるサい!」

そう言って彼女は糸を弾丸のようにしてクリエイトめが

けて撃ち込んだ!

「ヤッベ!」

 

クリエイティブレード

 

「フッ!ハッ!」

とっさに剣を召喚したクリエイトが糸を弾いた。

 

クッソ!近づけないよ、

「う~ん…そうだ!相手は蜘蛛だ、なら!」

 

そう言ってクリエイトはマグカップの絵を描きだした。

「コレでも食らえ!」

そう言ってマグカップの絵をスパイダーエネミートにぶつけた。

「ナにヨこレは?」

「フッフ~ン!それはコーヒーだ!」

「「はぁ?」」はぁ?

「ナにヨそレ!ばカにシてルの!?」

怒ったスパイダーエネミートは糸の弾丸を吐き出しただがしかし、

「狙いが定まらない、それになんかフラフラする」

スパイダーエネミートはその場に膝をついた、

「あなたが蜘蛛に近くて助かったよ!蜘蛛はカフェインに酔う性質を持っている!だからコーヒーを使って攻撃したのさ!」

「クそ!」

「さぁ!これで完成だ!」

クリエイトはライダーペンをクリエイティブレードに挿し込んだ。

 

『イントロダクション!ベース!スラッシュフィニッシュ!』

 

エネルギーを纏った剣でスパイダーエネミートを両断した。

「うぁぁぁ!」

両断した切り口から千枝が出てきた事を確認したクリエイトは残ったコアペンを砕いた。

 

 

 

「クソ!何でそんな奴が…救われるのよ…」

千枝は悔しそうに地面を殴っていると変身を解除した奏多が彼女に話しかけた

「千枝さんってあなたですよね?地区大会のときに葵様が言ってましたよ(彼女に悪いことしちゃったかなって、友達との約束を私のせいで果たせなかったから…)ってずっと言ってましたよ‼」

「え?嘘よ!だってあの時あんなことを」

「あれは、あなたを早く友達の元へ行かせたくて…インタビューなんかしなくて良いって言おうとしたんだけど緊張で上手く話せなくて、でも、それであなたを傷つけたのなら本当にごめんなさい…」

「それじゃあ、すべて私のため?」

「そうだと思いますよ?葵様不器用ですから」

「ウ、ウウごめんなさい…ごめんなさぁーいウウ」

千枝は涙流しながら葵に謝った。

葵はそんな千枝を優しく抱き締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

cafeVestiges

 

事件は終わり二人は千枝と一緒にパーティー会場に来ていた。

何故千枝も一緒にいるかというと葵への償いがしたいと言った千枝に葵が与えた罰≪自分と仲良くすること≫という罰を与えたためここにいる。

「開会式出なかったけど大丈夫?葵様?」

「 大丈夫よ!全種類のパズルを練習するから、ね!千枝さん!」

「うん!私に出来ることなら何でもするよ!」

彼女はネミートコアペンの毒素で心が歪んでいたらしく、今は本来の優しい性格に戻っている。

「それでは、みなさん葵ちゃんの地区予選大会優勝を祝うのと明日の全国大会優勝を願ってカンパーイ!」

 

カンパーイ!!

 

 

凜の乾杯の音頭で皆が盛り上がり、楽しみだしたのを見た奏多は、一人カウンターに移った。

 

「おい、どうした?一人だけこんなとこ来て?」

 

「輪鳥さん!別にちょっとね」

 

奏多に話しかけた男性は 輪鳥 繁則 45歳

このcafe Vestigesオーナーだ

 

「そうか?…ん?そのペンお前どうした?」

輪鳥は奏多の胸ポケットにあるライダーペンを指差してたずねた

「最近貰ったんだよ、でも、このペンがどうかした?」

「いや、な、昔来たお客さんにそれに似たペンを持ってきてこう言ったんだよ、

「これと似たペンを持ってきてた人がいたらこれを渡しておいてくれ必ずここに来るから」ってな」

「え?それって?」

「詳しいことは解らないがな…おぉ!あったあったコレだこれを置いていったんだよ!」

「これって!?」

輪鳥は奏多の前に預かった物をおいた。

それは、部屋の鍵とペンを入れるホルダーのようなもの、

そしてなにより目についたのは、3本の真っ白なライダーペンだった…

 




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